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「老人のようなダンス」「奇行」...お騒がせの65歳マドンナ、今度はライブのゲストをめぐり批判が殺到

ニューズウィーク日本版 / 2024年1月28日 7時25分

マドンナ(2015年11月、プラハ) yakub88/Shutterstock

<デビュー40周年記念「セレブレーション・ツアー」が好調のマドンナだが、ゲストに呼んだコメディアンをめぐって批判を受けている>

ポップミュージックの女王マドンナは、論争には慣れっこだ。ここ2年ほどは容姿が激変したことに対する「整形疑惑」や「奇行」などで世間を賑わせ、最近ではライブ中のダンスが「まるで老人」だと攻撃された。そして現在は、コンサートのサプライズ・ゲストにコメディアンのエイミー・シューマーを呼んだことで、オンラインで非難されている。

■【動画】「もう引退しては」「恥ずかしい」の声も...マドンナ、ツアーで見せたダンスに「まるで老人」の声

65歳のマドンナは、「セレブレーション・ツアー」の真っただ中にある。シンガーソングライターとしてのデビュー40周年を記念した、自身12回目のツアーだ。ヨーロッパと北米にまたがる79日間のツアーは、2023年6月に始まる予定だったが、マドンナが「深刻な細菌感染」で入院したため、10月まで延期された。

マドンナは2024年1月23日夜、米ニューヨークにあるマディソン・スクエア・ガーデンのステージに現れた(2023年12月にニューヨークのブルックリンで行われた公演では、2時間以上も遅れてステージに登場していた)。

マドンナは今回のツアーで、セレブリティーのゲストを、その夜の「ダンスホールの女王」としてステージに招いている。マドンナはゲストとともに、周りでパフォーマンスするダンサーたちに点数を付ける。過去には、デザイナーのドナテラ・ヴェルサーチェ、モデルのジュリア・フォックスなどが招待されてきた。

ガザ紛争に対する姿勢をめぐり炎上中のゲストが登場

マドンナは「ヴォーグ」のパフォーマンス中、ダンサーの審査を手伝ってもらうため、シューマーをステージに呼んだのだが、これがオンラインで批判を集めている。シューマーは最近、さまざまな論争を巻き起こしているためだ。ガザ地区におけるイスラエルの軍事作戦を巡っては、オンラインでたびたびイスラエルへの支持を表明して炎上している。

ハマスが2023年10月7日、イスラエル南部で前代未聞の大規模攻撃を仕掛け、パレスチナの状況悪化に対する報復だと説明した。イスラエルはこれに対し、ガザ地区を何百回も空爆し、大規模な地上作戦を開始した。

AP通信によれば、イスラエルで少なくとも1200人、パレスチナで2万5490人の命が奪われた。ガザ地区では、多数の負傷者と150万人以上の国内避難民が出ている。

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