1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

プーチンがナワリヌイの次に「餌食」とする反体制派の指導者は誰か?

ニューズウィーク日本版 / 2024年3月12日 17時1分

カラムルザは過去に2度にわたり毒殺未遂で命を落としかけたことがあり、ロシアの刑務所の劣悪な医療体制を考えると、健康状態への不安はひときわ大きい。

一方、あまり知られていないが、ロシアの政治犯の中には宗教上の理由で収監されている人物が非常に多い。

その割合は、メモリアルによれば全体の3分の2近いという。03年に非合法化されたイスラム主義国際政治組織「ヒズブ・タフリール」のメンバーも大勢収監されている。

17年に「過激派団体」に指定された「エホバの証人」も厳しい取り締まりの対象になっている。17年以降に受けた強制捜査の回数は2000回以上、刑事告発された人数は794人に上ると、アメリカで同教団の広報担当を務めるジャロッド・ロペスは言う。

「ロシア政府が宗教弾圧の手を緩める兆しはない」と、ロペスは語る。

「それどころか、最近は激しくなる一方だ」

From Foreign Policy Magazine

夫人が危ぶむカラムルザの命



エイミー・マッキノン(フォーリン・ポリシー誌記者)


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください