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ISが犯行声明を出しているのに「ウクライナの仕業」とするロシアに「既視感がある」

ニューズウィーク日本版 / 2024年3月25日 12時40分

「いずれにせよ戦時中の今、ロシア政府は弱腰になることはおろか、弱気を見せる余裕もない」

数週間前の3月7日、モスクワの米大使館は現地のアメリカ人に次のような警告を発していた。

「当大使館は、過激派がコンサートを含むモスクワの大規模な集まりを標的にした、差し迫った計画があるとの報告を注視している。米市民に対し、今後48時間は大規模な集まりを避けるよう勧告する」

プーチンとロシア治安機関には、1999年に起きた高層アパート連続爆破事件は自作自演の「偽旗作戦」だったと非難された過去がある。この攻撃は公式にはアラブ人武装勢力と反ロシアのチェチェン過激派の犯行とされた。

300人以上が死亡した一連の爆弾テロは、結果的にプーチンを大統領の座に押し上げ、本格的なチェチェン侵攻のきっかけとなったのだった。

モスクワ郊外での銃乱射事件・コンサートホール内

Eyewitness footage inside concert hall during attack | Moscow shooting/The Telegraph

  

ジェイソン・レモン


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