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英供与車両から巨大な黒煙...ロシアのドローンが「貴重で高価な装備」に猛スピードで直撃・爆破する瞬間

ニューズウィーク日本版 / 2024年5月13日 21時35分

ウクライナへの武器供与を増やすという英国の約束により、長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」、防空兵器、装甲車両、ドローン、船舶、400万発の小火器弾薬が追加で供給されることになる。

今月7日、ロシア軍はポルタヴァ、キロヴォフラード、ザポリージャ、リヴィウ、イヴァノ=フランキウシク、ヴィーンヌィツャといった地域のエネルギーインフラを標的とし、巡航ミサイル、弾道ミサイル、ロケット弾、「シャヘド」ドローンを夜通し発射したと、ウクライナ空軍のミコラ・オレシチュク司令官は述べている。

ウクライナ側は、それらのミサイル55発のうち39発、ドローン21機のうち20機をウクライナ軍が撃墜したとしているが、ウクライナ最大の民間エネルギー会社DTEKは、攻撃を受けて3つの火力発電所が損傷したと報告している。

一方、ウクライナ東部のルハンスク州でロシアが占拠し設立させたルガンスク人民共和国のトップ、レオニード・パセチニク氏によれば、同地域のエネルギー施設が7日、ウクライナ軍によると見られる攻撃を受けて被害を受けたという。同地域の石油貯蔵施設が「陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)」に攻撃されたとのことだ。

ウクライナは直近数カ月でロシアのエネルギーインフラへの攻撃を強化しているが、多くの場合、直接的には関与を認めていない。

(翻訳:ガリレオ)

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