<3分解説>ポルトガルってどんな国? 480年もの交流の歴史を持つ、日本が「初めて出会った」西欧
ニューズウィーク日本版 / 2024年5月18日 12時3分
過去の万博
1970年大阪万博:「人類の進歩と調和」をテーマとし、美術、科学、技術、思想、医学の面においてポルトガルが日本の近代化に果たした役割を紹介。現代のポルトガル社会を見せる展示も含まれた。
2005年愛知万博:「自然と歴史-陸地のはじまりであり、海の終わりであるポルトガル」をコンセプトに、ポルトガルと日本の文化的交流を紹介。パビリオン内では、ポルトガル名物を味わえるランチボックスを販売。
2020年ドバイ万博:大航海時代を思わせる船の形をしたパビリオン内では、「A World in One Country」をテーマとし、人々や自然の多様性をアピールする展示がされた。また、ポルトガル料理といったブルーエコノミー(海に関わる経済活動)も紹介。
特産品
ワイン:全国で優れたワインが作られ、それぞれの生産地の名を冠したワインが沢山ある。特にポルトガル第二の都市で作られたポルトワインが有名。
アズレージョ:青色が特徴的な装飾タイル。イスラム教徒から伝わり、ポルトガルが独自に発展させ、建物外部の装飾として使われるようになった。
(写真AC)
コルク:ポルトガルはコルクの生産が世界一。ワイン栓のみならずキッチン用品やファッション雑貨としても人気
バカリャウ:タラの塩漬け。豊富な海産物の中でも、バカリャウを使ったレシピは365もあると言われているほど定番の国民食。
景勝地
ジェロニモス修道院:ヴァスコ・ダ・ガマによるインド航路発見を記念して建てられた修道院。貝やロープなど公開をモチーフにした細かな装飾が特徴的なマヌエル方式の代表的建築物。
(写真AC)
発見のモニュメント:高さ52メートルの帆船をイメージしたモニュメント。大航海時代を記念して作られた。エンリケ航海王子をはじめ、何人もの大航海時代の偉人たちがあしらわれる。
(写真AC)
ロカ岬:ユーラシア大陸最西端の岬。「地終わり、海が始まる場」という有名な詩人の言葉が刻まれた石碑が立ち、最西端到達証明書も受領できる。
ドン・ルイス一世橋:美しいアーチが特徴的な二層構造の橋。橋の上からは、世界遺産のポルトの街並みとドウロ川が見渡せる。
(写真AC)
マデイラ諸島:「大西洋の真珠」と呼ばれる島々で、リゾート地として人気。豊かな自然と絶景を背景としたアクティビティのみならず、食や祭りなどユニークな文化が楽しめる。
著名人
クリスティアーノ・ロナウド(1985年~)...世界最高選手賞バロンドールを5回受賞したプロサッカー選手。世界最高の名門クラブで活躍し、チャンピオンズリーグ得点王受賞数は世界最多の7回。
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