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「サイバー性暴力」をもう放置できない...虐待サバイバーとして声を上げる意味とは

ニューズウィーク日本版 / 2024年5月24日 14時5分

長年にわたり世界中の女性に対する暴力を取材してきた私は、自分の経験を語ってくれた勇気ある女性たちに背中を押されて、自分も語ろうと思えるようになった。

地中海を渡れるはずもないボートでヨーロッパを目指して溺れた人々の救助活動を取材していたときのことだ。

NGOの船内で会った難民のフィリーは、リビアで集団レイプされ、その一部始終を男が撮影していたという。彼女は自分の痛みと恐怖にもかかわらず、人々に知ってほしいと言った。「ほかの女性や少女を守りたいから」

私が声を上げることで、誰か1人でも女性に希望を与えることができ、デジタル空間における女性の権利を向上させることにつながるなら、それだけで大きな成果だ。

サラ・チンキュロバのX(旧ツイッター)

So nice to see my story published in Japanese! pic.twitter.com/hHgWZEKit2— Sara Cincurova (@Sara_Cincurova) May 21, 2024

 

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