ウクライナ、ロシア国境奥深くの石油施設に猛攻 アメリカは不満
ニューズウィーク日本版 / 2024年5月28日 15時51分
だが米国防総省のチャーリー・デイツ報道官は5月中旬、本誌の取材に対し、アメリカは「ロシア領内への攻撃は支持しないと、ウクライナには非常に明確に示している」と発言した。
「我々がウクライナに供与している武器は、クリミア半島を含むウクライナ領内での使用を前提としている。ウクライナ政府もそれは理解している」とデイツは語り、こう続けた。「ロシアの石油精製施設を標的にすれば、世界全体の安全や安定にマイナスの影響を与える恐れもある」
北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、5月25日に公開された英エコノミスト紙とのインタビューで、NATO加盟国は「ウクライナに供与した兵器に課している(武器使用は国内に限るという)制約を撤廃するべきか否かを検討する」べきだと発言している。(翻訳:ガリレオ)
【動画】攻撃を受けて燃え上がるロシアの製油所
【動画】Xに投稿された石油施設攻撃のクローズアップ映像
At night in Russian Izhevsk, a "former" shopping center was burning , where drones began to be produced in 2023.According to rosZMI, self-developed Granat-4 drones were assembled at this productionAlso, the oil base in the Kursk region was also burning nicely pic.twitter.com/g2mW9rHygE— Sharky (@Jamie04381095) February 17, 2024
Oil depot in Bryansk burning, powder plant in Tambow burning, large protests still going on in Bashkortostan & Russian soldiers are tying nooses around their necks. Everything is going according to plan. pic.twitter.com/7OYqXvwYnh— Rocke Fella - NAFO Raccoon Spec Ops (@NAFORaccoon) January 19, 2024
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