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人民元は米ドルと並ぶ「基軸通貨」となれるのか?

ニューズウィーク日本版 / 2024年6月4日 9時24分

ALEXSAVA/ISTOCK

ニューズウィーク日本版編集部
<国際取引で人民元の使用が広がっている。代表格が、ウクライナ侵攻でグローバル金融システムから締め出された形のロシアだ。データでみる人民元の現在の地位>

昨年12月時点で、ロシアの貿易決済の約3分の1を人民元が占めていた。

バングラデシュ政府は昨年4月、国内で建設中の原子力発電所について、融資元のロシアに人民元で代金を支払うことで合意。

昨年11月には、サウジアラビアが中国と約70億ドル規模の現地通貨スワップ協定を結んだ。ただし、人民元が国際取引決済に占める割合はまだわずかだ。

3月には4.5%に上昇したものの、米ドルが今も約47%を占めている。昨年10~12月期の世界の外貨準備高のうち、人民元の比率は6番目で、2.29%にとどまった。

3分の1

昨年12月時点のロシアの貿易決済に人民元が占めた割合

4.5%

今年3月の国際取引決済に人民元が占めた割合

47%

今年3月の国際取引決済に米ドルが占めた割合

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