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1人だけ完全停止...バイデンの姿がテイラー・スウィフト界隈でミーム化 「これは私だわ」と共感の嵐

ニューズウィーク日本版 / 2024年6月18日 18時2分

失言のほか、米大統領専用機エアフォースワンの階段でつまずくといった身体機能の低下を例に挙げ、大統領にふさわしくない証拠だと指摘する者もいる。

ホワイトハウス報道官のアンドリュー・ベイツは、ジューンティーンスのイベントの動画について、バイデンは動きが止まっていたのではなく、ただ踊らなかっただけだ、と反論している。

ベイツは本誌宛ての声明で、次のように説明した。

「政界で最もファクトチェックされている団体の一つが、間違った主張をしている。動画の中で誰かが踊っていないというだけで、本人は決して動きを止めていないのに『フリーズした』と彼らは主張しているのだ」

「動画の中では、同じように行動している人たちがほかにもいる。私たちは以前からRNCを心配している。彼らがバイデン大統領を、ヒーロー犬をなでた、アイスクリームが好きだ、妻を尊敬しているといった理由で攻撃してきたからだ。彼らが、必要とする支持を得られることを願っている」

スウィフトは、5大陸で152公演という記録的なエラス・ツアーの真っただ中だ。ツアーは2023年3月17日に始まり、米国、オーストラリア、アジア、メキシコ、南米を回った後、2024年春、ヨーロッパに到達した。

ツアーメンバーは、16人のバックダンサー、4人のボーカリスト、専属のライブバンドで構成されている。

3時間半にわたる公演では10幕44曲を披露。それぞれの「エラ(時代)」は、これまでに発表したアルバムやキャリアにおける時代からインスピレーションを得ている。

ただし、11枚目のアルバム「ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント(The Tortured Poets Department)」が4月に発売されたことを受けて、現在はセットリストが変更されている。

スウィフトは8月中旬にヨーロッパツアーを終了し、米国のマイアミ、ニューオーリンズ、インディアナポリスに向かう。その後、ツアーの締めくくりとして、11月と12月にカナダで複数の公演を行う予定だ。

最後の公演は、スウィフトが35歳の誕生日を迎える5日前の12月8日、カナダのバンクーバーで行われる。

(翻訳:ガリレオ)

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