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ロシアの背後を脅かすNATOと航空自衛隊の共同訓練

ニューズウィーク日本版 / 2024年7月23日 19時0分

三沢基地で実施されるこの共同訓練には、日本側からもF-35A戦闘機4機が参加する。三沢基地は、本州北部の青森県にあり、米軍と日本の自衛隊が共同で使用する。

日本での共同訓練ののち、欧州各国の空軍機および要員は、ハワイとオーストラリアに向かい、さらに2つの共同訓練に参加する予定だ。

ドイツ空軍トップのインゴ・ゲアハルツ総監はこれらの共同訓練について、インド太平洋地域におけるドイツの安全保障上のパートナー諸国の対応能力を高め、緊急時にもルールに則った国際秩序の原則を施行する能力をつけるのに役立つと語った。

日本の自衛隊は、NATOとの共同訓練は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に寄与すると述べた。これに対して、ロシアと同じく日本との間に領土問題を抱えている中国は、日本はアジア太平洋におけるNATO拡大の急先鋒となるべきではないと反発している。



中国外交部の林剣報道官は、7月12日に北京で行われた記者会見で、NATOは冷戦時代の遺物だと述べ、「それにもかかわらず地域の緊張を煽り、陣営間の対立を誘発して、アジア太平洋地域の国々に深く関与するための口実を作り出している」と批判した。

(翻訳:ガリレオ)

【画像】百里基地に到着した仏ラファール戦闘機

空自のF-2支援戦闘機(左)と仏ラファール戦闘機(右)と両国の要員



【マップ】百里基地、千歳基地、三沢基地とロシアのウラジオストク

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