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海を背景に、ビキニ姿で「セクシー自撮り」を撮影中の女性を襲った「思わぬ悲劇」が注目集める

ニューズウィーク日本版 / 2024年8月19日 20時35分

同研究によると、「自撮り依存症」という用語が誕生したのは、2014年に広まった悪ふざけのデマがきっかけだった。そのデマとは、米精神医学会(APA)が「『自撮り依存症』という新しい精神疾患の基準を確立した」という内容だ。

それ以降、「自撮り依存症」現象は、何度か研究対象になってきた。2018年に医学誌『インターナショナル・ジャーナル・オブ・メンタルヘルス・アンド・アディクション』で発表された研究論文もそのひとつだ。

その研究では、自撮り依存症を招く根本的原因として6つが挙げられている。つまり、「環境的な向上(気分向上、自己表現、良い思い出作り)、社会的競争、関心集め、気分変化、自信、社会的適応」だ。

スマホを見つけ出してくれた地元の海水浴客

カジガスが投稿した動画の撮影に使われたのは「iPhone 14 Pro Max」で、彼女が本誌に語ったところによると、「防水ケースには入っていなかった」という。カジガスによれば、波に足を取られて倒れたあと、すぐに立ち上がってスマートフォンのほうに走っていった。しかし、「スマートフォンは見えたけれど、拾えなかった」そうだ。

そこでカジガスは、泳ぎに来ていた地元の人に助けを求めた。何が起きたのかを説明し、「探してほしいと頼んだ」。その男性が、シュノーケル用の水中メガネを持っていたのが見えたからだ。カジガスはこう説明した。「2分もかからずに見つけてくれたと思う。幸い、背面保護用のキャップが金属製だったため、砂だらけになっていてもすぐに見つけてもらえた」

カジガスによると、スマートフォンで撮影された動画は全部で34分間だった。彼女が砂の上に置いたところから始まり、その地元男性が発見して彼女に手渡すところまで続いているという。

スマートフォンは、海中から拾い上げた後もしばらくスイッチが入っていたが、20分間ほど「画面が白く」なって、最後には完全に画面が死んでしまったという。その後、宿泊先のリゾートホテルでもらった生米の中にスマートフォンを入れて、24時間以上放置して乾かそうとしたが、「効果はなかった」そうだ。

「ニューヨークに戻ってから、非正規の修理業者に持って行って、スクリーンを交換してもらった。いまは問題なく動いている」と、カジガスは話している。
(翻訳:ガリレオ)




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