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ロシアの脅威に日々直面するドイツのNATO空軍基地で警戒レベルが「チャーリー」に

ニューズウィーク日本版 / 2024年8月28日 17時13分

NATO空軍基地で今回一時的に設定された警戒レベル「チャーリー」は、「何らかの出来事が発生した場合、あるいは、人員や施設を標的にしたテロ行為の可能性を情報機関が得た場合」に適用される。

Xの投稿によると、警戒レベルは最初、「潜在的な脅威を示す情報に基づいて」引き上げられ、予防措置として、ミッションに必要とされないスタッフは全員帰宅させられたという。

ドイツの「ビルト(Bild)」紙は、今回の出来事の数日前に、ガイレンキルヒェン空軍基地が一時閉鎖される事件もあった、と報じた。給水システムが意図的に汚染されたのではないかという懸念からだが、検査の結果、異常は見つからなかったという。

ビルト紙は先週も、ドイツ北部の北海沿岸の都市ブルンスビュッテルで、ロシアの偵察用ドローンが、重要な核インフラ施設上空を飛行した疑いについて、ドイツが調査していると報じた。

NATO基地へのドローン攻撃に関するドイツ情報機関の主張について、ロシアはまだコメントしていない。

(翻訳:ガリレオ)



【動画】警戒態勢のNATO基地と複数のAWACS機

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