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歯にダメージを与える4つの「間違った歯磨き」とは?...歯科医が明かす

ニューズウィーク日本版 / 2024年9月8日 10時30分

酸性の強い食べ物をとったあとにすぐ歯磨きをすることについて「口の中にある酸を歯全体に塗り広げているようなもの」とメーラ氏は述べるが、エナメル質が傷つく可能性があるという。食後に時間を取ることで唾液が酸を洗い流し、再石灰化でエナメル質が再び硬くなる時間を確保できるという。

また、酸性の強い食べ物や飲み物などの食品を摂取する前に歯磨きする場合にも、少し時間をあけることが推奨されるという。

間違い3── 歯を強く磨きすぎること

歯に強い圧力をかけることで口内の細菌をより多く取り除けると思っている人もいるが、実際には強く磨きすぎることで歯のエナメル質がすり減り、歯茎が後退し、知覚過敏や歯周病の原因になる。

それでは、正しく歯を磨くにはどうすればいいのか? メーラ氏は次のように述べる。

「最も効果的な歯磨き方法は、柔らかい歯ブラシを使って優しく、徹底的に磨くことです。電動歯ブラシは特にお勧めです。小さいヘッドが手の届きにくい部分にも入るので、より優しく磨くことができます」

 

間違い4── 就寝前の歯磨きを怠ること

「患者さんに朝と夜のどちらの歯磨きが重要かを聞くと、皆さんは朝だと答えますが、実際には夜が重要です」

公式ガイドラインでは1日2回の歯磨きが推奨されており、朝の歯磨きが重視されがちだ。しかし、実は夜寝る前の歯磨きのほうがもっと重要だという。

就寝前の時間帯は夕食時に食べたものが口の中で腐敗し、細菌化しているという。また、就寝中は口の洗浄作用がある唾液の量も減るため、自然に口の中がきれいになることがほとんどないという。

歯と歯茎の健康について語るメーラ氏

How to Keep Your Teeth and Gums Healthy Without Going to the Dentist/Neem Tree Dental

 

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