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ロシア空軍が誇るSu-30M戦闘機、黒海上空でウクライナ軍MANPADSの餌食になる瞬間の映像を公開

ニューズウィーク日本版 / 2024年9月13日 19時29分

これに先立ち、ロシア語のソーシャルメディアチャンネルがこの多目的戦闘機(NATOのコードネームは「フランカーC/G/H」)の失踪と捜索について報じていた。テレグラムチャンネル「Crimean Wind」によれば、Su-30SMは任務中にウクライナ本土に向けて4発のKh-31P対レーダーミサイルを発射していたということだ。

黒海にある掘削装置を奪還しようとしたウクライナ軍

ロシア国防省は11日、黒海にある掘削装置「Krym-2」をウクライナが奪還しようとしたが阻止したと発表しているが、この件とSu-30SMの墜落が関連している証拠はない。本誌はこの件についてロシア国防省にコメントを求めたが、これまでに返答はない。

ロシア軍の航空機が遭遇した災難は今回が初めてではなく、8月には約20人を乗せたMi8ヘリコプター1機が行方不明になっている。また6月にはロシア南部の北オセチア共和国で訓練飛行を行っていたSu-34戦闘機が黒海の東に墜落し、乗組員が死亡した。

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