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ロシア西部「弾薬庫」への攻撃で起きたのは、戦争が始まって以来「最大規模」の超巨大爆発だった

ニューズウィーク日本版 / 2024年9月20日 18時39分

トベリ州にある弾薬庫には北朝鮮製のKN23弾道ミサイルやグラート多連装ロケットシステム、S-300防空システムや高性能弾道ミサイル「イスカンデル」などが保管されていたと報じられている。

現地では小規模な地震も感知された

ソーシャルメディアユーザーからは、爆発規模に関する投稿が相次いだ。

Xユーザーの(((Tendar)))は「ロシアのトベル州トロペツの弾薬庫は火山地帯と化している。今も爆発が続いている」と投稿し、さらにこう続けた。「目を見張るような光景だ。この戦争におけるこの種の出来事としては最大かもしれない」

ウクライナを支持しているKremlinTrollsは「一番大きな爆発はまるで核爆弾が爆発したみたいに見える」と書き込み、「(ウクライナにとって)ものすごい成果であり、おそらく今回の戦争においてこれまでで最大規模の爆発だ」とつけ加えた。

ロイター通信によれば、NASAの衛星が現地で生じた複数の熱源を検出し、地震観測所ではセンサーが小規模な地震を感知した。

ロシア国営紙ロシースカヤ・ガゼータは、問題の弾薬庫はミサイル、弾薬や爆発物の保管システム改善計画の一環として、2015年に36億ルーブル(3900万ドル)を投じて建設されたものだと報じた。

ロシア国防省は18日、国内の5つの州に向けて夜間に発射されたドローン54機を破壊したと報告したが、この中でトベリ州への攻撃については言及していない。




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