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トランプ就任前に少しでもウクライナ領土が欲しい! 捨て身の猛攻でロシア軍の死者は過去最高に

ニューズウィーク日本版 / 2024年11月13日 16時28分

ウクライナ軍北部作戦管区の報道官ヴァディム・ミスニク大佐によると、ロシア軍は、ウクライナのスームィ州やチェルニヒウ州、ハルキウ州に対しても、戦闘機、ドローン、多連装ロケットシステム(MLRS)を使った地上攻撃を10〜15分間隔というハイペースで実施しているという。

隣国のベラルーシ政府によると、ロシア軍の攻撃の多くはそれでもクルスクの占領地に落下しており、ウクライナ領内の3倍も高密度の攻撃にさらされているという。

ISWによれば、ウクライナ軍はクルスク州でわずかながら前進している。ISWは、同州コレネヴォ近郊のノヴォイヴァノフカ東部での前進を示す、位置情報つきの映像を示した。ロシアと同様、ウクライナの戦いも時間との競争になっているのだ。



ロシア軍は猛攻の陰で、甚大な損失を被っているという。ウクライナ政府が11月12日に発表した最新の推定では、ロシア側の死傷者は前日だけで1950人にのぼった。

独紙ビルトのオープンデータアナリスト、ユリアン・レプケはテレグラムへの投稿で、ロシアは過去3日間の反攻作戦では、多数の死傷者を出しながら「ポグレブキとダリノという小さな村2つ」しか奪還できなかったと述べている。



レプケはさらに、ロシアは28台の装甲車両も失ったとして、「ウラジーミル・プーチンと彼の将軍たちにとって大きな痛手だ」と記した。

(翻訳:ガリレオ)

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