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NewJeansメンバー全員が事務所に最後通告「ミン・ヒジンを代表復帰させよ、だめなら契約解除」

ニューズウィーク日本版 / 2024年11月13日 21時22分

NewJeansメンバーに笑顔が戻る日はいつか? Lee Young Ho/Sipa USA via Reuters Connect

ニューズウィーク日本版オフィシャルサイト
<一連のトラブルはいよいよメンバーも加わった訴訟合戦へ発展か>

2024年のK-POP界を揺るがしてきたガールズグループNewJeansの生みの親ミン·ヒジン前ADOR代表と親会社HYBEの対立が、ついに頂点へと突入するようだ。

NewJeansのメンバー5人が所属事務所であるADORに「ミン·ヒジンの代表復帰」などを求め、この要求を受け入れなければ専属契約を解除するという最後通告の内容証明を送ったのだ。聯合ニュース、SBS、ニューシスなどの韓国メディアが13日夕方一斉に報じた。

K-POP業界関係者によると、NewJeansメンバー5人は14日、キム・ミンジ、ハン・ファム、マーシュ・ダニエル、カン・ヘリン、イ・ヘインの本名で所属事務所のADORに「この書面を受け取った日から14日以内に専属契約の重大な違反事項を全て是正せよ」と内容証明で要求した。

ここで挙げられた「重大な違反事項の是正」としては4月にHYBEが内部監査でミン・ヒジンが背任行為を行っていたと発表して両者が対立して以降のさまざまな問題が挙げられている。

メンバーの送った内容とは?

主な内容としては
・ハニを「無視して」と発言したHYBE傘下レーベルのマネジャーの公式的な謝罪・同意なしに露出され使われた動画と写真などの資料削除・「アルバム押し出し(販売数を上積みさせるためレコード会社が卸売業者にCDを一定数を買い取らせる商法)」でNewJeansが受けた被害把握と解決策作り・ミュージックビデオ制作会社のイルカ誘拐団のシン·ウソク監督との紛争とこれによる既存作業物が消える問題解決・NewJeans独自の個性と作業物を守ること

が挙げられているという。

そして、メンバーは最後の要求事項として「ミン・ヒジン前代表の復帰」を取り上げた。
「以前のように、ADORの経営とNewJeansのプロデューシングをミン·ヒジン(前)代表が担当するようにしてほしい」と要求。「NewJeansが専属契約を締結した後、2024年3月まで楽しく幸せに活動したその時のADORに戻せ。ミン·ヒジン(前)代表と共に今後見せてくれる音楽と舞台、新しく創意的な活動で夢に膨らんでいたNewJeansが懐かしい」と強調した。

さらに「ADORが是正要求を受け入れなければ専属契約を解約する予定であることを知らせる」として「現在、NewJeansメンバーの家族、親戚と関連した根拠のないうわさが流れているが、NewJeansはこのようなうわさと何の関連もない。偽りのうわさをまき散らしてNewJeansを陰湿に害する者がいるならば断固として対応する」と強調した。

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