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朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】

ニューズウィーク日本版 / 2024年11月16日 9時45分

 

「グルコース代謝や腸内細菌叢(腸内フローラ)の構成や機能など、一連の生理的機能に重要な影響を及ぼす可能性があります。また、これらの製品はプラスチック包装されているため、それも体にとって有害物質の媒介物となっていることが挙げられます」

重要なのは超加工食品が、私たちが考えているような鮮やかな色の添加物が加えられた炭酸飲料や、保存添加物の入っている加工肉だけではないということだ。

パン、フルーツヨーグルト、砂糖入りのシリアルなど、一見、無害に見える製品も生物学的老化の加速に関連しているとして、共同執筆者で疫学・予防研究ユニット長であり、LUM大学の衛生学教授のリチア・ヤコヴィエッロ氏は次のように述べる。

「栄養価の高い加工食品であっても、超加工食品と分類すべき製品もあります。ですから、食品加工の度合いに注目した食事指導の必要性があるのです。本研究は、現在の食事に関する推奨事項を再評価する必要性について改めて提起するものです」

【参考文献】
Esposito, S., Gialluisi, A., Di Castelnuovo, A., Costanzo, S., Pepe, A., Ruggiero, E., De Curtis, A., Persichillo, M., Cerletti, C., Donati, M. B., De Gaetano, G., Iacoviello, L., Bonaccio, M., Iacoviello, L., De Gaetano, G., Donati, M. B., Cerletti, C., Bonaccio, M., Bonanni, A., ... Bonanni, A. (2024). Ultra-processed food consumption is associated with the acceleration of biological aging in the Moli-sani Study. American Journal of Clinical Nutrition.

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