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NewJeans生みの親ミン・ヒジン、インスタフォローをすべて外しADORを退社 新グループ結成を目指すか

ニューズウィーク日本版 / 2024年11月20日 17時5分

ミン・ヒジンはこれからどこへ向かうのか? Han Myung-Gu/Pool/Sipa USA via Reuters Connect

ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
<ミン・ヒジンとHYBEの対立が転換点を迎えた>

NewJeansの生みの親として知られる所属事務所のミン・ヒジン前代表は11月20日、プレスリリースを発表し「ADOR社内理事を辞任する。また、HYBEと締結した株主間契約を解約し、HYBEに株主間契約違反事項に対する法的責任を問うつもりだ」と公表した。また自身のインスタグラムアカウントに「退社」と書かれた紙を持ったLINEフレンズの画像を掲載した。またこの内容をストーリーズにも投稿し、デニス・ウィリアムズの歌「Free」をBGMに設定した。

果たしてミン前代表は、またNewJeansはどこへ向かうのか? 韓国メディアKBS、YTN、スポーツ京郷などが報じた。

2024年のK-POP界を揺るがしてきたガールズグループNewJeansの生みの親ミン前ADOR代表と親会社HYBEの対立が、ここにきて転換点を迎えている。ちょうど1週間前の11月13日にNewJeansメンバーたちが所属事務所ADORに対して「ミン·ヒジンの代表復帰」などを求め、要求が受け入れられなければ専属契約を解除するという最後通告の内容証明を送った。それから1週間、今度はミン元代表自身がADORを去ることを決意したのだ。

「私の新しいK-POPの旅に関心を」

リリースの中でミン前代表は「4月、HYBEの不法監査に始まり7カ月以上続いてきた地獄のような紛争の中でも、(中略)私はハイブが自ら誤りを認めることを望み、歪んだHYBEからNewJeansを守るために努力してきた。しかしHYBEは今までも誤りを認めず、変わる気配も全くないのでこれ以上の努力は時間の浪費と判断して決断をすることになった」と、辞任および法的措置の理由を明らかにした。

それと共に「HYBEが行った24年度の蛮行はK-POPの歴史で空前絶後の事案として記録されるだろう。半年間疲れることなく応援と支持を送ってくれたバーニーズ(NewJeansのファンの愛称)をはじめとする多くの方々に心を尽くして感謝を伝える。皮肉にも最悪の会社との戦いを通じて最高の人々を知ることができたのも特別な幸運」と感謝の意を表した。

最後にミン前代表は「私が今後展開していく新しいK-POPの旅にも多くの関心をもってくれることを願う」と要請し、「スッキリとした気持ちで誰かに言葉を伝え文を結ぼう。一人の悪意による行動が業の本質を傷つけることはあってはならない。本当に酷かった」として、HYBEのパン・シヒョク議長を狙撃するような書き込みを残した。

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