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女性の認知機能障害のリスクを6%低減!?、脳の健康を守る「MINDダイエット」とは

ニューズウィーク日本版 / 2024年11月28日 18時19分

身近な食材を味方に

その結果、低グループは10年間で12%の人が認知機能障害を発症したが、中グループは11%、高グループは10%だった。さらに、年齢、血圧、糖尿病、肥満、収入などを考慮して数値を調整すると、高グループの人は認知機能障害の発症リスクが低グループより4%低かった。

女性は、MIND食に近い人は認知機能障害のリスクが6%低かった。一方、男性にはリスクの顕著な違いは見られなかった。

「どんなダイエットや食事法も、万人に完璧に合うことはない。個人の好み、特定の食品へのアクセス、食事の準備に使える時間など、多くの要素が関係する」と、ソーヤーは言う。

「MINDダイエットはどこの店でも手に入りやすい食材を推奨している。より多くの情報を得て選択することが、脳にとって健康的な食事への第一歩になる」

【参考文献】
Sawyer, R.P., Blair, J., Shatz, R., Manly, J.J., & Judd, S.E. (2024). Association of Adherence to a MIND-Style Diet With the Risk of Cognitive Impairment and Decline in the REGARDS Cohort. Neurology, 103.

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