1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

女性を襲うヘビの恐怖...トイレで起きた悲劇の一部始終

ニューズウィーク日本版 / 2024年12月24日 15時30分

「屋根の上に配置された通気口を経由して侵入し、(中略)息を潜めていたヘビがトイレに出てくることがある。また、下水設備から入り込むこともある。特に、配管が割れていたり、下水管の中にネズミがいたりする場合は、その可能性が高くなる」とブラウンは解説した。

「そして場合によっては、家の割れ目や避け目という、ありがちな経路で民家に入り込むこともある。あるいは、家に忍び込んで水を探しているうちに、トイレでとぐろを巻くこともあるだろう」

テキサス・ラットスネークは、ウエスタン・ラットスネーク、ブラック・ラットスネーク、パイロット・ブラックスネークとも呼ばれ、主にアメリカ南部、特にテキサスとその隣接州に生息する。長さは1.2〜1.5メートルが標準的だが、一部には、さらに成長して長くなる個体もいる。

この種のヘビは無毒で、一般的には、人に対して攻撃的になることはない。とはいえ、脅威を感じれば、身を守るために攻撃してくることはあり得る。

アリゾナ州毒物および薬物情報センターによれば、アメリカでは毎年約8000人が、毒を持つヘビに噛まれる被害に遭っており、その結果、8〜15人が亡くなっているという。

アメリカ以外の国では、毒蛇と遭遇するケースがはるかに多い国もあり、毒蛇による死者もかなりの数にのぼっている。

「(インドでは)ヘビにかまれたケースが毎年280万件報告されており、医療へのアクセスが不十分なために、ヘビに噛まれたことが原因で亡くなる人は5万人に達している」。豪チャールズ・スタート大学所属の景観生態学者で、爬虫類や両生類を研究するダミアン・マイケルは、本誌の取材に対して語った。

(翻訳:ガリレオ)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください