【随時更新】トランプ政権2.0(1月20日の動き)
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月20日 17時31分
シャミム・チョードリー
<2024年アメリカ合衆国大統領選挙で共和党のドナルド・トランプが当選、4年ぶりの返り咲きを決めた。新政権の顔ぶれや政策、関係各国の対応など、第2次トランプ政権をめぐる動きを随時更新する>
グラフィック「トランプ第1期政権からの世界情勢の推移」
トランプ2度目の就任式と、その前夜
【何の日?】
まもなくアメリカの第47代大統領となるドナルド・トランプ前大統領の2度目の大統領就任式は20日に行われる。今年のこの日は1月第3月曜日にあたり、黒人差別と戦ったマーチン・ルーサー・キング牧師の日の祝日でもある。
【会場】
就任式は連邦議会議事堂の前の芝生で行われるのが通例で、トランプ支持者を含めて多くの一般市民も立ち会う予定でワシントンに集まっていた。
だが厳しい寒波の到来で、今年は屋外ではなく議事堂内のロタンダと呼ばれる巨大な円形ドームをもつ大広間で行われることになった。
【埋め合わせ】
そのため規模は屋外の場合より小さくなり、一般市民の参加は不可能になった。トランプは代わりに19日、ワシントンのキャピタル・ワン・アリーナで「選挙集会型のイベント」を開催した。キャピタル・ワン・アリーナはNBAのワシントン・ウィザーズとNHL(北米プロアイスホッケーリーグ)のワシントン・キャピタルズの本拠地で、収容人員は2万人だ。
アリーナの運営会社は地元テレビ局に対し「わが社は何十年も前から、政党を問わず、歴代政権の就任イベントにスタジアムを提供してきた」とコメントした。「トランプ(次期)大統領がわが社の申し出を受け入れてくれたことは光栄で、彼とそのゲストを歓迎する」
トランプ新政権の就任委員会の公式ウェブサイトによれば、このイベントのタイトルは「アメリカを再び偉大に(MAGA) 勝利集会」だ。
AP通信が事前に報じた登壇予定者のリストは以下の通りだ。
【豪華ゲスト】
J・D・バンス次期副大統領
実業家のイーロン・マスク
元プロレスラーのハルク・ホーガン
俳優のジョン・ボイト
総合格闘技大会アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ(UFC)の代表デーナ・ホワイト
ラテン音楽の一種レゲトンのスターであるアヌエルAA
保守派の学生団体ターニングポイントUSAの創設者チャーリー・カーク
保守系ポッドキャスト配信者のメギン・ケリー
またネットメディアのアクシオスによればビリー・レイ・サイラスやキッド・ロック、APによれば「ゴッド・ブレス・ザ・USA」を歌うリー・グリーンウッドも参加アーティストに名を連ねている。
ヴィレッジ・ピープルをはじめとするそうそうたるミュージシャンも参加する。トランプ陣営が集会のエンディング・テーマ曲として使ってきた1978年のヒット曲「YMCA」は、トランプのイメージと切っても切り離せない存在になった。
またリバティー大学合唱団が、昨年7月にペンシルベニア州バトラーの選挙集会で起きたトランプ暗殺未遂事件の犠牲者を追悼して歌う予定だ。
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