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「ウクライナに残りたい...」捕虜となった北朝鮮兵が「顔出し」で語る衝撃映像をゼレンスキー大統領が公開

ニューズウィーク日本版 / 2025年1月16日 16時28分

ウクライナのゼレンスキー大統領はX(旧Twitter)にこう書き込んだ。

「最初の兵士に加えて、北朝鮮の兵士の拘束は間違いなく増える。我が軍がほかの兵士を捕らえるのは時間の問題だ。ロシア軍が北朝鮮からの軍事支援に依存していることは、疑う余地がなくなった」

「プーチンは3年前、NATOに最後通告を突きつけて歴史を書き換える試みを始めた。だが今や、平壌からの軍事支援なしには対応できなくなった」

「もしも金正恩が、ロシアで捕虜となっている我々の戦士たちとの交換を取りまとめられるのであれば、ウクライナは金正恩の兵士を引き渡す用意がある」

「帰国を望まない北朝鮮兵には別の選択肢もあり得る。特に、この戦争に関する真実を朝鮮語で広めることによって平和の実現を早めたいという意思を表明する者は、その機会を与えられるだろう」

ウクライナの情報機関は1月11日、「犯罪の記録と捜査を行っているウクライナ保安庁は、我が国に対するロシアの戦争に(北朝鮮が)加わっていることを裏付ける反論の余地のない証拠を入手した」とFacebookに投稿。

「2人の北朝鮮兵のうち、1人は2025年1月9日に(特殊作戦軍)84番戦術団の戦闘員によって捕らえられ、もう1人はウクライナ国軍の空挺部隊に捕らえられた」と伝えた。

ゼレンスキーが戦争捕虜の映像を公開した意図は、ロシアが外国の部隊に頼ってウクライナに対する戦争を続けている事実を隠していることを、国際社会に証明することにあるようだ。来月で4年目に入る戦争の中で、ロシアはこのやり方を続けるだろう。

ウクライナの情報機関は、北朝鮮部隊の参戦について捜査していることを明らかにした。

(翻訳:鈴木聖子)

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