「検閲が史上最悪に...」TikTokが反トランプ動画を制限? SNSで議論広がる
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月23日 11時0分
こうした主張の信憑性を本誌独自に検証することはできなかった。
TikTokの広報は本誌の取材に対し、ポリシーやアルゴリズムは変更していないと述べ、現在はアメリカのサービスを通常に戻すよう努めていると説明。復旧させる間は一時的に不安定になって、一部の機能やアプリの利用に影響が出るかもしれないと言い添えた。
それでも尽きない「検閲された」の声
それでも反トランプのコンテンツをTikTokに検閲されたとSNSで訴えるユーザーは多い。
Damien Dreadというアカウントは、「新しいTikTokでこんなエラーが出た人はほかにいる? 自分は反トランス政策を理由にトランプを批判する動画をリポストしようとすると、インターネット接続がありませんと言われる。間違いなく接続していて問題なくスクロールできるのに...」と投稿。「インターネット接続がありません」と表示されたTikTokのスクリーンショットも添えた。
So.. uh.. anyone else getting this error on the New TikTok? I'm trying to repost a video criticizing Trump for his anti trans political agenda and it's claiming I am not connected to the internet even though I'm clearly connected and can scroll with no issues... pic.twitter.com/9acFRLuFrk— Damien Dread | VHorrorS (@DamienDreadVT) January 20, 2025
別のアカウントのTruth Mattersは言う。「TikTokがアメリカで暗黒になった時に何が起きたのか知らないが、TikTokは暗黒面への越えてはならない一線を飛び越えたらしい。抵抗者のコンテンツは引き抜かれ、過度な反トランプに対するアルゴリズムが生きているようだ」
Truth Mattersが投稿したTikTok動画では、カメラに向かって話しかける男性が、TikTokアプリに掲載したトランプ大統領に批判的な自分の動画はTikTokが禁止になって以降、以前のような視聴数も反響もなくなったと語っていた。
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