駆逐艦から高出力レーザー兵器「ヘリオス」発射...ドローン撃墜の「瞬間映像」を米海軍が公開
ニューズウィーク日本版 / 2025年2月8日 12時19分
プレブルは1月13日に横須賀を出港し、1月27日に帰還したとされている。米海軍が公開した写真は、プレブルが同期間中に北太平洋、フィリピン海と東シナ海を航行していたことを示している。
東シナ海上空を飛行する中国の軍用ドローンに高まる警戒
米海軍第15駆逐艦戦隊のジャスティン・ハーツ大佐は、プレブルについて次のように述べた。「プレブルが西太平洋のチームに加わることをとても嬉しく思う。同艦の到着は第15駆逐艦戦隊のファミリーにとって歓迎すべきことであり、その高度な能力はわれわれにユニークな価値をもたらす」
米太平洋艦隊は次のように述べている。「インド太平洋地域の安全保障環境においては、米海軍が最も能力の高い艦船を前方に配置する必要がある」
ヘリオスを開発した米軍需企業ロッキード・マーティンは、プレスリリースで次のように述べている。「ヘリオスは艦船の戦闘システム全体の効果を増強させ、将来の脅威を抑止し、また乗組員にさらなる保護を提供する」
中国が東シナ海で領有権を主張する日本の複数の島の近くに軍用ドローンを飛ばしているなか、日本を拠点とする米海軍のそのほかの駆逐艦がヘリオスを導入するかどうかは分かっていない。
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