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「トランプ超え」の支持率を誇る4人の世界的リーダーとは?

ニューズウィーク日本版 / 2025年2月10日 12時10分

「世界で最も支持される」リーダーたち...トランプ氏を超えた4人とは? REUTERS

マーサ・マクハーディ
<トランプ氏の支持率は52%。しかし、それを上回る4人のリーダーがいる。その圧倒的な支持の背景とは?>

ドナルド・トランプ氏の支持率は、世界の主要指導者のほとんどを上回っていることが、新たな世論調査で明らかになった。

1月21日から27日にかけてMorning Consultが実施した調査によると、トランプ氏の支持率は世界の指導者のうち4人を除いてすべてを上回った。

トランプ氏の支持率が他の世界の指導者と比較して高いことは、彼の政治的影響力が国内外で依然として強いことを示している。

調査によると、トランプ氏の支持率は52%で、38%が不支持を示し、10%が「わからない」と回答した。

トランプ氏を上回ったのは、スイスのカリン・ケラー=ズッター大統領、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領、メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領、インドのナレンドラ・モディ首相の4人だけだった。

中でもモディ首相は最も高い支持率を誇り、75%が支持、19%が不支持と回答した。次いでシェインバウム大統領が66%の支持率(不支持26%)を記録した。

ミレイ大統領は支持率65%、不支持率30%で続き、ケラー=ズッター大統領は支持率56%、不支持率20%だった。

最も不人気な指導者は?

一方、最も支持率が低かった指導者の一人はカナダのジャスティン・トルドー首相で、22%が支持、71%が不支持と回答した。トルドー氏は先月、自身の所属政党内から辞任を求める声が高まり、退任を発表した。

ドイツのオラフ・ショルツ首相やフランスのエマニュエル・マクロン大統領も低評価だった。ショルツ首相は支持率20%、不支持率74%、マクロン大統領は支持率18%、不支持率76%という結果だった。

しかし、さらに不人気だったのは韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領だった。尹氏は最近、戒厳令を宣言し、国会議員が北朝鮮を支援していると非難したことで弾劾を受け、一時的に職務を停止された。国会が緊急動議を可決し、戒厳令を無効化した後、尹氏は撤回を余儀なくされた。調査では、尹氏の支持率は17%、不支持率は75%だった。

最も支持率が低かったのはチェコのペトル・フィアラ首相で、支持率16%、不支持率77%だった。フィアラ氏は2021年から政権を担っているが、財政問題により人気が急落している。昨年11月には、大規模な予算削減と増税を含む経済対策を法律として成立させたが、これは「増税しない」との公約に反するものだった。

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