2025年2月12日は獅子座の満月「スノームーン」...観察方法や特徴を紹介
ニューズウィーク日本版 / 2025年2月11日 15時0分
イアン・ランドール
<2025年2月12日、2月の満月「スノームーン」が夜空を照らす。冬の澄んだ空に浮かぶこの神秘的な月を、最適なタイミングで観測する方法を紹介する>
2月の満月、「スノームーン」が2025年2月12日(水)に夜空を彩る。この名称は、この時期に多くの地域で降る雪に由来している。
スノームーンは、バルドイーグルムーン、ベアムーン、ボニームーン、グラウンドホッグムーン、ハングリームーン、ラクーンムーンとも呼ばれることがある。
この現象に続き、2月16日には「宵の明星」とも呼ばれる金星が最も明るく輝く。この時、夜空では月に次ぐ明るさとなる。
最近、金星は「スーパークレセントムーン」と呼ばれた三日月との共演が観測された。この名称は、月が地球に比較的近い位置にあったことに由来する。
また、現在進行中の「惑星パレード」もまだ楽しむことができる。6つの惑星が一直線に並ぶ現象は先月ピークを迎えたが、金星、火星、木星は引き続き観測可能だ。一方で、土星は次第に地平線に近づき、2月中には見えにくくなっていく。
スノームーンを最適に観測する方法
スノームーンは、2月12日午前8時35分(米東部時間)に最大輝度に達する。しかし、この時間帯には月が地平線の下にあるため、直接観測することはできない。
最も良い観測タイミングとしては、前日の夜か、2月12日の夜がおすすめだ。
この日は、日没の頃に東の地平線上に姿を現し、深夜ごろには最も高い位置に昇ると予測されている。
ほとんどの天体現象と同様、街の明かりなどの光害が少ない場所で観測すると、より美しい姿を楽しむことができる。
また、冬の夜の寒さに備えて、しっかりと防寒対策をして観測するのが賢明だ。
満月にはどんな名称があるのか?
2月は1年のうち唯一、暦の上で月の周期よりも短い月であるため、年によっては満月が発生しないことがある。この現象は「ブラックムーン」と呼ばれ、19年に一度しか起こらない。次回は2037年に発生する予定だ。
満月に付けられる名称は、オールド・ファーマーズ・アルマナック(古い農民暦)に由来しており、ネイティブ・アメリカン、植民地時代、ヨーロッパの伝統など、さまざまな文化から影響を受けている。
先月の1月の満月は「ウルフムーン」と呼ばれ、これは厳冬期に狼が遠吠えをすることに由来している。
そして、次の3月14日には「ワームムーン」が訪れる。これは、春の訪れとともに地中からミミズが姿を現すことにちなんでいる。
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