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これぞトランプ印の「黄金」時代! 原因が原因だけに価格上昇はまだ続く?

ニューズウィーク日本版 / 2025年2月12日 16時15分

オランダの銀行・金融サービスグループINGの最近の分析も、トランプの関税政策と中国の報復措置が金の直近の上昇に寄与していると指摘している。

「アメリカがカナダ、メキシコと関税発動の延期で合意しても、貿易と関税をめぐる不確実性がなくならない限り金価格は上がり続ける」と、INGコモディティ・ストラテジストのエワ・マンティは書いている。「貿易摩擦が激化し、報復措置が増加すれば、安全資産としての金の需要は続くだろう」

トランプが鉄鋼とアルミニウムに世界共通の関税を課すと発表したことを受け、欧州委員会は10日、「EUとアメリカが大西洋を越えた貿易と投資を通じて、深く統合された生産網を構築したことを考慮すれば、関税の賦課は違法であり、経済的に逆効果になるだろう」と述べた。「関税は本質的に税金だ。関税を課すことで、アメリカは自国民に課税し、ビジネスのコストを引き上げ、インフレを煽ることになる」

 

トランプのカナダとメキシコに対する関税は、追加の国境警備措置と麻薬密売撲滅への取り組みに関する合意が成立したため、今のところ保留されている。

3月12日に発効する鉄鋼とアルミニウムに対する新たな関税について、これまでのところ、国別の適用除外は発表されていない。

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