メディアアーティストに聞いた「大学生とソーシャルメディア」

ニコニコニュース / 2012年1月2日 14時0分

メディアアーティスト・宮原美佳氏

 mixiにフェイスブック、ツイッター・・・。次から次へと現れるソーシャルメディアは、もはや「流行」ではなく誰もが当然のように利用する「ツール」になってきたように感じる。特に若い世代ほどその傾向は顕著といえるのではないだろうか。「ソー活(=ソーシャルメディアを活用した就職活動)」が一般的になってきた一方で、ツイッターやブログでの「犯罪自慢」もあとを絶たず、よくも悪くもソーシャルメディアとの関わりが深い大学生たちはその筆頭である。そこで今回は、メディアアーティストとして作品を発表しつつ、早稲田大学で非常勤講師も勤める宮原美佳氏に「大学生とソーシャルメディア」について話を伺った。

■ソーシャルメディアに「教育」は必要?

――まずはざっくりした質問になりますが、大学で講義や演習をするなかで、「大学生とソーシャルメディア」に対してなにを感じますか?

 大学生にとっては当たり前すぎて、ソーシャルメディアがどんな役割を果たしているかに気がつくのは卒業した後なのかなぁと思っています。私たちは、携帯電話がどんな道具で、人とのつながりをどう結んでいるのか考えずに使っていますよね。それとすでに同じだと思います。

――大学生にとっては携帯電話と同じくらい「当たり前」のものになっているということですね。

 ソーシャルメディアを使って一番濃く自由なコミュニケーションを謳歌しているのは大学生です。自由度が高くとても実験的なソーシャルメディアは、いまが一番面白いときです。mixi、ツイッター、フェイスブックなどを、高校生から大学生になるなかで生じる人間関係の変化と、自分自身の変化によりそって使っている学生さんが多いと思ってみています。

――自分の変化に合わせて使い分けるというのもそうですが、メディア側の変化もまた急激なものに思えます。特に最近ツイッターやブログでの「無用な告白」が問題になる原因も、ひとつはそこにある気がするのですが。

 メディアはあくまで道具です。ハサミも使い方を誤れば手を切ってしまいます。ほとんどの場合ハサミには問題がありませんよね。ソーシャルメディアやネットをとりまく諸問題は、同じように使い方を知らないとケガをしてしまうということだと思っています。使用上の注意をよく知ってから使うのは道具を使うときの基本でしょう。

――その「使用上の注意」を知らない学生は多いんでしょうか? 注意を喚起するという意味で、ソーシャルメディアに「教育」は必要だと思いますか?

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