芥川賞受賞・田中慎弥「とっとと会見を終わりましょうよ」 喜びの声なく終始不機嫌
ニコニコニュース / 2012年1月17日 21時44分
「共喰い」で第146回芥川賞を受賞した田中慎弥さんは2012年1月17日夜、受賞発表後の記者会見に登場。受賞の喜びの声が期待されたが、予想に反してふてくされた態度で現れた田中さんは「とっとと(会見を)終わりましょうよ」「こういう(記者が大勢いる)場が好きではない」などと言い放ち、終始不機嫌な様子で受け答えをした。
会見冒頭、受賞した今の気持ちを求められた田中さんは、「確かシャーリー・マクレーンだったと思いますが、アカデミー賞に何度も候補になって(落選し)、最後に受賞したときに『私がもらって当然だ』と言ったが、そういう感じ」と発言。過去4回芥川賞候補になりながらすべて落選したことを振り返った上で、
「ここらで断るのが礼儀ですが、私は礼儀を知らない。もし断って気の小さい選考委員が倒れたら、都政が混乱します。(選考委員のひとりである石原慎太郎)都知事閣下と東京都民各位のために、(芥川賞を)もらっといてやる」
となげやりに話すと、報道陣からは笑い声と拍手があがった。
終始不機嫌な様子だった田中さんの奔放な発言で、報道陣に緊張が走る一幕もあったが、この様子を中継していたニコニコ生放送の視聴者には田中さんのキャラクターが大ウケ。ふてくされながら記者の質問に答える田中さんに対して、笑いを表現する「www」のコメントが多数投稿され、会場とは真逆の好意的な雰囲気で盛り上がっていた。
◇関連サイト
・[ニコニコ生放送]芥川賞受賞・田中慎弥さんの会見から視聴 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv76739590?po=newsinfoseek&ref=news#2:57:41
(丹羽一臣)
【関連ニュース】
この記事に関連するニュース
-
村上春樹・川上未映子両氏の最新短篇も掲載。 21世紀の日本文学を代表する作家たちが大集合した「新潮」創刊120周年記念号、5月7日(火)発売!
PR TIMES / 2024年5月2日 17時45分
-
三井ダイレクト損保 presents 『強くてやさしい金曜日』5月のマンスリーゲストは、芥川賞作家の九段理江さん!
PR TIMES / 2024年4月29日 11時45分
-
生成AIを創作に取り入れたことでも話題! 新芥川賞作家・九段理江が文学について思うこと
ananweb / 2024年4月26日 20時0分
-
じつにカッコいい。人生の成功者・島田雅彦さんのいるところ、何かが起こる。(松尾潔)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月19日 9時26分
-
芥川賞作家・市川沙央が『文學界』最新号で、受賞第一作『オフィーリア23号』を発表
PR TIMES / 2024年4月14日 0時40分
ランキング
-
1《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン / 2024年5月10日 17時50分
-
2「入浴中、弟・竜聖アナの頭に…」“無痛おねだり”で炎上の生田斗真、次々と発掘される“ヤバ”エピソード
週刊女性PRIME / 2024年5月10日 19時30分
-
3【こんな人】小山内美江子さん「金八先生」降板はテレビ局との意見相違 教育への思い本物だった
日刊スポーツ / 2024年5月10日 20時11分
-
4おばたのお兄さん「めちゃくちゃ不仲で解散」“元相方”の人気芸人明かす「びっくり」「知らなかった」と反響
モデルプレス / 2024年5月10日 16時18分
-
5朝ドラ「虎に翼」寅子(伊藤沙莉)の“演説”、唯一記事化された帝都新聞・竹中(高橋努)の原稿とは? その内容に「すばらしい」「一気に株が上がった」の声
iza(イザ!) / 2024年5月10日 15時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください