谷垣「マニフェスト違反だ」野田「違反ではない」 国会で代表質問始まる

ニコニコニュース / 2012年1月26日 19時58分

代表質問に立つ谷垣禎一・自民党総裁

 野田佳彦首相の施政方針演説に対する各党の代表質問が2012年1月26日午後、衆院本会議で始まった。自民党の谷垣禎一総裁が消費税増税などについて「マニフェスト違反は明らかだ」と追及すると、野田首相は「公約違反ではない」と反論した。代表質問は衆院では1月27日まで、参院では27日と30日に行われる。

 野田首相が「逃げることの出来ない、先送りをすることの出来ない課題」として掲げている"社会保障と税の一体改革"。その柱となるのが、消費税率の引き上げだ。代表質問でトップバッターを切った自民党の谷垣禎一総裁は、2009年の衆院総選挙当時に民主党が掲げたマニフェストに照らし合わせながら、消費税増税の問題を取り上げた上で、

「『マニフェストに書いてないからマニフェスト違反ではない』などというのは詭弁に過ぎず、特に憲法上の財産権の保障という国民の権利に直結する税の問題だけに、一体改革のマニフェスト違反は明らかだ」

と主張。続けて、「総理はこれをどのように弁明するのか。当時の演説を撤回するのか、マニフェスト違反を正直に認めるのか」と追及した。

 これを受けて、野田首相は「民主党が前回総選挙時に国民に対して約束したことは『衆議院の任期中には消費税の引き上げは行わない。引き上げを行う際には国民に信を問う』ということ。この方針は今でも変わらない」と返答。さらに、「今回の一体改革において、政府与党でとりまとめた素案では、第1弾の消費税の引き上げは2014年の4月を予定している」とした上で、

「これは現在の衆議院議員の(2013年の)任期終了後だ。当然、引き上げの前には総選挙を行うことになる。したがって、一体改革の実現が国民に対する裏切りとのご指摘は当たらないものと考えている」

と述べ、現政権の任期中に消費税増税をしないため公約違反ではないとの考えを強調した。この野田首相の答弁を見ていたニコニコ生放送の視聴者からは「言い切っちゃたよ」「何で開き直ってんの」などのコメントを寄せられていた。

■「マニフェストを容易に実現できると思った諸君が気の毒」

 代表質問には、自民党の細田博之衆院議員も登壇した。「民主党の1回・2回当選の方々に心からお見舞いを申し上げたい」と語る細田議員は、鳩山由紀夫元首相の写真が使われた2009年総選挙時の民主党「マニフェスト」を手に持ちながら、

「今でもバイブルとして毎日見ている人いますか?ほとんどいませんね。書いてあることを私は恨みつらみがあるので毎日のように見ているが、こんな嘘はない」

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