「吉田前所長の思いを引き継いで」 福島第1原発・高橋所長の初会見全文

ニコニコニュース / 2012年2月21日 1時10分

福島第1原発の高橋毅所長

 「この度の事故につきまして、地元の福島の方々はじめ、多くの方々に大変なご迷惑とご心配をおかけしてしまい、心からお詫び申し上げます」――。昨年の12月に体調不良を理由に退任した吉田昌郎氏の後任として現場トップとなった東京電力福島第1原発・高橋毅所長は、同原発敷地内で開かれた会見の冒頭、このように語った。

 この会見は、事故後2度目となる福島第1原発の敷地内の取材受け入れに合わせて開かれたもの。昨年11月の受け入れと違い、今回は新聞やテレビなどのマスメディアに加え、インターネットメディアが加わった。ネットメディアとして、ニコニコ動画とIWJ(岩上安身代表)が参加する中、高橋所長は就任後初めての会見で何を語ったのか。以下、記者会見の全文に書き起こして紹介する。

・[ニコニコ生放送] 高橋毅所長の会見から視聴 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv81820555?po=newsinfoseek&ref=news#2:21:45
・[ニコニコ生放送] 福島第1原発受け入れ取材から視聴 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv81820555?po=newsinfoseek&ref=news#0:26:35

高橋毅所長(以下、高橋): 前任の所長の吉田から引き継ぎまして、(昨年)12月から後任を務めております高橋でございます。この度の福島第1原発の事故におきましては、地元の皆様、福島県の皆様をはじめ多くの方々に大変なご迷惑・ご心配をお掛けしておりまして、誠に申し訳なく思っております。心からお詫び申し上げます。

 いま現在、プラントですけれども、今まで国内のみならず、国外からも多大なご支援・ご協力をいただきまして、昨年末にいわゆる冷温停止状態というところまで持ってくることができました。私どもも吉田(前所長)の思いを引き継いで、所員・協力企業の皆様一丸となって事故の収束に取り組んできているところでございますが、これまでの政府、それから協力企業の皆様、並びに関係の方々のご尽力に、また改めて感謝する次第でございます。

 これから1号機から4号機は、いわゆる廃止措置という段階に入っていきます。今プラントを安全で安定した状態に維持するとことが第一原則ですが、その上で、さらに(核)燃料を取り出していく新たな取り組みが始まったところでございます。これにつきましては、技術的な課題も非常に多くございまして、時間もこれから長くかかると思っています。現場では着実に一歩一歩、こういった作業に取り組んでいきたいと思っております。

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