「いまアートの最先端で何が起こっているか」 村上隆×東浩紀×岩渕貞哉 in カタール 鼎談全文

ニコニコニュース / 2012年2月27日 19時53分

村上隆氏(左)、東浩紀氏(中央)、岩渕貞哉氏(右)

 中東の国・カタールのドーハで、現地時間の2012年2月9日から6月24日までアーティスト村上隆氏の個展「Murakami - Ego」が開催されている。2月8日、会場では世界各地で個展を開く村上氏が、現地を訪れた批評家・東浩紀氏、雑誌『美術手帖』の編集長・岩渕貞哉氏と鼎談。いま現代美術の現場で何が起きているか、そして日本文化の未来について語り合った。

 以下、全文書き起こすかたちで紹介する。

・[ニコニコ生放送]村上隆×東浩紀×岩渕貞哉 鼎談冒頭から視聴 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv79992110?po=newsinfoseek&ref=news#0:09:56

■カタールの展覧会は「まったく良い方向に裏切られた」

 村上隆氏(以下、村上): サラマリコーン(アラビア語の挨拶。「貴方に平和が訪れますように」の意)。こんばんは、村上隆です。皆さんご存知だと思いますが、ここカタール、ドーハから現在生中継でお送りしています。時差があるので、こちらの方は昼の2時です。昨夜(7日)の放送では「Murakami - Ego」の展覧会の紹介を中心にお話してきました。

 第二夜となる今夜は、現地に来てくださった批評家の東浩紀さん、『美術手帖』編集長の岩渕貞哉さんとともに、いまアート・文化の最先端の地で何が起こっているのか。あえて、カタールから日本文化の未来を語り合いたいと思います。

 また、放送中に質問も募集していますので、どしどし送ってください。どんどん答えていきたいと思います。それでは、よろしくお願いします。じゃあ、ゲストのご紹介をいたします。『美術手帖』編集長の岩渕貞哉さんです。

岩渕貞哉氏(以下、岩渕): よろしくお願いします。

村上: そして、続いて批評家の東浩紀さんです。

東浩紀氏(以下、東): よろしくお願いいたします。

村上: ということで、本題に入りたいと思います。原稿(台本)だと、「震災と五百羅漢」、「今、カタールで何が起こっているのか」、「日本の文化政策はどこへ向かうのか」、「教育問題」とあるんですけど・・・。今朝(8日朝)、連続ツイートをしていただいた東さん。

: はい。

村上: 僕も東さんとお付き合いさせていただいて、12、3年ですけども。

: パルコで(村上氏が)「不思議の国のDOB君」をやったときに、椹木(野衣。美術評論家)さんと村上さんとトークショーをさせていただいて。そのとき連絡をいただいたのが初対面です。

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