ガッチマンが『SIREN』を語る「高い難易度に屍人のリアリティ......はじめて実況で声をあげた」【ホラゲレビュー百物語】
ニコニコニュース / 2016年8月25日 14時52分
【ゲーム概要】
日本の土着・民俗的な恐怖を題材とした3Dアクションゲーム。地方の寒村「羽生蛇村」を舞台に、怪異に巻き込まれてしまった主人公たちの群像劇が描かれている。「視界ジャック」という敵やほかの人間の視界を盗み見る能力を駆使して、敵から隠れたり、謎を解き明かしたりすることでシナリオを進めていく。「どうあがいても、絶望」という本作の世界観をそのまま表現したキャッチコピーが有名。
■ガッチマンのひとことレビュー(※長めです!)
はじめて実況で声をあげた
この作品は、ものすごく怖いし、難しいんですよ。
なにせ、実況したときには既にだいぶやり込んでいて、敵の動きを一通り把握したつもりでプレイしていたのに、それでも思わず悲鳴を上げましたからね。ラスト付近で登場する敵が時折壁を飛び越える動きをするんですが、それを知らなかったせいで油断していたタイミングで絶叫ですよ(笑)。まだこんな要素が残っていたのか、と。ゲーム実況で初めて「うわっ!」と叫び声を上げた瞬間でした。
生前の動きを繰り返す「屍人」のリアリティ
このゲームの魅力は、世界観のリアリティがしっかりと作り込まれていることです。
「羽生蛇村」という日本の田舎の村が舞台なんですが、そこをうろついている敵キャラの『屍人』が、元々はそこの住人という設定なんです。しかも、その動きが実に不気味。
よくあるゲームの敵キャラって、何となくランダムに動くじゃないですか。でも、彼らは違う。生前の生活習慣に従って動いていて、おばあちゃんが建物の見まわりをしたあとに、畑を耕していたり、草むしりをしていたりする(笑)。生活のルーティンをこなしているんですね。僕は田舎に住んでいたので、それがいかにも現実でやっていそうな動きで、非常に気味の悪いリアリティがありました。
あと、敵である「屍人」の視界を盗み見られる「視界ジャック」というシステムがあって、これで相手をジャックすると彼らのぶつぶつ話す喋り声や笑い声が聞こえてくるんです。その声を聞くと、「ああ......彼らはモンスターじゃない。本当に生きていた人間なんだ」と感じられてくる。しかも、さらに気味が悪いことに、自分が殺されるときに「屍人」の視点に視界が切り替わるんです。もう、彼らが「イヒヒヒヒ」と奇妙に笑ってる中で、自分が死ぬ様子を見る気味の悪さと来たら......。「視界ジャック」という斬新なシステムならではの怖さです。
しかし、ゲームの難易度は高い......。
ちなみに、この「視界ジャック」は一度始めると、だいたい15〜30秒くらいの時間がかかります。
この「間」はゲームとしてはドキドキするんですけど、ちょっと実況としては退屈なんです。そこで、その合間に自分の実況ではストーリー解説を入れてみました。というのも、このゲームは映画の『メメント』みたいに別々の時間系列で進んでいく非常に複雑なストーリーなので、少しわかりづらいんですよ。結果的に、色んな方に物語にも興味を持っていただけて、とても嬉しかったですね。
ただ、最初にも言いましたが、このゲームの難易度はかなり高いんです。実はマップを覚えていないと、「視界ジャック」をしても「屍人」の居場所はよくわからないですしね。なので、あとから聞いた話では、「実況を見てプレイしみたけど、まったく進めないよ!」という人が結構いたそうです(笑)。
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