『けものフレンズ』大ヒットの理由とは? ガチケモナーな東大研究者が語るケモナーの歴史とその深淵
ニコニコニュース / 2017年2月17日 12時35分
ここ最近熱狂的な盛り上がりを見せ、ネット上の話題を独占しているアニメ『けものフレンズ』。
「すごーい!」「たのしー!」といったフレーズが大流行し、その独特のユルさから「見るとIQが溶ける」というような評価? を集めている。
ニコニコ動画での第1話の再生回数は150万回を超え、まだまだ勢いが衰える様子はない。
『けものフレンズ』はアニメやマンガを含めたメディアミックスプロジェクトで、その先駆けとなったのが2年前の3月に始まったスマホゲーム版だ。
しかし思うようにユーザー数が伸びなかったのか、昨年12月にアニメの開始を待たずひっそりとサービスを終了。アニメから入った多くの視聴者にとっては、ゲームをやりたくてもできない状態となってしまった。
一体なぜ『けものフレンズ』はこれほどまでに流行っているのだろうか? そしていつの間にか終了していた幻のスマホゲーム版はどんなアプリだったのだろうか?
電ファミでは、ケモノ好きが高じて東京大学大学院に在籍しながら「ケモノ文化」を研究している猪口智広氏に、ディープなケモノのお話を伺った。
取材・文/透明ランナー
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ケモナーの東京大学研究者に聞く
――まず最初にお伺いしたいのですが、猪口さんは東大でどんな研究をされているんですか?
猪口氏:
「人間が動物をどういう存在として見ているのか」というのが基本の問いです。思想史とともに、ケモノ文化を社会学的に捉えようとしています。いわば「ケモノの社会学」ですね。
直近ではアメリカのピッツバーグで開かれているケモノ文化の世界最大級のコンベンション「Anthrocon」に、趣味と実益を兼ねて参加してきました。
――ご自身もケモナーなんですよね。いつごろからケモノにはまったんですか?
猪口氏:
中学生のとき「2ch獣」というお絵かき掲示板や『ポケモン』のファンサイトのイラストを見たのがきっかけです。そこから開花するというか、ハマるようになりました。
――そして東大に入られて、研究を続けていると。
猪口氏:
気づいたら動物一筋で博士課程まで来てしまいました。
――なるほど......。なにか聞き出すと闇鍋のような深い物語が出てきそうですが、全力でスルーして本題の方に入りたいと思います。
どんなゲームだったのか
――さっそくですが、『けものフレンズ』がすさまじく流行っている一方で、ゲーム版が昨年末にひっそりと終了していたことが話題です。ただ、猪口さんはこのゲームについてご存じだったと聞きました。
猪口氏:
ええ、もちろんです。リリース当初は結構な話題になっていましたし、それはリリースから2週間で20万DLという数字にも現れていたと思います。
――ケモナー界隈って、そんなに大きいんですか......。それで、今になってみんな「どんなゲームだったんだ!」となっているんですが、一体どういう内容だったのでしょうか。
猪口氏:
基本的なシステムは、少女の姿に擬人化された野生動物たちを仲間(フレンズ)にし、パーティーを組んでクエストをクリアしていくというものです。全体的に『メルクストーリア』に似ていると言われてましたね。実際、特に攻撃・防御・HP回復などのシステムはほぼ「メルスト」でした。
あと、ユニークな仕組みとしては、「けもリンク」がありました。
――ムダに響きの良い語感ですが、一体どんな効果が。
猪口氏:
同じグループの複数の動物の能力を連続発動させると「けもリンク」が発生するんですよ。すると、能力の効果がアップするんですね。
――要はコンボの仕組みですね。ちなみに、どんなケモノたちがいたんですか?
猪口氏:
ゲーム内で使われている動物がマニアックだったのが、まずは「推しポイント」でした。サイガ【※1】とかバビルサ【※2】とか、皆さん知らないと思うんです。
※1 サイガ
モンゴルなどの草原地帯に住むウシ科の動物。カモシカの仲間だがゾウのような鼻を持つのが特徴。
※2 バビルサ
インドネシアに生息するイノシシ科の動物。牙が非常に長く、肉を貫いて鼻から突き出ているほど。「最後には牙が頭に刺さって死ぬ」という言い伝えから、「自分の死を見つめる動物」という呼び名がある。
動物の生態に基づいた小ネタが大量に盛り込まれていて、図鑑を眺めるのが好きな人、テレビの動物番組が好きな人なんかはかなりグッとくるものがあったはずです。
もちろん、哺乳類だけではありません。鳥類、爬虫類、両生類に至るまで、それはもう世界中のいろいろな動物がいました。全部で150種類くらいかな? しかも、絶滅種やUMA、実在しない動物もいたので、かなりカオスな感じになっていました。
――えっと......現存する動物だけではなかったんですか。
猪口氏:
ええ、そうです。
あと、ニホンカワウソ【※】など絶滅種のキャラには、目にハイライトがなく黒く塗りつぶされているという都市伝説? も流れていました。
※ニホンカワウソ
かつて日本全域に生息していた、体長1メートルほどのカワウソの一種。毛皮の乱獲などにより急激に減少し、すでに絶滅してしまったとされる。
――それ、本当ならだいぶイヤですね......。
ユーザー層について
――どういう人がプレイしていたんですか?
猪口氏:
もちろん、まずは動物・ケモノ要素が好きな人です。
そして、コンセプトデザインを担当したのが『ケロロ軍曹』の吉崎観音先生です。
開始1週間後に「女体化されたケロロ」たち5体が期間限定でガチャに追加されるというコラボイベントがあり、2015年5月号の「月刊少年エース」では表紙にも登場しました。「ケロロ軍曹美少女化」という情報をきっかけに流入してきた人が多かったイメージがありますね。
他のコラボイベントとしては、2016年7月に秋葉原の私設図書館カフェで「JAPARI CAFE」というのも開かれていましたし、まさかサービス終了がこんなに早いとは思ってもみなかったという人も多かったのではないでしょうか。
実は炎上コンテンツだったゲーム版『けものフレンズ』
――ローンチからいきなり攻めまくってる気がするのですが、ケモナー界はどう反応していたんですか?
猪口氏:
ケモノ界隈、つまり俗に言う「ケモナー」の人たちの間ではけっこう炎上してましたね。むしろ炎上関連コンテンツとして認識・消費されていた側面も強かったんですよ。
というのは、サービス開始直前にとある個人ブログで『けものフレンズ』が紹介されました。「キャラがかわいくて面白そう、自分もやってみたい」という当たり障りのない内容なのですが、その記事の最後の一文だった、
ケモナーの自覚はなかったけど、俺ケモナーだわ! よろしく!
という言葉が引き金になり、炎上の火の手が上がりました。
――......!? 何がまずかったんですか?
猪口氏:
馴染みのない人には炎上の背景が少し分かりづらいと思いますので、説明しますね。
動物要素のあるキャラクターといっても、ネコ耳少女からリアルな動物に近いものまでさまざまです。
もともと「ケモナー」を名乗っていた層はいわばディープな好みを持っているわけで、そうした人たちは「ちょっとネコ耳が好き」というようなライトな人たち、いわゆる「ケモミミスト」と一緒にされるのを基本的には良しとしません。「ケモナーという言葉でひとくくりにするな」と。
よほどインパクトがあったのか、この「俺ケモナーだわ! よろしく!」というフレーズは今でもケモノ界隈で内輪ネタ的に使われたりします。
今回の場合はそれが騒動にまで発展してしまった結果、当のブログからは次のような謝罪文が出る事態になりました。
今回、スマホゲーム『けものフレンズ』紹介記事にて『ケモナー向け』と題打った事、また最後の一文で不愉快にさせてしまったことを謝罪します。
この記事は『けものフレンズ』が可愛くて面白そうだったので、キャラクターのモチーフになった動物の画像もあれば「分かりやすくていいかなぁ」と思い掲載したものです。煽る意図はございませんでした。
しかも挙げ句の果てに、一部の怒りの矛先が公式にも向いたりしまして......。
――......。ジャパリパークのフレンズたちみたいに仲良く出来ないんですかね......。
猪口氏:
自らがケモナーであること、あるいは「ケモナー」という名称をあまりポジティブに捉えていない人たちが多くいる、ということもあるでしょうね。まだ社会的に受け入れられていないという思いがあり、半ば自虐的に受け止めているというか。
サーバルちゃん
――ところで、ポケモンで言うところのピカチュウのようなポジションにいるのが「サーバルちゃん」ですが、サーバルってあまり聞かない動物ですよね。
猪口氏:
そうですね。サーバルはサバンナに住むネコ科の大型獣です。耳がとても大きく、ピンと立っているのが特徴です。耳が大きいというのはキャラクター化するときに使いやすかったのかもしれません。
ちなみに、アニメ版でサーバルがバスに轢かれるシーンがありましたが、サーバルの生息域は比較的人里に近くて、本当に車に轢かれてしまうことがよくあるんです。そういう情報を知っていると作品を見るときの楽しみがさらに広がると思いますよ。
――そんな細かなこだわりで作られているんですか......。多摩動物公園にいるらしくて、見に行く人が急増していると聞きました。
猪口氏:
ええ。都内では他に羽村市動物公園にもいます。興味を持ったらぜひ行ってみてください。皆さん、動物園にお金を落としましょう。
――それにしても、これまでサーバルが擬人化されて出てきた作品の例はあるんですか?
猪口氏:
ちょっと思いつかないですね。試しにpixivで検索してみても、『けものフレンズ』以前はマイナーな動物を描いている方の絵がほとんどですね。
――そういう絵師さんもいるんですね。
猪口氏:
同じマイナーなネコ科でもまだオセロットのほうが有名でしょうか。ちなみにオセロットはオセロット属、サーバルはカラカル属で、両者はネコ科の中でも比較的近縁です。系統的にはイエネコとライオンやヒョウのちょうど中間ですね。動物やケモノが好きだと、こういう関連知識も自然と押さえちゃうというのはあります。
なんでこんなに流行ってるの?
――それで、これが最大の疑問なのですが、どうしてこんなに「けもフレ」が流行りだしたのかと思うんです。猪口さんに聞かれても困るかも知れませんが......。
猪口氏:
「視聴者が癒やしを求めている」とか「低クオリティが逆に新鮮だった」とか、ネット上ではいろいろ言われていますよね。
ただ、私としては、キャラクター文化史の観点から見てみたいと思います。ざっくり「ネコ耳文化」と「ケモノ文化」とでも言いましょうか。
参考になるのがこのページ、「History of Kemono」です。
――わー、情報量がすごーい!
猪口氏:
まずは「ネコ耳」。ネコ耳少女の元祖としばしば言われるのは、大島弓子先生の『綿の国星』(連載:1978年~1987年)です。80年代のロリコンブームなどを経て、90年代にはネコ耳が「萌えの記号」として定着したとみてよいのではないでしょうか。
ゲーマーズが「デ・ジ・キャラット」をマスコットキャラクターにしたのもこの頃(1998年)ですね。
もう一つの「ケモノ」については、70年代や80年代にもいくつかの作品がみられますが、それが「ケモノ」というくくりとしてみなされるようになったのはだいぶ後のことで、「ケモナー」という単語が生まれたのが1990年代半ば頃ではないかとみられています。
アニメでは『ジーンダイバー』(1994年)や『十二戦支 爆烈エトレンジャー』(1995年)、ゲームでは格闘ゲームの『ヴァンパイア』(1994年)や『ポケットモンスター赤・緑』(1996年)、といったコンテンツが生まれたのがこの頃です。今から見るとひとつの黄金期と言ってよいかもしれません。
――なるほど。サブカルチャー史の"95年"は、ケモナー界にとっても偉大な時代だったのですね。
猪口氏:
しかし1999年、ポケモンのエロパロ本を出した同人作家が任天堂に訴えられ逮捕されるという事件(通称「ポケモン同人誌事件」)が起きたことも見逃せません。ファンのコミュニティに少なからぬ衝撃が走ったことは疑いないでしょう。
例えば、耳キャラオンリーの「みみけっと」の初開催が2000年なのに比べて、ケモノオンリーは10年近く後れを取ることになります。
――耳キャラとケモノ、けっこう違うコミュニティなんですね......。
猪口氏:
大まかには2つに大別できますが、どちらも動物をモチーフとしている以上、完全に分断されているわけではなく重なっている部分もあります。この重なりを語るときによくあるのは、どれだけ動物に似ているかのグラデーションを使うものです。
たびたび引用されるイラストに「ケモ度の階段をのぼろう」というのがあるのですが......。
乱暴に言ってしまえば、この図の3から右側の要素、つまりより動物っぽい要素を持つキャラが好きな人たちがケモナーなわけです。逆に、左端の1にあたるようなキャラクターだけを消費している人が「ケモナー」だというのには、相当な違和感を覚えるケモナーの人は少なくないはずです。
――お話を聞いていると、ディープなケモナーに対して、ライトなネコ耳萌えの集団が対立しているイメージがあるのですが......。
猪口氏:
対立とまでは言いませんが、あまり交わらない集団ではあるかもしれません。
ただ、ここで『けものフレンズ』キャラを見てみてほしいんです。擬人化度が高い――つまり人にかなり寄せたデザインになっていますよね。
――確かに、映画『ズートピア』(2016年)なんかに比較すると、だいぶ擬人化度が高い印象を受けます。
猪口氏:
それだけに、こうした少女メインのデザインに「けもの」というタイトルを冠したのは、もし全部知ってやっていたとすればかなり思い切ったなという印象です。ひょっとすると「ネコ耳」と「ケモノ」双方の歴史に影響を残すことになるかもしれない。
――な、なるほど......。
猪口氏:
ここについては、コンセプトデザインが吉崎観音さんだというのが本当に大きかったです。『ドラゴンクエストモンスターズ』のスピンオフ漫画を描いていたことも影響していたのでしょうか、吉崎さんはかなり実際の動物を意識してデザインをしたんじゃないかと思います。
例えば、カバのデザインを見てください。
一見「これのどこがカバなの」というようにも見えますが、口を開けたところを髪の毛の形で表現していたり、うまいこと特徴を捉えてデザインしているわけです。そういうところに強いこだわりが見えます。
擬人化度が高く人に寄せたデザインになので、ライトなケモノ好きにフレンドリー。その一方で細かい動物知識がをしっかり埋め込まれていることで、マニアックな層にも意外と支持されている。
そういうところが確実に受けている理由のひとつではないかと思います。無論、この話はあくまでケモナーの目から見て――ですが。
ケモナーとは何か
――あの、ここに来て今さらな質問で恐縮なのですが、ケモナーの方々って一体どういう楽しみかたをされているんでしょうか?
猪口氏:
まずは、もともとケモノ要素がある作品――例えば『ポケモン』や『どうぶつの森』などの原作や、それを超えてファンアートなどの二次創作を楽しむ人が多いです。そこは他のオタクコンテンツ消費とそんなに違いはありません。
ただ、やはり公式からの供給が少ないんですね。そこで一次創作、つまり自分でキャラクターや物語を作る方に向かう人もかなりの数に上ります。
それから、着ぐるみの文化もあります。着ぐるみ好きの人たちはもともと、個人のウェブサイトなどを中心に小規模な集まりを持っていました。2005年に「日本初の獣化イベント」をうたった「とらんすふぁ」、2007年に事実上の後継イベント「Kemocon」が始まったあたりから、潮目が変わったと言えそうです。
――ケモナー界の着ぐるみクラスタにおける「潮目」の変化。2007年にそんなことが......。
猪口氏:
同人即売会に集まるようなケモノイラストを描くのが好きなコミュニティと、着ぐるみが好きなコミュニティには、実はもともとそんなに直接のつながりがなかったんです。
ところが、こういったイベントによってまとまりが可視化されたことがきっかけとなって、両者が「ケモノ」文化として統合され、新たな文化が生まれつつある......というのが近年の動向です。
――全く知りませんでした。それにしても近年、とみにケモナーが増えている印象がありますよね。
猪口氏:
ええ、明らかに人が増えて裾野が広がってきた感触はあります。私はJMoF【※】というコンベンションに運営としても参加しているのですが、年々注目度が高まっているのを感じています。
※JMoF
Japan Meeting of Furries。着ぐるみ、イラスト、講演会など、ケモノに関するあらゆることを扱う総合イベント。2013年に初開催され、毎年愛知県豊橋市で開かれている。2016年は588人、2017年は845人が参加した。
最近ではオンリーイベント「けもケット」(2012年~)が始まるなど、ファンコミュニティが拡大しています。潜在的なケモノ支持層が表に出てきたと言えるかもしれません。近年のコンテンツを見ても、制作側がケモノを意識しているだろうなと感じさせられるものは増えつつあるように思えます。
ケモノ文化研究の第一人者として
――今まで『けものフレンズ』の話を伺ってきましたが、最後に猪口さんがいまどんな活動を行っているのかも聞いていいでしょうか。
猪口氏:
最近では雑誌『月刊サイゾー』の2016年11月号で、「浮世絵春画に見る"獣姦"の意味」、「そもそも"獣姦"はなぜダメなのか? 違法化が進む獣姦」という記事の中でコメントさせていただきました。ちなみに動物性愛は、自分の学部時代の研究テーマのひとつでもあります。
――なるほど。確かに動物性愛も動物と人間との関わり方の一つですものね。
猪口氏:
おもむろに「獣姦」と聞くと反射的に拒否感を覚えてしまう方もいるかと思いますが、異端がどうして異端とされるのか、というところは見かけによらない奥深さがあります。
例えば、精神的な結びつきよる性愛(Zoophilia)と動物との性行為(Bestiality)は、ひとまとめにされがちですがその意味するものはかなり違ってきます。
日本には春画という文化がありますよね。そこにおける描写をとってみても、イヌやネコなど感情移入しやすい動物と、エイやタコなど性具のイメージを帯びている動物の位置づけは、果たして同じだと言えるでしょうか。
――後者であれば葛飾北斎の『蛸と海女』が有名ですよね。日本と海外では獣姦文化は異なるんですか?
猪口氏:
日本では獣姦そのものを禁じる法律はありませんが、欧州では近年急速に獣姦の違法化が進んでいます。欧州では獣姦愛好者にも数百人規模の団体が存在しその権利を訴えていますが、その見えやすさが逆に規制派を刺激してしまうのかもしれません。
一方で日本においては獣姦をめぐる議論は活発化しません。動物と人間の境目の曖昧な部分を曖昧なままにしておこうとする文化的背景がある――と考えてみると、もしかすると何かケモノ文化に通じるものを見いだせるかもしれませんね。
――ありがとうございました。最後に一言お願いします。
猪口氏:
現代に至るまでの動物や、ひいては人間のあり方を、「ケモノ」を手掛かりに読み解いていくことにこれからも挑戦していければ、と思います。
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