花澤香菜「美空は高校生になってどんどん可愛くなっていく」アニメ『サクラダリセット』先行上映にケイ・美空・菫が登場
ニコニコニュース / 2017年3月9日 11時0分
河野裕さんによるライトノベル『サクラダリセット』シリーズのTVアニメ化を受けて、浅井ケイ役の石川界人さん、春埼美空役の花澤香菜さん、相麻菫役の悠木碧さん、そして監督である川面真也さんによる『サクラダリセット先行上映会舞台挨拶』が行われました。
声優たちによる自分が演じているキャラクターを紹介するコーナーでは、それぞれの役について深く語る貴重なトークが見られました。川面監督が2クール予定されているTVアニメシリーズの尺について本音を漏らす場面も。
すべての写真付きでニュースを読む
『サクラダリセット』は合奏しながらお芝居してる気分
悠木:
私は『サクラダリセット』では、合奏しながらお芝居してる気分でした。ケイが主旋律を紡いで、それに他のキャラクターたちでリズムを乗せていくような。そういう掛け合いのお芝居が気持ちいい作品だと思っています。その掛け合いを曲にたとえれば、賑やかな曲でもなければ、悲しい曲というわけでもなくて......でも共感できる部分がつまっているというか。
司会:
「この能力とこの能力が組み合わさったらこうか!」みたいな驚きがいっぱい出てくるのが、たしかに合奏という感じはしますよね。
悠木:
あとセリフ量が多い作品なんです。そのセリフにヒントがいっぱいあるし全部聞いてほしい。すると、普通の掛け合いとはちょっと違う流れができてくるんですよね。言葉を選ばずにいうと、普通の能力モノの作品と違って、たいしたことない能力の人たちしかこの作品には出てこないんです。それがすごく良い(笑)。個々の能力では火をつけたり凍らせたりすることはできないんだけど、キャラクターが集まると能力が組み合わさる、というところに大事な部分があるなと思ってます。
ケイは非常にロジカルで頭のいいキャラクター
司会:
各キャラクターはどんな特徴を持っているのでしょうか。
石川:
私が演じた浅井ケイは、非常に淡々としていて、感情がはっきり見えづらいっていうのがあるんですね。人の話を聞くときに、自分なりの結論を出しつつも、A~Fぐらいまでの答えを出していて、果たしてこの人はその中のどれなんだろうっていうのを情報を集めながら結論に近づいていくというキャラクターなんですね。
石川:
そんなキャラクター像が非常にロジカルでおもしろいんですね。だから、結論が見えてから改めて同じ会話を見てみると、「あっ、こういうことを聞きたかったのか」っていうのが見えてくる、頭のいいキャラクターですね。
司会:
ということは、演じていると石川さんもだいぶ頭を使いませんか。
石川:
あ......はい(笑)。
花澤:
(笑)
美空は高校生になってからどんどん可愛く
司会:
それでは続いて、花澤さんのキャラクターはいかがでしょうか。
花澤:
美空ちゃんは、ほとんど表情が変わらないんですよ。中学生のときは誰に対してもロボットのように同じように喋る、自分の感情というものを消している女の子なんですけど、ケイと出会ってだんだんと気持ちがあらわれるというか、そこで彼女の本質が見られるようになるキャラクターですね。
司会:
中学生と高校生でちょっとパーソナリティーが違うというか。
花澤:
そうなんですよね。彼女のかわいらしいところは高校生になってからどんどん出てくるので、こんなに表情は変わらないのにめちゃくちゃ可愛いこと考えてるなっていうところ、ぜひ楽しみにしていてください!
猫の要素をどうやって混ぜようか
司会:
それでは悠木さんはいかがでしょうか。
悠木:
菫はオーディションのときから「猫みたいな女の子」という一文がキャラクターの説明にずーっと入っていたことが印象的でした。彼女のセリフ自体はとても抽象的で、でも頭のいい、年齢がわからないようなキャラクターだなって印象もありました。そこに猫の要素をどうやって混ぜようかなっていうのを構築するのが楽しいキャラクターでした。
悠木:
自分が菫をやらせてもらえることになってから、いつのまにか彼女のペースに全員が巻き込まれてるところとか、キャラデザだけみるとちょっと溌剌としてそうに見えたりもするんですけど、溌剌とした表情もあれば、突然大人の顔をするときもあったりして、そこがすごく気まぐれで、でもとても魅力的な女の子ですね。
司会:
なのに死んじゃうんですね(笑)。
悠木:
はい残念ながら......死んでしまうんです(笑)。
司会:
早く蘇らせてほしいですよね。
悠木:
そうなんですよね(笑)。
本当は6クールぐらい欲しいんですよね
司会:
キャラクターにとても重みの置かれている作品だと思うんですけど、監督はどんなことを考えながらキャラクターをデザインしたりディレクションされたりしていたんですか?
川面:
この作品は、キャラクターのピュアさが尋常じゃないんですよね。ただ見せ方としては真逆にも見えるような感じになっているので、その両面がなんとなく滲み出ないかなというふうには考えてます。シンプルさというよりは、複雑さみたいなものがありますね。でも、一番根本のところが、結局純粋すぎるっていうのがあると僕は思っています。原作をお読みの方はわかると思うんですけど、本当は6クールぐらい欲しいんですよね。でもTVアニメとして2クールいただけているので、なんとかそのなかで最後まできっちり駆け抜けたいという、その一心です。
司会:
監督自体も取りこぼしたくない要素でいっぱいということですよね。
川面:
そうですね。尺との戦いなんですよ。さっき言ったピュアさみたいなのを出す時に、やっぱり間も欲しいし(笑)。
◇関連サイト
・[ニコニコ生放送]4月より放送開始!TVアニメ「サクラダリセット」舞台挨拶 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv291755491?po=newsinfoseek&ref=news
外部リンク
- 女芸人バービーが吉田豪に無理やりキス。口を固く閉ざした吉田に対して、久田将義「俺はイケるね、唇を柔らかくする。力抜きますよ。」
- 変体仮名(へんたいがな)を覚えるのはたいへん。アプリ【みんなで翻刻】で、古文書を読もう。
- [対談 岡田斗司夫✕西野亮廣]差し入れ迷惑の炎上問題 キンコン西野亮廣さんが本当に伝えたいこと。「僕は貰ったものを捨てたくないだけ」「ファンレターは本当に嬉しいです」
- 現役アイドル『さんみゅ~』新原が考えたゲーム『アイドルクエスト』とは!? 「サンミュージックを救います(笑)」
- プレミアムフライデーの矛盾に投資家が言及。「消費税上げると言っている奴らが、消費にお金を回せって、どこの戯言ですか?」
この記事に関連するニュース
-
細田佳央太、主演ドラマ『七夕の国』に自信「もう大丈夫」
マイナビニュース / 2024年7月4日 11時15分
-
細田佳央太、実写ドラマ化「七夕の国」山田孝之から刺激 顔を隠しても「感情の機微感じた」
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月3日 21時3分
-
“朗読”を聞きたい声優は? 早見沙織、花澤香菜、沢城みゆき…心地良くて眠っちゃうかも【女性声優編 24年版】
アニメ!アニメ! / 2024年6月20日 12時5分
-
キスマイ宮田俊哉、声の芝居に“難しさとやりがい” 過去の自分に言ってあげたい一言とは【「ブルー きみは大丈夫」インタビュー】
モデルプレス / 2024年6月13日 18時0分
-
キスマイ・宮田俊哉、「大丈夫?」「アイドルなのに?」と言われた過去の自身に伝えたい「きみは大丈夫」
クランクイン! / 2024年6月8日 7時0分
ランキング
-
1「鬼すぎない?」 大正製薬の広告が“性差別”と物議…… 男女の“非対称性”に「昭和かな?」「時代にあってない」
ねとらぼ / 2024年7月4日 18時32分
-
2「ドコモ光 1ギガ」旧プランを2025年6月に提供終了、解約金の安い新プランへ自動移行
マイナビニュース / 2024年7月4日 19時15分
-
3老後の趣味で気軽に“塗り絵”を始めて1年後…… めきめき上達した70代女性の美麗な水彩画に「本当にすごい…」「感動です」
ねとらぼ / 2024年6月29日 22時0分
-
4「Thank you Buddies!」 櫻坂46、最新曲「自業自得」ライブ映像を公開 「これだよこれ!」「いきなり凄いものが…」反響続出
ねとらぼ / 2024年7月4日 20時53分
-
5人気VTuber、サイバー攻撃余波?で本名公表 問われる妥当性、それでも「認めざるを得なかった」理由
J-CASTニュース / 2024年7月4日 12時58分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください