菊地成孔"ラ・ラ・ランド酷評"の動機を吉田豪が解説。「あれは菊地ジャズ警察による町山智浩への攻撃なんですよ」
ニコニコニュース / 2017年3月14日 11時0分
ジャズミュージシャンであり文筆家でもある菊地成孔氏が、ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』を「世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね」と酷評。
この話題を受け、3月12日配信の『タブーなワイドショー』内で、久田将義氏と吉田豪氏が「今回の酷評は、町山さんが『ラ・ラ・ランド』は凄い。みたいなことを言ったことに対するアンサーと言うか、攻撃なんですよ。」と語った。
すべての写真付きでニュースを読む
警察が来るんですよ。菊地某っていうジャズ警察が
吉田:
菊地さんが何に反論していたかわかりました?
久田:
まず、チャゼル監督? 『セッション』から。
吉田:
『セッション』に怒っていましたね。菊地さんね。
久田:
ジャズ評論家だし、映画評論家だから。
吉田:
ジャズ警察ですよ。ジャズを間違った使い方をしていると、警察が、来るんですよ。菊地某っていうジャズ警察が。
一同:
(笑)
吉田:
町山さんがまず『セッション』を絶賛して、『ラ・ラ・ランド』も絶賛したというのがあっての、菊地さんのアンサーと言うか、攻撃なんですよ。
わかりやすく言いますと。『セッション』を大絶賛した町山さんに対する「ちょっと待った!」であり、町山さんが「『ラ・ラ・ランド』はすごい」みたいなことを言ったことに対するアンサーです。
久田:
じゃあ、映画じゃなくて、個人的なってこと?
吉田:
「ラストがすごい」って町山さんが言っていたので、それに対する菊地さんのアンサーって流れなんです。
久田:
わかった。だから菊地さんは記事の中で、「ラストのどこが大ドンデン返しだよ」って、言ったのか。
吉田:
なんで菊地さんが町山さんにそうやって、アンサーをするのかって、単純にこれかなと僕が思ったのは、『ラ・ラ・ランド』の話とかを町山さんがするときに「とにかく曲が素晴らしいんですよ。全部ジャズで」みたいな言い方をしたことに対する。「いやいや、それジャズじゃないよ」っていう、ジャズ警察が動いたんじゃないかみたいな。音楽に対するカテゴライズに敏感になっている部分があるんじゃないかなと。
久田:
あるでしょうね。やっぱり、自分の領域を語られると、嫌な人っているじゃないですか。
吉田:
この『ラ・ラ・ランド』の監督が、『セッション』もそうだけど、僕は観てないけど、初期のころから、基本的にジャズへの思い入れが強い監督で、常にジャズを入れてくるらしいんだけど、その扱いが、菊地ジャズ警察的には全てが「ああっ!(怒)」 って感じなんですよ。
久田:
ジャズは、わからないけど、『セッション』は格闘技みたいで面白かったけどね。
吉田:
この2人の人間関係も長年追っていくとすごく面白いんですよ。
あまり、絡めちゃいけないこの2人が、僕の【※】サブカル・スーパースター鬱伝に入っていまして。正確には、町山さんは入ってないですけど、町山さんが「俺も出してくれ」って言って、コメントをあとがきで書いたんですよね。
※サブカル・スーパースター鬱伝
「サブカル男は40歳を超えると鬱になる、って本当!?」プロインタビュアー吉田豪が、そんなテーマに沿って、リリー・フランキーをはじめ、大槻ケンヂ、みうらじゅん、松尾スズキなどのメンバー(ほか、川勝正幸、杉作J太郎、菊地成孔、ECD、枡野浩一、唐沢俊一)に全力インタビュー! クイック・ジャパン誌上で『不惑のサブカルロード』 と題 して連載されたものに、精神科医にしてサブカル者である香山リカへの新規インタビューや、吉田豪自身の補稿もくわえての書籍化。
吉田:
「みんな結局サブカルが鬱になるって言っているけど、こいつらは、売れてからそれまでの女とか、妻を捨てて、若い女に走って、それでおかしくなった奴らなんだよ!」 って、すごい、当たっているかもしれないけど、酷いまとめ方をしていたのを書いたら、菊地さんが「すみませんが、僕はずっとモテて来ましたので、それは違います」という、追加のコメントを出すみたいな。お互いのアンサーが続いている感じなんですよ。
◇関連サイト
・[ニコニコ生放送]久田将義×吉田豪のタブーなワイドショー【ラ・ラ・ランドから宗教問題まで!】 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv287472787
外部リンク
- ラスボスこと「小林幸子」が、ゲームアプリ『ゴシックは魔法乙女』のテレビCMに降臨!俺たちのガチャマネーがド派手な幸子衣装に...
- 「ウチはまだ安全」実はハザードマップが逆効果と語る地震学者に対して、夏野氏が活用法を提唱「危険度を不動産価格に反映させよう」
- 物流の混乱状態は"従業員の賃上げ要求チャンス"「供給のひっ迫は経済において必ずしも悪いことばかりではない」
- 花澤香菜「美空は高校生になってどんどん可愛くなっていく」アニメ『サクラダリセット』先行上映にケイ・美空・菫が登場
- 女芸人バービーが吉田豪に無理やりキス。口を固く閉ざした吉田に対して、久田将義「俺はイケるね、唇を柔らかくする。力抜きますよ。」
この記事に関連するニュース
-
青春ラブストーリーのキラキラ感、どう生まれる ヒットメーカー・新城毅彦監督が語る
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月17日 8時15分
-
松下洸平、大ファン「踊る」シリーズ初参加 ベテラン俳優が絶賛「思いっきり感じた」【室井慎次 生き続ける者】
モデルプレス / 2024年11月15日 22時14分
-
阿部寛「VIVANT」ぶり共演・竜星涼の成長ぶり絶賛 過酷撮影も回顧「これは命が危ないと思いました」【ショウタイムセブン】
モデルプレス / 2024年11月11日 22時42分
-
アーロン・パークスが明かす、ジャズの境界線を越えていくバンド「Little Big」の全容
Rolling Stone Japan / 2024年10月31日 17時30分
-
タランティーノ監督、酷評された『ジョーカー2』を大絶賛「オタクにクソ食らえと言っている」
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月30日 12時6分
ランキング
-
1「私庶民よと悦に浸ってる」工藤静香スーパーのセルフレジ動画に批判と“撮影禁止”疑惑の指摘
週刊女性PRIME / 2024年11月26日 18時0分
-
2「ペトロールズ」の河村俊秀さん急死 45歳 自宅で倒れ…「深い悲しみの中におります」
スポニチアネックス / 2024年11月28日 1時35分
-
3「有働Times」好調で囁かれる「報ステ」禅譲説 日テレからの“一本釣り”はテレ朝・早河会長の肝いり
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 9時26分
-
4《スケジュールは空けてある》目玉候補に次々と断られる紅白歌合戦、隠し玉に近藤真彦が急浮上 中森明菜と“禁断”の共演はあるのか
NEWSポストセブン / 2024年11月28日 7時15分
-
5「歴史から抹消するのね」NHKが紅白特番からSMAP排除、「忖度するな」ジャニファンから批判殺到
週刊女性PRIME / 2024年11月27日 18時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください