昔「盗んだバイク走りだす」←カッコイイ!  最近「盗んだバイクで走り出す」← やめてください。 "不良に対する庶民の評価"今昔物語

ニコニコニュース / 2017年10月19日 11時30分

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 『「不良だけど根はいい奴」という風潮は一体何なの? ろくでなしがちょっと善行を積んだだけで許されていいのか』というコラムがネットで話題になっています。コラムでは「マトモな人間だったら、世間様に不良だとか、反社会的な人物という評価を下されていない。問題のある言動をやっているから不良と呼ばれる、そういう連中が実は善人だったなんてあるわけがない」と語られています。

 これを受けて、『ニコ論壇時評』では、漫画家の山田玲司氏がアシスタントの乙君氏、しみちゃん氏に、「不良に見えるけど優しい人だ」と思いたくなるのはなぜか、不良の価値観と存在が時代の流れとともにどのように変化してきたのかを解説しました。

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時代の流れとともに変化してきた不良

乙君:
 映画版ジャイアンみたいな普段悪ぶってる奴が、たまに猫を助けるとものすごく良いことをしているように見える。普段お年寄りに席を譲っている地味な奴は全然褒められないのに、悪い奴がちょっとお年寄りに席を譲ったりすると、「なんかあの人、本当はいい人なんだね」みたいなギャップで得をしている。

山田:
 アンフェアだと思う。たぶん、80年代には不良という文化がギリギリ残っているんだよ。80年代に不良がストリートギャングになって、そしてDQNになるんだ。要するにルールなき暴徒と化すんだよ(笑)。

 それまでは社会のルールに適応できない奴は、そちら側のルールに寄り添うというのがあったんだよ。いわゆる任侠の世界だね。これは、どこか武士道なんだよ。「おやじの言うことだったら、俺行きますわ」というようなノリが、ヤンキーの世界でもあったから、「あの先輩のためだったら、俺は体を張る」みたいなのがギリギリ成立してたんだよ。

 そうすると「お前筋通せよ」という話になってくる。筋を通さなければいけないのが、そもそもの不良だったんだけれども、こういうのが無理になってくる時代になる。要するに、「そういうのうぜえよな」となった。先輩から助けてもらったら、テキ屋を手伝わなきゃいけないみたいな、そういう流れがあるんだけど、今は「舎弟とかなりたくないし」みたいな。それはただの乱暴者と言うの(笑)。 仁義なきDQNの登場。

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