「音楽が聴けるキーボード」は実用に耐えうるのか? 最新の“変態ガジェット”を自腹レビューしてみた
ニコニコニュース / 2024年2月15日 11時0分
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【音楽が聴けるキーボード!?】最新の”変態ガジェット”を自腹レビュー。DACアンプ搭載・4.4mm出力対応ってマジか!?』というさいちょうさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今回は最近発売されたばかりの「変態キーボード」をレビューしていきます。
謎の進化を遂げると同時に夢を見せてくれる、いわゆる「変態ガジェット」と呼ばれるアイテムを投稿者のさいちょうさんが自腹レビューしました。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194323/Keyboard116-600x337.jpg)
購入したのはこちらの「KB3 HiFi USB」というキーボード。2月3日に「FiiO」というガチの音響機器メーカーより発売されました。ゲーミングなだけの普通のキーボードに見えますが、DACアンプ内蔵キーボードになっています。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194356/Keyboard41-600x336.jpg)
DACアンプはパソコンなどから来たデジタルな信号をアナログに変換して増幅し、良い音で聴くための装置。パソコンには元々そういった機能がありますが、内蔵された物より専用の物を外付けにした方が良い音になるとのこと。こだわりはじめると何十万、何百万の世界になるのだとか。それをキーボードに内蔵したのが今回の製品です。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194426/Keyboard233-600x337.jpg)
Amazonで予約時価格26950円にふさわしく、クオリティ高めの箱に入っています。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194439/Keyboard243-600x339.jpg)
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194444/Keyboard302-600x335.jpg)
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194449/Keyboard303-600x336.jpg)
FiiOのロゴが入ったキーボードカバーを外すと、接続用のケーブルとキーキャッププラーが出てきました。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11201037/Keyboard326-600x337.jpg)
テンキーレスなので比較的コンパクトですが、予想の2倍くらいの重量感と言うか密度感があるそうです。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11201225/Keyboard357-600x336.jpg)
英語配列でキーの総数は81。75%キーボードと呼ばれるタイプで、打鍵感はわりと静かで想像以上に良いとのこと。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11201325/Keyboard400-600x336.jpg)
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11201331/Keyboard407-600x338.jpg)
キーキャップは半透明の黒で、右上にはロゴが彫り込まれています。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11202203/Keyboard415-600x338.jpg)
ロゴの横の赤いものを回すと音量調整、押し込むとミュートにすることができます。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11202838/Keyboard433-600x336.jpg)
イヤホンを挿す端子はキーボードの左。通常の3.5mmに加え、4.4mmのバランス出力に対応しているのが特徴です。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11202903/Keyboard442-600x339.jpg)
比較的高価格帯のイヤホンやヘッドホンの接続は4.4mmが多いとのこと。「これはめちゃくちゃポイント高いですね」とさいちょうさん。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11203329/Keyboard524-600x337.jpg)
キーボード後ろ側にはtype-Cポートとtype-Aポートが2つありました。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11203459/Keyboard531-600x337.jpg)
底面には2段階で角度が調整できる脚が2個と、4つの滑り止めが付いています。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11203713/Keyboard557-600x337.jpg)
パソコンに接続するとゲーミングな輝きが。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11203913/Keyboard601-600x336.jpg)
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11203921/Keyboard604-600x337.jpg)
明るさはF1・F2で、エフェクトのパターンはF3・F4キーで変更可能です。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11193857/Keyboard736-600x337.jpg)
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11205651/Keyboard754-600x336.jpg)
次はDACアンプとしての機能のチェック。手元にあるハイレゾ音源を、3種類のイヤホンとヘッドホンで数日に渡り試してみます。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194514/Keyboard729-600x338.jpg)
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194745/Keyboard813-600x338.jpg)
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194754/Keyboard827-600x337.jpg)
最初はMoondrop SSRというイヤホンでの感想です。3.5mmのプラグで使用しました。FiiOのキーボードを使ったところ、はっきりわかるレベルで音質が良くなったそうです。パソコンに直で繋いだときと比べ音の輪郭がはっきりし、リスニング体験が一段リッチなものになる体感があるとのこと。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194812/Keyboard731-600x337.jpg)
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194824/Keyboard912-600x334.jpg)
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194832/Keyboard935-600x336.jpg)
次のEMPIRE EARSのLegend EVO (Universal Fit)」は4.4mmの純正プラグを使って接続。率直な感想としては「思ったより聴ける」という印象でした。普段据え置き使っているのでさすがに物足りない部分もありますが、音の解像感や立体感や迫力など全体として悪くはなく、「意外といける」と感じたそうです。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194849/Keyboard734-600x336.jpg)
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194903/Keyboard947-600x339.jpg)
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11194912/Keyboard1002-600x337.jpg)
最後はSennheiserの「HD 800S」 。このクラスは再生環境の要求が厳しくなるので“敢えての試し枠”です。その結果は、「良い音なのは確かだけれど、実力を出し切れていないのもわかる音」でした。すごいのはわかるけれどいつもの感じじゃない、ということが伝わってきたとのこと。
3つの機器で試したさいちょうさんの感想は、「本気の据え置きDACアンプほどではないにしても、さすがにガチの音響機器メーカーが作っただけある」というものでした。パソコン直差しより間違いなく良い音で、ネタアイテムのクオリティを越えてきたそうです。
![](https://originalnews.nico/wp-content/uploads/2024/02/11195638/Keyboard1316-600x336.jpg)
冷静な意見としては別に買うことがオススメとのこと。しかしそんな常識を蹴り飛ばし、夢を見せてくれるガジェットだそうです。手元で直感的に操作できるホイールも便利だったとか。
DACアンプ内蔵キーボードとさいちょうさんの検証の詳細に興味を持たれた方はぜひ動画をご視聴ください。キーボードとしての使い心地なども丁寧に解説されています。
視聴者のコメント
・これ気になってた
・発表見た瞬間絶対食いつくと思った
・こういうのを開発できる余力や余裕が弊社にもほしい
・ネタと思いきやなかなか堅実な造りなのは見ててよく分かった
・使ってるイヤホンが短いから距離が短くなるのと音量つまみは良さそう
・変態ガジェットシリーズいいねぇ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【音楽が聴けるキーボード!?】最新の”変態ガジェット”を自腹レビュー。DACアンプ搭載・4.4mm出力対応ってマジか!?』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43370884
―あわせて読みたい―
・冬の寒さに備え、デスク下用に「パネルヒーター」を買ってみた! サーモグラフィーまで使った渾身のレビューに「助かる」「参考になる」の声
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ポタフェス2024冬の注目製品をチェック、佐々木喜洋
ASCII.jp / 2024年7月14日 12時30分
-
NUARLのMEMS搭載完全ワイヤレス「Inovatör」(旧X878)の秘密とは?
ASCII.jp / 2024年7月14日 11時45分
-
これからのイヤホンに個人最適化が必要な意味を再認識、NUARLとAudiodoの協業で生まれる新製品「Inovatör」とは?
ASCII.jp / 2024年7月11日 7時0分
-
バッファロー、PD100W充電とイヤホンを同時に使えるUSB Type-Cオーディオ変換アダプタ
マイナビニュース / 2024年7月3日 11時37分
-
OTOTEN発、LinkPlayの多機能ネット再生機「WiiM」とSHANLINGの「EC Smart」を聴く
ASCII.jp / 2024年6月30日 17時0分
ランキング
-
1LinksysのWi-Fiルータが平文でAmazonに機密情報送信、消費者団体が警告
マイナビニュース / 2024年7月16日 9時33分
-
2Excelをノーコードで自動化しよう! パワークエリの教科書 第10回 フォルダーからデータを取得する方法
マイナビニュース / 2024年7月15日 11時0分
-
3「最高すぎ」 どう見ても「KAT-TUN」にしか見えないファミマに爆笑 「亀梨くんも入れてあげて」
ねとらぼ / 2024年7月15日 8時30分
-
4田中れいなの結婚&妊娠発表に元バンド仲間もビックリ 7月再会報告も「本当に我々メンバーも気付きませんで」
ねとらぼ / 2024年7月16日 12時50分
-
5「MAX」元メンバー、21歳で加入→「脱退劇」後の現在は……ささやかれた“疑惑”巡り「私の努力不足」「プロの中に素人が入っちゃった」
ねとらぼ / 2024年7月16日 18時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)