『ドアラでWii』ドアラと交流するゲームなのにドアラを避けてクリアタイムを短縮！ 3分7秒という圧倒的な速さで走り抜ける異色のRTA

ニコニコニュース / 2024年4月23日 18時0分

　今回紹介するニコニコ動画は、中日ドラゴンズのマスコットであるドアラを題材にしたゲーム『ドアラでWii』を3分7秒で完走したRTA動画。

　動画投稿者のマガじいさんは、先駆者によって編み出されたチャートのもと、ゲームスタートからエンディングが流れるまでを計測。本作は、ドアラの魅力を十二分に体感できる複数のミニゲームやドアラとの交流パートで構成されている。
　しかしマガじいさんは、交流パートでドアラの好感度を一気に上昇させることにより、数々のミニゲームを体験することなく、大幅にプレイ時間を短縮。その結果、3分7秒という圧倒的な速さのクリアタイムを叩き出した。

　その手順は、まずゲーム開始直後にミニゲームを2回中断し、拠点（ドアラの部屋）のメニュー画面に戻り、そこから好感度上げを一瞬でこなしていくというもの。そして、好感度上げの後に解放されるドアラとの触れ合いが描かれたアドベンチャーゲームをプレイし、エンディングへ到達する。

　好感度上げは、本作の拠点となるドアラの部屋で、ひたすら上キーを連打入力し続け、ドアラとの交流を爆速でこなすことによって進行していく。その状況は1分間にも及び、本RTAにおけるプレイタイムの3分の1を占めるほどの時間に。動画内では、マガじいさんから「これ1分くらい連打するのですごく手が疲れるんですよね…」という言葉が漏れていた。

　必要なだけ好感度を上げた後は、新たに解放されたドアラとの活動をくり広げるアドベンチャーゲームパートへ。ところが本RTAにおいてドアラと会話を楽しむ余裕などあるはずもなく、プレイヤー自らドアラに会いに行くことは一度もなくなっていた。アドベンチャーの内容は、球場で働くスタッフが随所でドアラと交流しつつ10日間を過ごすといった内容だが、マガじいさんはドアラと会うことがない場所に全力で向かい、そのまま何事も起こさずエンディングへ到達することに成功していた。

『ドアラでWii』3分7秒でドアラと仲良くなるRTAhttps://t.co/intRr1xSsQ

中日ドラゴンズのマスコットであるドアラを題材としたゲームを3分7秒もの速さでクリア。ドアラとADV形式で交流するモードではタイム短縮のため、なるべくドアラと出くわさないようシナリオを進めていくことになる。 pic.twitter.com/N9pFM77Zjo
— ゲームやりこみ学会 (@game_yarikomi) March 19, 2024