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『ロックマン5』のRTAを“ジャンプ回数135以下”に制限して完走!? 最小ジャンプ縛りの研究結果を活かして挑む特殊すぎるRTAをご紹介

ニコニコニュース / 2024年10月23日 11時50分

 プレイヤー自らがゲームプレイに制限を設け、通常とは異なるゲームプレイを楽しむ縛りプレイのひとつに「最小○○縛り」というものがある。

 最小○○縛りはゲーム内で行う特定の行動やパラメーターを最小限に抑えてクリアを目指すもので、戦闘数や倒した敵、レベルに実績、集めた装備などなど、ゲーム内のあらゆる要素を用いて挑戦できる縛りプレイだ。

 どんな要素でも最小限に抑えてゲームクリアを目指すというのはなかなかに過酷なチャレンジになるもので、ニコニコ動画でもこの手の縛りプレイが度々注目を集めている。

 今回紹介するのは『ロックマン5 ブルースの罠!?(以下、ロックマン5)』の最小○○縛りから発展したRTA動画。ROWさんがニコニコ動画に投稿した『【制限RTA】ロックマン5 ジャンプ135回制限 RTA Part1』だ

 この動画は移動はもちろん攻撃や回避にも使用する基本のアクションであるジャンプを最小限に制限した縛りプレイ動画から発展したRTA動画で、ジャンプの回数を135以下に抑えて『ロックマン5』のクリアを目指すというもの。

 今回は必要な場所で必要な回数しかジャンプできないRTA動画、高難易度で運要素も強い過酷な挑戦をご紹介する。

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最小ジャンプ回数縛りの経験から生まれた特殊すぎるRTA

 今回紹介するのは前述の通り『ロックマン5』の最小ジャンプ回数縛りから発展したRTAに挑戦する動画。

 「ロックマン」シリーズにおけるジャンプと言えば、段差や穴を越えるといったステージでの移動はもちろん、高い位置の敵を攻撃したり、敵の攻撃を避けたりと使用機会の多い基本アクションだが、本RTAではその使用を制限している。

 基本アクションを縛られた本プレイだが、投稿者のROWさんは2022年から『ロックマン5』での最小ジャンプ回数縛りの挑戦と研究を繰り返してきたガチ勢。

 本プレイでは過去の挑戦からROWさん自身が考案したレギュレーションを採用しており、投稿時点での最小ジャンプ回数ではないものの走者と視聴者の両方が楽しめるとして総ジャンプ回数135以下でのクリアを目標としている。

 RTA中にジャンプとして扱われるのは、コントローラーのジャンプ使用ボタンを押下してのジャンプのみ。

 ジャンプを使用せずに段差から降りた場合はカウントされず、ラッシュに乗った際にラッシュがジャンプするラッシュコイルもロックマン自体はジャンプしていないためカウントされない。

 また、ボス突破などのイベント時に発生するジャンプ演習も、プレイヤーがジャンプ使用ボタンを押下していないためカウントしない。

 本RTAでは135回にジャンプ回数を制限しているものの、ROWさんによれば132回程度でクリア出来る予測とのことで、ラッシュや被弾時の無敵時間を用いてジャンプを回避する独特のRTAが披露されるようだ。

 なお、本プレイはクラシックスコレクション版をプレイしており、連射機能とCPUターボ機能は使用可、中断セーブと再開、および巻き戻し機能の使用は禁止としている。

ガチ勢でもギリギリの『ロックマン5』ジャンプ制限RTA

 最小ジャンプ回数縛りの経験を活かしたRTAに挑戦するROWさんだが、動画ではどのようなプレイが披露されたのだろうか。

 本RTA最初のステージとなったのは通常RTAでもお馴染みのスターマンステージで、本プレイ的には難易度も運要素も高めのステージだという。

 今回のプレイでは133回のクリアを想定しており、ミスのリカバリも用意されているものの、ほとんどミスが許されないなかでのプレイとなるが、流石は最小ジャンプ回数縛りのガチ勢、安定したプレイを披露。

 本来であればジャンプで越えるようなエリアもラッシュコイルや被弾時の無敵時間を利用しながら段差を無理やり突破。無敵時間を利用した回避は見た目以上の難易度のようだが、本プレイでは難なく成功させている。

 ボスのスターマン戦では通常の戦闘方法では運ゲーになるとのことだが、ROWさんはボスの行動を管理する余裕の攻略を見せ、ボスを撃破してみせた。

 スタートから安定したプレイを披露していたROWさんだがPart1中盤では手痛いプレイも収録している。

 動画時間8分頃からはエネルギー管理や体力管理も重要な本RTAでは難関となるジャイロマンステージに挑戦。

 ラッシュ、アロー、被弾回避と使える手段を最大限に活用しながら攻略を進める本RTAらしいプレイを披露するROWさんだったが……。

 道中のプカペリーの被弾でジャンプミスが発生。早くも猶予が残り1回に減らしてしまった。

 手痛いミスはあったものの、その後はミスなくステージ攻略自体もドロップ運にも恵まれたことで難なく成功。ジャイロマンを撃破し、攻略にも欠かせない新たな武器を入手してみせた。


 ジャンプ回数を135以下に制限し、『ロックマン5』のRTAに挑戦した本シリーズは完結済み。Part3でRTA本編は終了となったものの、Part4でより詳細なチャート解説を行っている。

 最小ジャンプ回数縛りガチ勢が挑む制限RTA本編、そしてその詳細が気になった方はPart4も併せてチェックしてみてほしい。

 文/富士脇 水面

【制限RTA】ロックマン5 ジャンプ135回制限 RTA Part1

https://www.nicovideo.jp/watch/sm44076702

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