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超会議の目玉! コスプレ・筋肉・ギネス記録etc…カオスな才能の祭典「クリクロ」の型に収まらない魅力を出展者9組に聞いてみた

ニコニコニュース / 2025年2月6日 12時0分

 ニコニコ超会議の目玉企画、クリエイタークロス(以下:クリクロ)。
 ボカロP・歌い手・踊り手・絵師・配信者・ゲーム実況者・VTuber・技術部など様々なジャンルのクリエイターが思い思いの出展を行うユーザー主体の企画です。

 ニコニコニュースオリジナルでは、クリクロにスペース出展した個性豊かなクリエイターたちに、超会議の魅力や創作活動の楽しさについて伺ってきました。

 本記事ではクリクロインタビューの第3弾として、「リアル問診」を行った現役救急医のDr.熱血さん(@keioha、リアルな「指キーホルダー」を出展したピエロ大好き人間さん(@I_LOVE_Clown、巨大な武器を装備できる「大剣体験」を行ったレアワークスのレアレアさん(@rarerarerareに、クリクロの楽しさやファンとの思い出をインタビューしました。


第1弾:12万人が来場するニコニコ超会議に誰でもスペースを出せる「クリエイタークロス」 参加者に出展のきっかけを聞いてみた【仮面ライアー217・筋肉紳士集団ALLOUT・癒し処ツボネ】

第2弾:学祭で女装して「これが扉やで」と先生に言われた10年後に超会議で聖徳太子になった話ーー小さなきっかけで開花したクリエイターたちに原点を聞いてきた


 1人目は現役救急医でありゲーム実況者でもあるDr.熱血さん。その経歴を活かして医療相談とリアル問診で会場を盛り上げていました。

■出展内容は……医療相談とリアル問診!?

――ニコニコ超会議2024のクリエイタークロスではどのような出展をされたのか教えてください。

Dr.熱血:
 僕は普段からニコニコ生放送で医療相談を中心とした雑談配信をしております。
 リアルでもそういったことをやりたいなと思い、クリエイタークロスで出張相談、医療相談室をやってみました。

――本業がお医者さんということで、スケジュール調整も大変ですね!

Dr.熱血:
 いつ呼び出しがあるかわからないといったところですね。
 今もまさに一人の患者さんを診ている最中で、検査の結果が出ましたという連絡が来たところでした。

――お医者さんがニコ生をどのような形で?

Dr.熱血:
 趣味でやっています。
 自分の空いている時間にやるという形で。もう15年になります。ずっとずっと同じスタイルで続けております。

■「リアルだからこそ言えるお話」をしに来たお客さんたちとのやり取りは……!?

――超会議のクリエイタークロスで、リアルにやってみようと思ったきっかけを教えてください。

Dr.熱血:
 普段のニコ生ではあまり顔出しをしてなかったんですけど、顔出し自体に全く抵抗はなかったんです。
 「ネットだから言えるお話」もいっぱいあるけれども、「リアルだからこそ言えるお話」っていうのもあるんだろうなと思いまして。

――実際に来てくれたお客さんにはどのような方がいらっしゃいましたか?

Dr.熱血:
 「聴診器を触ってみたいです」という方もいました。
 「こういう風に聞くんだよ~。」「聴診器で聴いてる時に喋られるとめちゃくちゃうるさいから聴診器当ててる時は喋んないでね~。」なんてやり取りがありました。
 それはもう、リアルでないとできない話ですよね(笑)

――(笑)

Dr.熱血:
 他にも、「医者ということで気になってきました」「医学生です」「看護学生です」と医学生や医療従事者の方も結構来てくださいました。

――「腰が痛い」ですとか「足が痛い」といった普通に医療相談される患者さんも?

Dr.熱血:
 「こういう症状があるんだけど、何科に行けばいいのかわかんない」みたいな人がたくさんいました。
 症状を聞いて、これはこういう病気が考えられるから、この科に行ったらいいですよと案内するんです。
 実際それで病気が見つかった人もたくさんいるし、入院して治療中の子もいます。

 医療は、基本問診で8割が決まると言われているくらいで、話を聞くことは非常に重要なんです。

■準備は前日の100均で!?

――超会議に参加してみて、周りのブースとか他のクリエイターさんとの交流はありましたか?

Dr.熱血:
 隣のスペースを「どんなところかな~」ってチェックしに行ったら、既にめちゃくちゃ準備されていたんです!
 それで慌てて、その日の夜に100均で買えるものを買いましたね(笑)

Dr.熱血:
 周りの方にご挨拶させていただくと、他の方々はめちゃくちゃ準備されているんですよ!
 次回は僕もちゃんと準備したいなと思いましたね。

――(笑)

Dr.熱血:
 事前に飾り付けや、診察するための場所をセッティングするといったことは、当初してなかったんです。
 ところが、いやこれはちょっと恥ずかしいなと思って。

 その他にも「ここでやってるよ~」っていうホワイトボードや、テーブルにキレイな布みたいなのを置いたり、前日に急いで準備しました。
 逆に言うと、そのぐらいの準備であっても、自分自身の知識と経験で対応できるんだなという確証を得ました。

――なるほど。そうなると次回の出展は少し変化しそうですか?

Dr.熱血:
 基本は変わらないです。
 もうちょい見栄えが良くなるようにしたいです。
 例えば、書道家の友人に、かっこいい看板を書いてもらって迎え入れられたらなと思います。

■ブースには同業の方がいらっしゃることも!?

――同業の方がブースにいらっしゃることも多いですか?

Dr.熱血:
 ありますし、来てくださった場合は僕がめっちゃ相談します。
 例えば僕は、リハビリに関しては素人に毛が生えた程度しかわからないんで、そこはたくさん相談します!
 看護師さんの場合もそうで、「ナースさんがいなかったら我々仕事になんないですよ!」って話をしたり。

――医療といってもジャンルによって別世界なんですね。

Dr.熱血:
 僕、ニコ生歴が長くて、最初は救急医から入って、その後精神科も回っているんです。
 ネットの世界って精神的に病んでる人が多いなという印象を受けて、リスナーさんや配信者も含めてメンタルをちゃんと診れるようになりたいなと思ったんです。
 精神科に5年務めて、また救急に戻ってきたので今は精神的な相談にも乗れます。

■なんと医療相談ではメンタル面の相談をすることも可能!

――非常に心強いですね! 実際に精神科の相談を受けることも?

Dr.熱血:
 実際にあった相談例として、精神科にかかっている方が「薬を飲むのが辛くて。今こんな薬を飲んでます」って大量の薬を見せてくれたんです。
 そこで、「コレとコレは系統がかぶってるから、こちらを削れると思いますよ」って教えてあげたり。

 ただ、「主治医にちゃんと言ってね! 自分で勝手に止めちゃダメ!」とも伝えています。
 なので、「この薬とこの薬がかぶってるって友達の医者に言われたんですけど」、って主治医さんに相談してみるといいよって話をしました。

――向精神薬には副作用の大きいものがあるそうですもんね。

Dr.熱血:
 そうなんです。薬の副作用ですごく太っちゃうものもあるんですよ。
 女の子だとそういうの凄く嫌じゃないですか。なので、そういった薬が処方されている場合は、「これ相談して変えてもらった方がいいと思うよ」って教えてあげたり。

■クリエイタークロス参加は……ニコニコ愛!?

――クリエイタークロスへの参加を悩んでいるという方がいる場合、なんて声をかけてあげたいですか?

Dr.熱血:
 ちょっと不安だな~って悩んでいる方って、メンタル的な部分が大きいんじゃないかと思うんです。
 どこのブースも集客にガツガツしていないですし、別にお客さんが来なくても不安になることはないです。
 恥ずかしいことは一つもないです。気にしないで参加してください!

 とはいえ……周りのブースが事前準備をしっかりされている場合は恥ずかしいと思うことがあるかもしれませんが(笑)
 なんにせよ、自分をアピールできるチャンスの場なんですから、使えるものは使ってみたらいいんじゃないかなと思います。
 僕自身は来年もクリエイタークロスがあれば、ぜひ活用したいなと思っています。

――活用していただき、ありがとうございます!

Dr.熱血:
 僕はそもそもニコニコが好きなんです。配信を始めたきっかけもニコニコだったんで。
 今はYouTube LIVEもやってますけど、ホームはニコニコだなと思っています。

 超会議にも初回から欠かさず出演させていただいています。
 今は土日祝日休みというホワイトな病院にいるので、超会議には絶対に参加できます。
 次回は事前準備をしっかりして挑みます(笑)


 2人目は、自分の指と同じ形のキーホルダーが作れる「リアル指キーホルダー」を出展したピエロ大好き人間さんと、10代のメディア & コミュニティ「Steenz(スティーンズ)」担当者さんのお二人。

■出展内容は……リアルな指キーホルダー!?

――ニコニコ超会議2024のクリエイタークロスではどのような出展をされたのか教えてください。

Steenz担当者:
 小学館に「Steenz(スティーンズ)」という、10代のメディア & コミュニティがあります。
 私はそちらの運営として関わっております。
 Steenzの人気彫刻クリエイター「ピエロ大好き人間」のイベントサポートという形で、企画運営させていただきました。

――なるほど。小学館の「Steenz(スティーンズ)」が企画運営としてかかわっていらっしゃるのですね。展示はどういったものだったのでしょうか。

Steenz担当者:
 去年、一昨年と出展させていただいております。
 ピエロ大好き人間の代表作である、「リアルな指キーホルダーが作れる」というワークショップをやりました。

ピエロ大好き人間:
 元々、私はリアルな体のパーツをモチーフとした作品を制作し、SNSで発表したりしています。
 中でもリアルな指がSNSでバズったこともあって、この企画が持ち上がりました。

――ワークショップはどのような流れになりますか?

ピエロ大好き人間:
 ブースでは、まず指の型を取って、ワークショップ形式でキーホルダーを作っていくという企画を実施しました。
 ニコニコではお馴染みの、ラブマツさんとコラボもさせていただき、ラブマツさんのリアルな指を作り、販売させていただくという物販もありました。

――このような企画はどのように思いつかれたんでしょうか。

ピエロ大好き人間:
 元々ピエロ大好き人間がリアルな指の販売をしていたんです。
 そこでSteenzさんが何か一緒にできないかと企画を提案してくれて、出展に至りました。

■「彼氏の指が欲しい」というカップルも!?

――現地で参加してくれた方々の反応などいかがでしたか?

Steenz担当者:
 そもそもピエロ大好き人間というクリエイターを知っていて参加してくれた方も多かったんですが、通りすがりのカップルや、家族連れがワークショップに多く参加してくれたのが印象的でした。

ピエロ大好き人間:
 表現としてグロテスクな部分はあるんですが、それもエンタメとして楽しんでくれていました。
 カップルの女の子が「彼氏の指が欲しい」と参加していたのが面白かったですね(笑)

――ほかのイベントにも出展されることはあるんですか?

Steenz担当者:
 デザインフェスタに出展させていただいたり、スペースを割いてピエロ大好き人間の個展を開くこともあります。
 リアルな指キーホルダーワークショップ以外にも、「指ガチャガチャ」という企画があります。

ピエロ大好き人間:
 それは今までオンライン上で販売していた指をガチャガチャにして、親指から薬指までどれが出るかな? とか。
 あとは、ギャルの指みたいに派手なネイルをつけたものを作ってガチャガチャにしたりという企画がありましたね。

――ニコニコ超会議のクリエイタークロスに参加された理由はどのようなものだったのでしょう。

Steenz担当者:
 私がそもそもN高校出身なんです。
 今は大学生なんですけど、N高文化祭での超会議参加という経験が背景としてあります。
 ニコニコ超会議のクリエイタークロスは、ワークショップとの相性がいいんじゃないかな?と感じ、企画を提案させて頂いた感じですね。

ピエロ大好き人間:
 ユーザーとの距離が近いというのもありますし、ちょっと変わった作品も受け入れてもらえる場だなと思っているので。
 そういう魅力が決め手になりました。

――他のイベントとニコニコ超会議の違いなどはいかがですか?

ピエロ大好き人間:
 他のイベントだと、クリエイターやアートといってもジャンルが狭かったりするんです。
 ニコニコ超会議にはそういった限定的な風潮がないのが素敵だなと思っています。

■ピエロ大好き人間の原点は……ホラー映画!?

――ピエロ大好き人間さんにもお伺いいたします。もともとこういった作品を作ることになったきっかけを教えてください。

ピエロ大好き人間:
 高校に入ったころ、ホラー映画が大好きで、ホラー映画を撮ってみたいなと思っていたんです。
 ハリウッドで人体造形によく使われている素材がシリコンなんですけど、そのシリコンの使い方を勉強したいなと思っていたら、ちょうど学校にシリコンに詳しい彫刻の先生がいたんです。

 聞いてみたら、シリコンって言っても種類がいっぱいあるんですよ。
 そのうちどれが一番人の肌に近いのかって実験するために、指でサンプルを作っていたら……いつの間にか家が指でにいっぱいに(笑)
 それを売り始めたのがきっかけです。

――(笑)なるほど! 指好きなかたなのかと思っていました!

ピエロ大好き人間:
 最初は別に指が超好きってわけじゃなかったんですけど、いっぱい指とか手を作っていくうちに、その個人差に気が付きました。
 それこそ、指紋って警察の捜査にも使われるぐらいで、その人の顔以上に個人差が出ているわけじゃないですか。

ピエロ大好き人間:
 自分の掌のシワも、隣の人と見比べてみたら全然違っていたり。
 そんな個性に気が付いてからは、指やシワ結構好きです(笑)

――実際にワークショップをされていかがでしたか?

ピエロ大好き人間:
 ワークショップでは色んな人の指が見れて楽しかったですね。
 人によっては爪がめっちゃ長くてギャルみたいにデコっていたり、超深爪な人がいたり。
 指や手には人生が出るという話もありますし見ていて飽きないですね。

――出展への準備は大変でしたか?

ピエロ大好き人間:
 以前はどのくらい材料が必要なのかがわからなくて、途中で材料が切れちゃうというアクシデントが発生したこともありました。
 ニコニコ超会議のクリエイタークロスではそういったトラブルはありませんでしたが、作業スペースが小さくて大変でした。

――次回も参加されるとしたら改善点などいかがですか?

ピエロ大好き人間:
 次回はワークショップ1回あたりの参加者を減らした方がいいんじゃないかという結論に至りました。
 これは実際に出展してみないとわからないところですよね。

■ニコニコ超会議は文化祭ノリ! 来場者とはまさかのコラボも!?

――クリエイタークロスに参加されて良かったと感じられたことがあれば教えてください。

ピエロ大好き人間:
 普段SNSやYouTubeで見ているクリエイターさんが近くにいたり、有名人に会えたりするのが刺激的でした。
 みんながニコニコ超会議をめっちゃ楽しんでる感じで、ほかのイベントと違って特殊なのがいいですね。

――ありがとうございます。ニコニコ超会議ならではの良さというものも感じていただけましたか?

ピエロ大好き人間:
 来てくれるお客さんがアート好きの人だけじゃないのが気に入っています。
 色んな人が来てくれました。例えばアイドルが好きな人、配信者が好きな人、もちろんアート好きな人も。
 ものづくりからかけ離れた人が来てくれるから、色んな意見が聞けて良かったです。

――その中で印象的なやりとりなどありましたか?

ピエロ大好き人間:
 アニメを作っているプロデューサーさんか来て、「一緒にグッズ作りませんか」「アニメキャラの指のグッズ作りたいです」と言ってくれたり。
 あとはYouTuberの方が、「僕の指を作って欲しいです!なんなら手も作って欲しいです!」と言ってくれて、一緒に手を作ったというとこがありました。

■出展を迷う人には一緒に……「やらないか」!?

――もし、ピエロ大好き人間さんの周りにクリエイタークロス出展を迷ってる人がいたとしたらなんて声をかけてあげたいですか?

ピエロ大好き人間:
 ホントに近い人だったら「一緒にやらないか」って言うと思います。
 「最初はブースのスペースを半分ぐらいに分けて一緒にやろうよ」って。
 超会議は参加してみてめっちゃ楽しかったので。

ピエロ大好き人間:
 全体的にカオスと非日常を感じられたのがすごく良かったです。
 普段の生活では知りえない情報や、新しい世界に出会える場です。
 是非一緒に盛り上がりましょう!


 3人目は、ゲームの世界から飛びしたような巨大な武器を実際に持つことができる「大剣体験」を出展した実物大空想武器屋レアワークスのレアレアさんです。

■出展内容は……巨大武器の大剣体験!?

――ニコニコ超会議2024のクリエイタークロスではどのような出展をされたのか教えてください。

レアレア:
 出展内容は実物大の武器の展示です。
 展示する内容としては実際に大剣を持ってもらって、”大剣の魅力を感じて、大剣を好きになってもらう”展示「大剣体験」です。

――(笑)普段からこういう大きな武器を制作されているんですか?

レアレア:
 もう単純に趣味で大剣を作っています。
 大きい武器が好きなので、単純に自分が「カッコいいな!」と思える大きな武器を家でただひたすらに作っている。
 それだけの一般人です。

――大剣制作を始められたきっかけを教えてください。

レアレア:
 ネットニュースで大きな剣が展示されているイベントを知り、凄いなと思って行ってみたんです。
 もちろん大剣は凄かったんですが……展示物なので触れないんですよ!
 自分で持ってみたい!という思いが強く、自分で作り始めたのがきっかけです。

■体験を手にした人のリアクションは!? 女性は大剣好きな傾向!?

――最初に作られた武器はどんなものでしたか?

レアレア:
 ゲームの大きな武器でした。

――なるほど。モンスターをハントするようなゲームですね。超会議以外にも出展はされていますか?

レアレア:
 以前に参加させてもらったことはあります。
 やっぱり単なる展示だとなかなか足を止めてもらえないんですよ。

 もともと自分も触りたい、持ちたいという思いから制作に至っているので、「触っても大丈夫ですよ!」「手にとってみていいですよ!」というお声がけをしていたら、みなさんいいリアクションをしてくれるようになったという形です。

――大剣を手にしたみなさんはどんなリアクションをされますか?

レアレア:
 実際の重量は約5kgほどしかないと思うんですが、長さがありますので重く感じるんですよ。
 なので、みなさん「重ッ!」「マジかッ!」という表情をしてくれますね。
 これがまたいい表情なんです。本当にこれはイベントでしか得られない、私にとっての栄養素だと思っています(笑)

――(笑)女性も大剣を体験されたりしますか?

レアレア:
 女性も多いです。女性は何故かデカい斧やハンマーが好きなんですよ!
 対して男性はシャイなのか、小ぶりなものを選んだりしますね。
 あとはお父さんが自分で借りるのが恥ずかしいのか、息子に「あの武器持ってきてよ!」ってお願いしてるパターンも多いですね(笑)

■自分の大剣イラストを具現化したいという方は是非コラボを!

――超会議ならではの良さなどあれば教えてください。

レアレア:
 私の展示する大剣は2.5mほどという大きなものになりますので、まず天井が高くなければなりません。
 大剣を体験するにはスペースも広く借りられないといけません。
 そしてなにより、運営さんに理解がなければいけないという3つの要素が必要なんです。

 この3つの要素をすべて満たしてくれているのが……現状ニコニコ超会議だけということになります。
 なので、主戦場はニコニコ超会議です。

――ありがとうございます! そうなると制作モチベーションもニコニコ超会議に向けている形ですか?

レアレア:
 そうなります。今の内容の出展は超会議でしかできませんので。
 現状は借りられる最大値の8ブースを借り、5~6本の展示をしています。

 実はもう活動歴が10年になるので、大剣は15本くらいあるんです。
 なので、可能であれば借りられるブースの最大値を8ブースから16ブースに増やしていただきたいですね(笑)

――運営側にかけあってみます(笑)オリジナルの武器などもあるんですか?

レアレア:
 今のところ2本あります。イラストレーターさんが作ってくれたものを私が制作するという形で。
 こういった大剣のデザインができる方がどんどん増えてくれたらいいなと思っています。

 元ネタがある大剣は、完全にファンアートという位置づけでの制作になります。

――活動歴10年ともなりますと、レアワークスさんの大剣体験からイラストレーターやデザイナーになられる方も出てきそうですね。

レアレア:
 そうなってくれると嬉しいです。
 好きで作っている物なので、展示しているデカい武器に興味を持ってもらえたり、好きになってほしいという思いがあります。

――10年間で撒いてきた種が芽を出すときが来たら熱いですね!

レアレア:
 「大剣体験面白かったよ」と、家に帰って家族と話した時、そのお父さんが実はゲームプロデューサーで、「あ、次のゲームに大剣出そうかな」なんてことになったら最高やね!って思っています。
 私自身はデザイン力がゼロなので、「自分のデザインした大剣を具現化したい!」という方は是非コラボしましょう!

■クリエイタークロス出展を悩んでいる人には……「出展してから考えよう!」

――超会議クリエイタークロス出展で印象的だった交流などあれば教えてください。

レアレア:
 前回の出展で隣がマッスルタクシーさんだったんですよ。
 うまくタイミングも取れたので、マッチョと大剣というパワフルな撮影会を開催することができました。

――周囲にクリエイタークロス出展を迷っている方がいたとしたら、なんて声をかけてあげたいですか?

レアレア:
 とりあえず、「出展してから考えよう!」って言っています。
 実際色んなタイプのお客さんがいらっしゃるので、心に刺さったと感じてくれるお客さんも必ずいると思っています。
 色んなお話ができるのも楽しいですし、絶対やってみてください!

 お客さんとして遊びに行くことを躊躇している方には……「君も超会議で大剣体験しようぜ!

撮影:あめりか、ぼすこめ 被写体:五月うさぎ、雲英耀

■information

クリエイタークロスインタビュー

第1弾:12万人が来場するニコニコ超会議に誰でもスペースを出せる「クリエイタークロス」 参加者に出展のきっかけを聞いてみた【仮面ライアー217・筋肉紳士集団ALLOUT・癒し処ツボネ】

第2弾:学祭で女装して「これが扉やで」と先生に言われた10年後に超会議で聖徳太子になった話ーー小さなきっかけで開花したクリエイターたちに原点を聞いてきた

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