ダメダメ皇子がじつは最強冒険者!? 『最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い』国中から馬鹿にされるダメ兄皇子が弟のためにクールに暗躍
ニコニコニュース / 2020年6月20日 10時50分
ニコニコ漫画「ヤングエースUP」で連載中の『最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い』(原作:タンバ先生、作画:天海雪乃先生)は、とある国の帝位争いに巻き込まれてしまった兄弟の姿を描く物語。
「お気楽」「無能」と世間からバカにされ、「出涸らし皇子」というあだ名をつけられてしまった主人公のアルノルト。実力者ながらそれをおくびにも出さない彼の飄々とした生き様と、中二心をくすぐる彼のクールな暗躍っぷりをどうぞお楽しみください!
SS級冒険者“シルバー”の正体は“出涸らし皇子”?
“アードラシア帝国”の中心地である、“帝都・ヴィルト”。
この地の冒険者ギルドに、怪しげな人物がキング・ミノタウロスの巨角を引きずりながら来訪します。
“シルバー”と呼ばれるこの男は、大陸に5人しかいないSS級冒険者の内のひとり。
しかし彼はそんな名声を笠に着るでもなく、報酬金の一部で冒険者たちに酒をおごる気前の良さを見せます。
シルバーがこのような立ち振る舞いをする理由は、彼が高難度の依頼専門の冒険者だから。
彼としては依頼を独占することで、冒険者たちからいらぬやっかみを受けることはなんとしても避けたいらしく……。
……それがなぜかと言えば、じつは“シルバー”の正体が帝国の第七皇子アルノルト・レークス・アードラーだったから。
確かにこれほどのやんごとなき御方が、一介の冒険者をやっていたなんて身バレするわけにはいきませんよね。
そんなアルノルトの生きかたに大きな影響を与えていたのが、双子の弟の存在です。
文武にわたって優れた才覚を発揮する弟と比較されるうち、アルノルトについたあだ名は“出涸らし皇子”。
だれからも期待を受けなくなったことをいいことに、彼はお忍びで冒険者稼業に勤しみつつ自由気ままに暮らしていたのでした。
“出涸らし皇子”が弟のピンチに立ち上がる!
周囲の期待を一身に受ける弟とは対照的に、いまや帝国中から白い目で見られているアルノルト。
けれども彼は世間の評判など気にしていないようで、むしろ皇族の義務とは無縁な現状が気に入っているようでした。
しかし、そんなアルノルトの気ままな生活を揺るがしかねない凶報が届きます。
それは帝都守備隊の名誉将軍にして、帝国のご意見番であったドミニクの死。
ドミニク将軍は近ごろある皇子に熱心に肩入れしていたため、恐らくは帝位争いをする別勢力から暗殺されたのだろう……という推察がアルノルトの脳裏をよぎります。
そしてドミニク将軍が加担していた皇子というのが、第八皇子レオナルト。そう、アルノルトの双子の弟だったのです。
元来の人を惹き付けやすい性格も災いし、いつしか他勢力からも警戒されるほどの力をつけてしまったレオナルト陣営。
もっとも弟には帝位を狙う意志などないだろうと語るアルノルトでしたが、すでにレオナルトが周囲から目の敵にされている以上、帝位争いの渦中からは逃れようもありません。
半ば巻き込まれる形で、帝位を狙う勢力として目されることになってしまったレオナルト。
もし弟が帝位争いに破れた場合、新たな皇帝によって一族郎党の処罰……つまりは兄である自分も無事では済まないだろう。
そう考えたアルノルトは、「レオを皇帝にするしかないか……」と結論をつぶやくのでした。やはり彼には自分が皇帝になる気などさらさらない模様。
かくして、なお気だるげながらも“シルバー”の仮面を手に取り立ち上がったアルノルト!
「弟のために暗躍するとしよう」と悪い笑みを浮かべる彼ですが、いったいどんな立ち回りを見せてくれるのか……!?
“頼れる兄”な一面も見せるアルノルト
帝位争いに巻き込まれた弟に助太刀すべく……というよりは、自分の身の安全と気ままな日常を取り戻すべく立ち上がったアルノルト。
しかしながら、表面上はダメダメな兄という立場に甘んじていながらも、要所では弟想いな良き兄の部分が見え隠れするのが彼の魅力です。
弟に会うべく城を訪れた際も、言いたい放題の貴族たちにいちいち腹を立てるような素振りは見せません。
むしろ自分が周囲からナメられていることは、今後においても好都合。
目的のためには手段を選ばず、あえて“暗躍”に徹しようというところがじつにクレバーではありませんか!
天才ながらも争いを好まない弟・レオナルトに対しては、単刀直入に「方針を示せ」と言って覚悟を決めさせます。
生まれ持った素質は違えど、やはり兄は兄。弟側としても、豪胆な兄・アルノルトは頼りになる存在に違いありません。
また、問答の後ではアルノルトとレオナルトが軽口を叩きあうという兄弟の絆を感じさせるシーンも。
世間ではいろいろと言われている両者ですが、意外と当人同士にわだかまりはない様子。今後深堀りされるであろう、ふたりの関係性も気になります。
そして、アルノルトのいわば本気モードである“シルバー”の活躍も必見!
彼が扱うのは、帝国で禁忌とされている“古代魔法”。果たして、どのような力を秘めているのか……!?
さらには、協力者探しの最中に公爵令嬢・フィーネと出会うという、うれしい美少女遭遇イベントなども!
そんな見逃せないポイント多数の本作。続きが気になった方は発売中のコミカライズ第1巻、または原作小説をチェックしてみてください!
(画像はニコニコ漫画『最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い』より)
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