【全文書き起こし】東京都知事選挙の候補者7名によるネット討論会【出演:山本太郎、小池百合子、宇都宮健児、小野泰輔、服部修、立花孝志、齊藤健一郎】
ニコニコニュース / 2020年7月1日 19時0分
7月5日に投開票が行われる東京都知事選挙を控え、東京青年会議所が設けた要件を満たした都知事選候補者である山本太郎(やまもとたろう)さん、小池百合子(こいけゆりこ)さん、宇都宮健児(うつのみやけんじ)さん、小野泰輔(おのたいすけ)さん、服部修(はっとりおさむ)さん、立花孝志(たちばなたかし)さん、齊藤健一郎(さいとうけんいちろう)さんの7名が出演するネット討論会が東京青年会議所の主催によりニコニコ生放送で開催されました。
放送では、争点が多岐にわたり政策や候補者の比較ができず候補者選択が難しい都政選挙に対し、各候補者の政策比較がしやすいよう、若年層に関係の深い争点に絞った具体的な討論が行われました。
珍田汐花:
ニコニコ生放送をご覧の皆様、こんばんは! 7月5日投開票の東京都知事選挙に向けたネット討論会のお時間です。新型コロナウイルスや東京オリンピックなど話題が多く、今回の選挙も大注目です。今こちらの会場には7名の候補者に来ていただいております。この7名が直接対峙するのはこれが初めてです。大注目のネット討論会始まります。
本日の司会で、公益社団法人 東京青年会議所 珍田汐花と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
早速7名の候補者をご紹介していきたいと思います。今回の東京都知事選挙では立候補者が多数のため、本討論会では誠に勝手ながら、過去の同様の事例に乗っ取り、東京青年会議所が定めた要件に該当している候補者のみのご参加とさせていただきました。
今回の要件は 国政に議席を持つ政党から公認・推薦・支援をもらっている候補者、知事経験者、国会議員経験者のいずれかに該当する方としております。
また本日の座席及び紹介の順番は、届け出順とさせていただきました。なお敬称につきましては、「さん」で統一させていただきます。あらかじめご了承ください。それでは、選挙期間中の大変お忙しい中にも関わらず、本討論会の趣旨を理解し、出席を快諾いただいた候補者の皆様を早速ご紹介させていただきます。
山本太郎さん、小池百合子さん、宇都宮健児さん、小野 泰輔さん、服部修さん、立花 孝志さん、齊藤健一郎さん。候補者の皆様、お忙しい中お越しいただき本当にありがとうございます。
最後に、本日のコーディネーターです。学習院大学法学部政治学科4年生であり、一般社団法人 全国学生連携機構学生代表の正生雄大さんです。ここからの進行を正生さん、お願いいたします。
■候補者自己紹介
正生雄大:
ご紹介いただきました正生雄大です。よろしくお願いいたします。
まず、本公開討論会の主旨について述べさせていただきます。有権者が投票に行かない理由の一つに、候補者間の政策の違いが分かりにくい点が挙げられています。この討論会では政策の違いを分かりやすく有権者の皆様に訴えていただきます。
発言は公平を期すため、時間制限があります。質問毎の制限時間につきましては、その都度、私からあらかじめ説明させていただきます。発言終了時間15秒前にベルを1回、発言終了時間にはベルを2回鳴らしますので、発言を直ちに終了していただきます。
また、今回は、共通質問、事前ヒアリングシートを元にしたクロストークや、視聴者からの質問の時間も設けさせていただきます。いずれの場合にも、私が指名した方から、ご発言いただきます。
それではまずはじめに、それぞれの候補者に自己紹介をしていただきます。 お一人1分でお願いいたします。 では最初は、まず山本太郎さんから1分で自己紹介をお願いいたします。
山本太郎:
すみません、れいわ新選組の代表山本太郎です。今回は都知事選挙にチャレンジをさせていただきました。私は総理大臣になると常々言っていたんです。なのにどうして都知事選挙なんですか、ということに関して、やはりコロナウイルスの感染拡大ということが私の背中を強く押しました。
本来国がやるべきことは何だったか。多くの方々がこの消費の蒸発ということで仕事を失ったり収入が減ってしまったりってことで住まいまでも失ってしまうっていうような局面にあります。会社が倒れそうだ、クビになる。そういう状況をやはり国として通貨発行権を使いながら底上げをしていくのが当然のことなんですけど、それがなされませんでした。
一方で国がやらないにしても、東京都としてやれること多くあります。それを考えるならば、現在の都政において、それが充分になされているかということを考えた時に、自分自身が都知事になって、その底上げ、皆さんの2月から6月までの損失をカバーしていこうと、そのような決意で立候補いたしております。
正生雄大:
続いて、小池百合子さん、自己紹介1分でお願いします。
小池百合子:
東京都知事小池百合子でございます。
街は生き物です。私はこの4年間常に首都東京を活性化させていくために東京大改革に取り組んで参りました。都民ファーストの都政当たり前です。
そして都政の見える化、情報公開、さらに賢い支出に徹底して参りました。4年間で約3500億円の事業の見直しを行いました。都債、都の都民の借金でございますが、6000億円減らしております。
喫緊の課題でありますコロナ対策ですけども、第二波に備えまして、いわば堤防強靭に築いていく、そして東京版のCDC【※】の創設、感染対策の拠点として参ります。また検査体制・医療体制の整備などに備えて参りたいと思います。
都民の命と暮らし経済を守っていく。私、東京都知事現職小池百合子どうぞよろしくお願いいたします。
※CDC
Centers for Disease Control and Prevention.疾患予防管理センター。
正生雄大:
続いて、宇都宮健児さん、1分でお願いします。
宇都宮健児:
はい、宇都宮健児です。私は30年以上に渡ってサラ金や闇金融などから借金を重ねた多重債務者の救済を行って参りました。貸し金業者を規制する立法運動にも取り組みグレーゾーン金利を撤廃させる法律を制定させました。
また地下鉄サリン事件の被害対策弁護団長としてオウム真理教の破産申し立てを行い被害者を救済する立法も成立させました。リーマンショックによる世界的な金融危機が発生した際、派遣労働者が派遣切りにあい、野宿を余儀なくされた派遣労働者を支援するために、年越し派遣村の取り組みを行いました。
また日弁連会長の時は、東日本大震災、福島第一原発事故が発生した際、私は被災者の支援活動に奔走し、被災者を支援する立法や制度作りに取り組みました。3度目の出馬になります。都知事選やりたいことがあるので出馬しました。
正生雄大:
小野泰輔さん、お願いします。
小野泰輔:
はい、無所属日本維新の会推薦の小野泰輔と申します。私は熊本県副知事をやっておりましたが、丁度任期が切れるという節目で、この都知事選を見てですね、私の生まれ故郷のそして育った東京が今難局にある、そして現職の小池さんがですね、無風でこのまま通るということでは良い議論ができないだろうということで、たった一人で手を挙げました。
そしてですね、これからの東京、コロナによって大きく変容しようとしています。それを私が行政経験も8年副知事としてやってきましたし、その即戦力を生かしてですね、しっかりと東京の未来を作っていく。そのことに自分が貢献したいと思って今回挑戦しております。どうぞよろしくお願いいたします。
正生雄大:
服部修さん、1分でお願いいたします。
服部修:
はい、イルミナティをぶっ壊す。ホリエモン新党公認の推薦で、この度都知事選に立候補させていただきました服部修でございます。
私ですね、今回ミュージシャンですね、ドラマーとして立候補させていただきました。これはですね、今回コロナ騒ぎの中でコンサート・興行・美術館・スポーツ観戦ですね、そういったアイドルの握手会であるとかサイン会であるとか写真撮影会など、ありとあらゆる芸術・音楽・芸能、そういったですね文化活動が全く置き去りになっております。
もういつコンサートが開始されるか解禁されるかもわからない状況の中ですね、皆さん大変苦しんでおります。もうカラオケ業界もめちゃくちゃです。相撲もできません。そういった意味でですね、東京都知事になってそういった文化活動を一日も早くお祭りも花火も開催したいと思います。
正生雄大:
立花孝志さん、1分でお願いいたします。
立花孝志:
はい、NHKをぶっ壊す! からの、いってらっしゃいっていうことで、NHKから国民を守る党の党首立花孝志でございます。
今こんなに元気にしていますが、15年前にNHKの職員時代、NHKの不正経理を内部告発をさせていただいた者です。ほんとにその後、心の病になり自殺を考えた時期もありましたが、こうしてこのような晴れやかな賑やかな舞台に呼んでいただいています。
私はやはり子供たち若者そして弱者の代表として、そういう人たちをお守りする政治をしていきたいと思っています。そして今の政治が嘘が多いです。正直に生きている方、素直に生きている方、正直者がバカを見ない日本にするために今回立候補させていただきました。以上です。NHKをぶっ壊す!
正生雄大:
続いて、齊藤健一郎さん、1分でお願いいたします。
齊藤健一郎:
はい、すごく空気が硬いですね、重々しい空気です。私、NHKから国民を守る党の推薦をいただき、ホリエモン新党公認という形でですね、ホリエモンこと堀江貴文の秘書、今現在、運転手とアクティビティ担当マネージャーとして堀江の元で働いています。
私ですね、政治家になるために堀江貴文の元で今勉強し、政治家になるため少しでも多くのこういう機会をいただきました。そして何より私が今回やりたいこと、非常に重たい空気です、ここ。非常に政治って楽しいんだ、政治ってワクワクするんだ。そんなことをこの中で僕しか伝えられない。そんな思いを持って今日討論会に参加させていただきました。
そのために私は堀江貴文のイズムを持ってき、そして楽しくより明るく元気に、そんな政治を目指して私は齊藤健一郎やっていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
正生雄大:
皆様ありがとうございました。それでは最初にですね、あらかじめ政治に関心のある学生の方から募集をした質問がありますので、こちらでアイスブレイクを行いたいと思います。
2つの〇×クイズを出しますので、深く考えずに10秒以内でお手元の〇×の札がありますので、アイスブレイクをお答えいただければなと思います。両方出すのはなしでよろしくお願いします。
では、1問目! 選挙活動真っ只中で大変だとは思いますが、正直睡眠時間は足りていますか。足りているよっていう方は◯を、足りていない方は×でお願いいたします。
山本太郎 さん×
小池百合子さん◯
宇都宮健児さん◯
小野 泰輔さん×
服部修さん◯
立花孝志さん◯
齊藤健一郎さん◯
結構タフな方が多いですかね。なるほどなるほど。今日◯が半々くらいで目立ちますね。結構タフな方が多い中で一方でそれでも結構難しいお疲れの方もいらしゃるっていうことで。そうですね、最後までぜひ走りきっていただきたいと思います。
続いて第2問ですね。これでもう最後になるんですけども。私は甘党である。甘党の方は◯で、甘党ではないよという方は×をお願いします。
山本太郎 さん◯
小池百合子さん◯
宇都宮健児さん◯
小野泰輔さん×
服部修さん◯
立花孝志さん◯
齊藤健一郎さん◯
◯が多いですね。小野さんだけ×っていうことでいただいていますけども。そうですね、ぜひ皆さんお疲れの方も多いということだったので、皆さんリラックスしていただいて。これ終わったら(甘いものを)いただいていただければなと思います。
■あなたが東京都知事に当選したら4年後の東京の姿はどうなっていますか?
正生雄大:
これでちょっと会場がなんとなく和んできたところでございますので、立候補者の方に2つの共通質問をさせていただければなと思います。ビジョンと具体的な政策を伺うのですが、まずビジョンについて伺いたいと思います。こちらの質問は、お一人様それぞれ2分でお答えいただきます。
あなたが東京都知事に当選したら4年後の東京の姿はどうなっていますか?ビジョンをお聞かせください。
まず、山本太郎さんから2分でお願いいたします。
山本太郎:
ありがとうございます。人口が1400万人ですから全国の1割をお預かりする東京都で、全国のGDPの2割を預かる東京なんですけども、その中で生きている人たちが、本当に活き活きと暮らせているか。かなり多くの方々が生きるのに疲れているという状況になっているんじゃないか。
これはやはり、国が数々の労働法制をぶっ壊したりですね、色んな事によってその歪がきているんだろうと。今この大都会で本当に孤独で、もう消えてしまいたいというような人たち、大勢いらっしゃると思います。
私が知事になって4年間もすれば、皆さんの生活を底上げしていく。要は、人々の気持ちの中に不安が一番大きく作り出される原因っていうのは、私は経済的に不安定な状況だと思います。
例えば、非正規労働者であったりとか。今回のコロナ禍においても、一週間、たった一週間収入が減ったりとか途絶えたりするだけでも、もう自分の家を手放さなくてはいけなくなるホームレス化した人たち、そういう人たちと交流してきました。
そう考えると、やはり、私がやる4年間の中では、住まいは権利であると。とにかくどんな方であったとしても、自分の部屋を確保できるような状況。
東京都には4万室、都営住宅では空きがあり、そして使用可能、活用可能な住宅っていうのも69万あるという話ですので、そういうものも東京都として活用していく。低額な家賃で住める家ですね。
とにかくこのコロナで2月から6月、皆さんが被った損失というものを大胆にやっていく。国からお金を待っていたってなかなかきませんので。
そして財政調整基金とか貯金的なものというものは、あまり残っておりません。そう考えるならば、やはり東京都として大胆にこれは資金調達をしていく必要があるだろうと。それによって皆さんの2月から6月までの損失を底上げする。この4年後を見据えた場合には、まず最初の年にそれをやる必要があるだろうと、そのように思っております。
正生雄大:
ありがとうございます。小池さん、2分でビジョンをお願いします。
小池百合子:
まずは何よりも目先、喫緊の課題、コロナ対策であります。コロナの感染防止、これによって、健全な経済を作っていくということに繋がって参ります。私、4年後の東京、世界で最も安全で安心で、そして健康な首都東京にしていきたいと考えております。新しい日常を作っていく。まさにその過程に入ったところでございます。世界で一番感染症に強い街東京。これを作ることによって、また東京版のCDCを私は作っていきたい、拠点として参りたいと考えおります。
医療機関の連携の強化や検査体制の強化など進めて参ります。
そしてコロナの以前から、2020年は東京や日本にとっての転換点だったんですね。人生100年時代であります。私は「長寿」という言葉を国際語にしたいと思っております。そのまま英語で「Choju」。これこそ日本が、また東京が誇るべきこの課題、そしてまた、目標でもございます。
高齢化に備えての、この長寿社会健康な長寿社会を作る5Gについても、大きく進めております。デジタル化、まさしく爆速で進めております。それによってネクストユニコーン【※1】を生み育てる東京にしていきたい。
また、行政のデジタル化によって都民サービスのクオリティ・質を向上させて参ります。稼ぐ東京を作っていく。
グローバルスタートアップエコシステム【※2】というランキングがございまして、つい最近ではありますけども、東京は一気にまず15位に入りました。これまで圏外だったのです。これによって、新しいベンチャービジネスなどを育てていくことによって、人が元気で、そして稼ぐ東京、元気な東京にして参ります。
※1ユニコーン
創業10年未満で時価総額10億ドルを超える企業。
※2グローバルスタートアップエコシステム
グローバルにインパクトを生み出す起業家やスタートアップ企業、イノベーション企業が自律的、連続的に生み出される仕組み。
正生雄大:
続いて、宇都宮健児さん、ビジョンを2分でお願いいたします。
宇都宮健児:
コロナ災害の元で多くの都民が仕事を失い、住まいを失い、営業継続が困難となり、命や生活を脅かされています。このような状況の中で、しっかりと都民一人ひとりの雇用を守る。そして住まいを守る。営業継続をできるようにする。命や生活を守っていく。こういう都政を確立することが重要かと思っております。
そして何よりも、感染症対策のために医療設備・医療体制を充実して、都民の命や健康を守る事、そういう体制を築くことが重要かと思っております。このような被害が拡大したのは、都政も国政も含め、社会保障の貧困と労働政策の貧困が大きな要因なっていると思っております。
そして、このような貧困のおおもとの要因は、政治の貧困であります。私はコロナ災害は、これまでの社会のあり方を問うていると思います。これまでのあり方は、国民の命や暮らし、それから国民人々の人権よりも、経済効率性ばかりを優先にした社会ではなかったか。こういう社会の脆弱性が現れたのが、今回のコロナ災害だと思っております。
これからの東京都、これからの日本社会は、経済効率性よりも国民の命や暮らし国民の人権を重視する。そして自己責任よりも社会的連帯を重視し支え合いを重視する、そのような社会を作る必要があるかと思っております。
都政はまさに、そのような社会を作る先頭に立つ必要があるかと思っております。そういう社会こそが、都民一人ひとりが希望の持てる社会だろうと思っております。そのために今回の選挙戦、全力を上げて頑張りたいと思っております。
正生雄大:
ありがとうございました。続いて、小野泰輔さん、2分でお願いいたします。
小野泰輔:
4年後の世界なんですけども、私はコロナによって今までの都市のあり方が非常に大きく変わってきた。東京もこのままでは限界を迎えているというふうに思っています。
一つには、今まで東京の都心部に人が集まる、そしてそこに高層建築が建つような構造になっていて、毎朝多くの方々が中心に集まる。それで満員電車なんかもあってですね、皆さんの就労環境・生活環境も大変厳しいものになっていたと思うのですが。
私は熊本地震で震度7を2回経験しました。そういうこともあって、首都直下地震の対応というのも、非常に今、大変だと思うんですね。そういう意味では分散型の多極型で、東京を作っていく。
そして、その地元でしっかりサテライト室があってですね、そして地元で働けて、近くにも保育ができる。私も子育て世代ですけども。
そして、そろそろ介護もしなければいけなくなってくる。そういった自分の働く、それから生活することが、それぞれ東京にも素晴らしい都市があります。そこで、しっかりやっていけるような新しい東京作りを、この危機の機会にやっていくということが当然目指していくべきだろうと思います。
そして都心には、今度どうするのかと言いますと、地価も当然下がってきます。そういう中で世界的にアート・文化で世界を引っ張っていって、そこで収益を生めるような大胆な産業を作っていきたいというふうに思っています。
これからはもちろんモノ作り、日本はそれからIT、そしてAIでも引っ張っていくんですけども、それだけではなくて、世界を文化でリードする。こういう東京を目指して世界中の人が憧れる。そしてインバウンドは期待できませんが、外にどんどんうって、そして投資をしてリターンを得る。
そんな成長していけるような、東京を文化とアートでも作っていきたいというふうに思っています。
正生雄大:
ありがとうございました。 服部修さん、2分で東京のビジョンをでお願いします。
服部修:
はい、4年後の東京の姿は、まずSDGs【※】をぶっ壊すということで、まずSDGsぶっ壊します。
それでですね、すぐ7月5日訪れますけれども、レジ袋有料化になりますが、そんなものは有料化にせず無料でいいと思います。またですね、意味のない、訳の分からない環境問題でっち上げてですね、袋を何か買わせるということで、捨てるゴミ袋を買わない、捨てるゴミ袋をわざわざ買わずにですね、ごみ袋こそレジでもらったスーパーバックでも何でも放り込んで、ゴミ捨てればいいと思います。
まず、こういうところで、4年後の東京の姿に無駄な袋に金を使わない社会を目指したいなと思いますね。
あとですね、先程申し上げましたが、私は音楽家でございます。ドラマーでございます。元、RALLY PALLY SU:PLEXっていうところでドラムを叩いておりましたが、4年後までにはですね、きちんと音楽鑑賞・コンサート・ライブ・アイドルイベント・握手会・写真撮影会・スポーツ観戦・野球観戦・甲子園などあらゆる文化活動をですね、美術館も含めてですね、妙な入場制限をしたりとか、マスクをしろとか、そういうふうな状況には絶対にいたしません。元に戻します。
それとコロナ感染についてですね、毎日毎日、コロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナ、感染感染感染感染感染感染感染感染感染感染感染感染、ウイルスウイルスウイルスウイルスウイルスウイルスウイルス、マスクマスクマスクマスク。
こんなことをですね、朝から晩までサブリミナル効果で聞かされたら、頭がおかしくなります。こういったことは一切させません。コロナウイルスに対しては、正しい知識を持って、正しく恐れるような社会を目指します。以上です。
※SDGs
Sustainable Development Goals.エス・ディー・ジーズ。17のグローバル目標と169の達成基準から成る国連の持続可能な開発目標。
正生雄大:
ありがとうございます。立花孝志さん、では、2分で東京のビジョンお願いいたします。
立花孝志:
「あなたが東京都知事に当選したら」、面白いですよ、これはね。やっぱり、ワクワクドキドキする、笑顔が絶えない。
特に、やっぱり嘘をつく人が多いので、僕は心の改革って言うのかな、大人たちが無茶苦茶嘘をついて、嘘に嘘を上塗りして、今のこの東京にしても日本にしてもと思うので。やっぱり、ワクワクドキドキする東京都になると思うし、嘘をついたり失敗した人が「ごめんなさい」って謝れば、「いいよいいよ失敗もあるよ」みたいな。
内面的なものが、すごく充実する楽しい東京都になると思います。まずね、頑張らない。頑張るなんて最悪です。とにかく楽しく生きるのが一番。東京都の人は、もっともっと増えればいいと思ってます。高層ビル化をして、もっと免震耐震をして。で、ホリエモンさんのような頭のいい人がちゃんと政治をする。合理的な政治をする。
悪質なNHKの集金にも、こんなのはね、NHKの集金に都民が皆説教するような、そんな東京都。
満員電車なし渋滞なし、そして何よりも少数派、今ね、コロナが怖くない、そのような少数派が迫害されています。
若者も30歳にならないと選挙に立候補できない、政権放送に出れない。30歳にならないといけない、なんておかしいでしょ。こういう若者の声、20歳になれば年金払え、こんなことを言っておきながら、若者を迫害する東京を無くします。
正生雄大:
ありがとうございます。 では、齊藤健一郎さん、2分で東京のビジョンをお願いします。
齊藤健一郎:
立花さんに、僕が喋ることちょっとパクられたんで、どないしよかと思って。「ワクワク」とか「楽しい」とか、僕のキーワードちょっとパクられたんで、どないしよかと思ったんですが。
まず、現実的にこの場にいさせていただいているんですけれども、やはり私、当選しません、できません。それが現実なんですよね。だから現実的なことを言うよりも、何か僕の与えられる影響力で、何か楽しそうやな、嬉しそうやな、何で君その場にいてんの。みたいな、そういう楽しさをまずは伝えたい。そして、その中でもやっぱりやりたいことがある。
それは何かと言ったら、本の宣伝じゃないんですけども、やはり堀江貴文が出した『東京改造計画』、37の緊急提言、ぜひ、候補者の皆様もぜひ読んで欲しいです。その中でパクれるもんパクって欲しいです。
僕は東京都知事になることができません。でもその他の方々、やはりこの中の影響力が、僕よりも断然あります。ぜひパクって、いいなと思うものを取り入れていただきたい。折角こういう機会をいただいたので、ぜひこの本を一回読んで吟味していただきたい。
そして私、個人的にはやはり楽しい街、東京にするためには、やっぱり自殺者率がちょっと気になる。やっぱり満員電車であるとか、渋滞であるとか、そういう問題を解決する。そのためには何が必要か。
やっぱり少しでも、ストレスを無くしていく必要があると思うんです。学校に行ってストレスがある、会社に行ってストレスがある。その前に電車に乗って満員。肩がぶつかり、鞄がぶつかり、睨み合い、いがみ合い。そういう社会を直していくことによって自殺も減るし。
僕がやっぱり一番やりたい。ドキドキワクワク、すごい、楽しいよね、すごい東京って楽しいね、世界中から東京に行きたいよね。そんなワクワクドキドキするような東京にしていきたいと思います。以上です。
■4年後の東京のビジョンに向けて具体的に重点政策や予算について
正生雄大:
ありがとうございました。皆様が考える4年後のビジョンを聞くことができました。視聴者の皆様が考える理想の東京に比べて、どうでしたでしょうか。
続いて2つ目の共通質問に入ります。4年後の東京のビジョンに向けて具体的に重点政策や予算について現在考えていることをお聞かせください。先程と同様に、お一人様2分でお願いします。
今回は回答者を一つずらしまして、小池百合子さんからお願いします。「新しい日常」や「長寿」というキーワードが出てきたと思うので、それを政策としてどう取り組んでいくのか、2分でお願いいたします。
小池百合子:
世界で安全安心、そして健康、その都市を作っていく、首都東京に作っていくということを先程申し上げました。その大前提は、やはり災害からどのようにして、この首都東京を守るかということでございます。
今日も三宅島の方に、大雨警報が出ました。土砂災害警報が出ました。そして昨年も台風が続きました。そして、首都直下地震いつ起るかわからないと、そういう中でやはり予算については、命を守るという観点からも、この災害対策をしっかり行っていく。
そのためには耐震化、そして減災。水害対策については、地下調整池など作っておりますが、これも加速させていかねばなりません。
そして先程「長寿」という言葉を世界語にしたいと、このように申し上げましたが、4年後の2024年、そしてその後の2025年はですね、いわゆる団塊の世代が後期高齢者に達して、人口が日本全体で2200万人。特に東京は遅れた高齢化が超高速でやってくるということでございます。
そのために見守りサービスや、また様々な一人暮らしを守っていく。そのような政策に予算もしっかりと組んでいきたいと思います。都営住宅なども活用して参ります。それからやはり長期で考えまして、子供たちの教育の分野、こちらには予算を充分に活用して、そして将来の子供への投資は、未来への投資であるということから、教育にも力を入れて参りたいと思います。ただ都の財政については健全性を確保する、このことを大前提としたいと考えております。以上です。
正生雄大:
ありがとうございました。それでは宇都宮健児さん、自己責任よりも社会的な連帯、あるいは社会保障と労働政策の貧困というお話がございましたので、具体的に、誰にどういった政策をしていただけるかをお伺いできればと思います。よろしくお願いいたします。2分です。
宇都宮健児:
まず、コロナ対策で傷ついている、仕事を失った方、それから住まいを失った方、営業継続が困難になっている方に対して、しっかりとした補償をやっていくということを考える必要があると思っております。
それから都の今の財政の中、非常に厳しくなっていますけども、そういう補償をするためのコロナ対策のための基金を捻出したいと、3兆円規模の基金を捻出したいと考えております。そのための基金としては、今、財政調整基金以外の特別特定目的の基金の中から条例を改正して1兆円規模の基金を作る。そして外環道や特定整備路線、不要不急の道路計画などを見直して1兆円規模の財源を作りたいと思っております。
さらに基本的に、国に対して医療体制の整備等の支援要請をしていきたいと思っております。それから医療体制の整備のためには、これまで削減してきた保健所を充実強化する、都立病院公社病院の独立行政法人化を中止してPCR検査体制を徹底的に強化して、第二波第三波に備えたいと思っております。
それからカジノの誘致は中止すべきであると考えております。それから教育関係では、全ての小中学校の給食の完全無償化を実施したいと思っております。都立大学の授業料の半額化、将来的には無償化を実施したいと考えております。
また、公契約条例を導入しまして、制定をして、働いてる人の賃金の底上げを図りたいと考えております。
正生雄大:
ありがとうございました。続いて、小野泰輔さん、分散型・多極型、他の候補者にはないキーワードだと思うので、それはどういったもので、どうアプローチしていくのか。2分でお願いいたします。
小野泰輔:
災害対策としても有効だと思うんですけども、東京の都内に一極集中するというようなことではなく、それぞれのお住いの都市で、安全に安心に働ける、子育てができる、それから介護もできる、というようなことで。
やはり、家族と一緒の、近いところで時間を過ごして、そこで皆さん豊かに暮らせるというような東京にしたいと思います。今のままでは、なかなか災害リスクも非常に高いですし、そして家族同士の共有する時間も少ないということで、それをしっかりと都市計画を例えば見直して。そういった、それぞれの各の都市のところで用途を見直すとか、様々な柔軟な対策をしてですね。
そこに、もちろん投資がしやすくする。今までは都心のほうに優先して、これは規制緩和なんかを行って投資が集まっていたのですが、そうではない皆さん、お住まいの都市が豊かになるようにしていきたいというふうに思います。
その中で、ソフトも大事だと思うんですね。例えば、もちろん職場もですね、皆さんの働いている会社の改革、それはテレワークとかサテライトで働ける改革を支援する。そして、ネットワークとセキュリティもしっかり強化をしていくということも大事だというふうに思います。
また教育も、オンラインももちろん充実させて、そして子供たちも不登校であっても卒業できるような、そういう柔軟な発想で勉強できるような環境も作っていきたいというふうに思います。
空いている学校の中にオフィスができて、子供たちと本当に隣接して働くってことができてもいいと思うんですよね。
あと、熊本でもすごく盛んにやっているんですが、「地域の縁側」と言って、高齢者の皆さんが通う施設、そして障がい者の人が通って、障がい者の方もスタッフとして働きながら、子どもがいたりできる。そんな、自分たちが働いて生活できて、っていうものが近接して豊かに暮らせる都市を作りたいと思います。
正生雄大:
ありがとうございます。続いて服部修さん、「新しい日常を作る」に対して、「元の生活を取り戻す」というところが印象的だったのですが、それがどういったものなのか、政策として具体的に伺えればと思います。2分でお願いします。
服部修:
私の公約が、ここに書いてあるハッシュタグで、「#私は守りたい」ってことをですね、呟いてもらっています。なので私はですね、皆さんが守りたいもの、このコロナ禍の中で失ったもの、傷つけられたもの、大切なものがですね、めちゃくちゃになっていると思うんです。
そういったものを守りたい。守りたいものを、ハッシュタグを付けて呟いてください。それをお守りするのが、本当に重点政策です。一人ひとりの声を、ツイッターを通じてSNSを通じて声を集めて、それに対してアクションを起こして返していく、ということが目的になりますね。
そしてまた予算についてなんですけども、もう日本銀行は別に相手にしなくていいと思います。もう何なら、そろそろ政府がきちんと、国民の国民による国民の手による紙幣を政府通貨をですね発行する。
もしくは東京都独自の話であれば、ブロックチェーン、暗号通貨使って、都内限定でいいですよ、都内限定で使える、都が保証した暗号通貨をしっかり発行して経済をまともに市民・国民のために、動かせるような社会を築いていけば問題ないんではないでしょうか。
いつまでもですね、日銀が発行する国債の利息を払い続けて税金をむしり取られると、こんなくだらないことを続けていてはいつまでたっても民は救われません。以上です。
正生雄大:
ありがとうございました。 続いて、立花孝志さん、「嘘をつかない」「頑張らない」とキーワードあったと思うのですが、都知事になったら具体的にどういったことができるのか2分でお答えできればと思います。
立花孝志:
政治家ってもう嘘ばっかりついているから。都知事が嘘つかずに、正直に自分の家族のことや病気のこと、彼女のこととかね、ぼんぼん出していけば気持ちが変わってくると思います。
とにかく僕は元気で、よく聞かれますけどね、「52歳なのに元気ですね」とかよく言われますけども、やっぱりそこは気持ちです。マインドです。
でもやっぱり、人間ってお金がなくなってくると苦しくなってくるから、やっぱりコロナの問題、先頭に立って解決しなきゃいけないですよ。これだけ自粛を要請したので、飲食業・イベント業、いわゆる娯楽産業、これもう、めちゃめちゃダメージを受けているので、とりあえずの50万円100万円は、もちろん良かったと思います。スピードが大事だったんで。
でもね、事業規模に応じて全然足りない事業者の方、いっぱいいらっしゃいます。もう廃業しなきゃいけない、倒産しなきゃいけないという事業者の方、いっぱいいらっしゃいます。
これを、実態に見合ったコロナの補償をまずはしっかりとするということですね。次にやってくる、間違いなくくるであろうという第二波については、これはもうゼロリスクはありません。
高齢者の方が、また基礎疾患をお持ちの方が重症化し、命を落とすということが科学的にも統計学上も証明されていますので、しっかりと合理的根拠に基づく自粛を、要請をすると。
予算については、地方財政法の5条の4号に「災害時においては地方債いわゆる東京都債の発行というのができる」となっておりますので、15兆円、都民一人あたり100万円くらいのお金はしっかりと都債で工面したいと思います。
正生雄大:
ありがとうございました。 続いて齊藤健一郎さん、「楽しい都を作りたい」、あるいは「東京改造計画を作りたい」ということでしたので、例えばその中でも、具体的にこういう話があるよとか、こういうところをもっと広めたい、進めて欲しいよっていうことがあれば伺えればと思います。2分でお願いいたします。
齊藤健一郎:
えっとですね、僕だけ背景がないのを、まず改善していただきたいですね。もう真っ黒。僕ただでさえ色が黒いのに、背景がないからすごい寂しい。まずここを改善していただけたら、ちょっと嬉しいなと思うんですけど。
具体的にということなんですが、先程申し上げた、自殺を少しでもなくすためにはやっぱりストレスがない社会にしたい。
そのためにこの(本の)中に書かれている一つ、やっぱりダイナミック・プライシング【※】。もうすでに飛行機のチケットであったりホテルのチケットであったり、そういったものは取り入れられています。
まず具体的なところでいくと、やはりそういうふうに満員電車をなくす。もうこれでストレスは大分軽減されるはずです。渋滞をなくす。これもストレス軽減されるはずです。
そして堀江貴文がいつもしている、取り組んでいるのは、やっぱり時短なんですね。時間ってすごく大事で、より効率的に、より便利に、どうやったら世の中って良くなるだろう。例えば今回、東京都知事選、選挙あります。わざわざ投票場に行かないといけないんです。でも我々に送らてくる投票券の中に、QRコードを一枚挟むだけで自宅で投票できるんです。たったそれだけなんです。
なのに、まだそのシステムができてない。無駄な時間過ごしているんです。これもストレスの一つなんです。こういうストレスを一つずつ改善していくと、やはり東京都はもっと便利になるし、時短になるし。
そして何よりもやはり変えなければならないというのは、この空気です。この空気、多分普通の人凍りつくと思います。むっちゃ空気硬いんですよ。
これ、皆でご飯食べながら一緒にワイワイやっているところを実際YouTubeを撮ったり、テレビカメラ入ってもらったりするほうが、より人間味が見えて、誰に投票したいのかっていうのが、基準できると思うんです。
多分そういうところから、この堅苦しい空気を変えることによって、テレビ、メディア、オールドメディアって言われるのも変わってきて、より良い、すごい過ごしやすいストレスフリーな東京にできるんじゃないかなと思っております。
※ダイナミック・プライシング
商品やサービスの価格について、一定の標準価格を設定し、その商品・サービスの売れ行きにより価格を随時変動させる仕組み。
正生雄大:
ありがとうございました。最後に山本太郎さんですね。一番の不安は経済的なところからくるんだというお話だったと思うのですが、どういう財源から、具体的にどういう政策ができるのかというところを、改めて伺えればと思います。2分でお願いします。
山本太郎:
「死にたくなる東京」から「生きてたくなる東京」、生きてるだけで価値があるとされるような東京にするためには、まず今の生活を底上げする必要があります。これはコロナウイルスがある前から、もう経済的に緊急事態だという人たち多くいらっしゃいました。
日本全体の話なんですけども、子供たちの約7人に1人が貧困とか、一人暮らしの女性の20歳からの64歳まで3人に1人貧困ですね。死にたくなるような世の中です。
さっきの齊藤さんの話からもありましたけれども、10歳からの39歳までの死因、その1位が自殺。こんな先進国なかなかないですよ。そう考えたとするならばやはりそこを底上げしていく。
そこにコロナウイルスがやっぱり絡んでしまって、消費が蒸発するっていうことになったわけですから、こうなったとしたら、これは大胆に底上げする以外ないんです。本来ならば国がやるべきこと。
例えば不況であったりとか自然災害であったり、その落ち込む前に国がお金を大量に足りないところに入れていくっていうことが必要なんですけど、現在の国はドケチです。
それを考えた時に東京都でどういった財源使えるかって考えたら、やっぱり基金を崩すって言っても、そんなに多くお金は生まれないだろう、そう思っています。
ならば独自で、東京都独自として15兆円位。私は総額15兆円で都債を発行する地方債を発行する。総務省からは20兆円以上調達をしたとしても東京都の財政の健全性は保たれると。それによって国の介入であったりとか、日銀に頼るとかそういう話にはならないです。そういうお墨付きをいただいております。
まずやらなきゃいけないことは何か。最初に10万円寄付させてください。その10万円を渡す時のお約束。必ず使い切ってください。そして、その10万円をあなたの地元で使ってください。倒れそうなあなたのお気に入りの店、そして近所で気になっている店、そういうところでお金を使って、そしてあなた自身消費したものが、そのまま誰かの所得になる。
これを1400万東京都民で一気に底上げをしていく、というのが私の最初の経済政策です。
■「with/afterコロナ」の東京都のあるべき姿を見据えて、最も大事な政策は何だと思いますか
正生雄大:
候補者の皆様ありがとうございました。将来の東京のビジョン、それに向けてどういうふうな政策をうっていくのか、両方について候補者から直接伺うことができました。
それでは、ここからは候補者同士のクロストークの時間に入っていきます。テーマは「「with/afterコロナ」の東京都のあるべき姿を見据えて、最も大事な政策は何だと思いますか。」です。各候補者からは、事前に質問をお渡しし、ご回答をいただいております。視聴者の皆様は回答を画面上に映し出しますのでご覧ください。
こちらの回答について、各候補者の皆様には特に強調したいところ、あるいは補足の説明を1分間でしていただきます。その補足の説明をしていただいた後、他の候補者からのご意見、ご質問をいただきます。
なお、意見・質問は2名まで、お時間は各30秒で、それに対する回答は各1分という制限を設けさせていただきます。お手元の資料にですね、候補者の皆様、当日資料というところがあると思うんですけども、その中に画面に映し出す、事前にいただいた回答を掲載しておりますので、そちらをご覧いただければなと思います。
それでは先程からもう1個ずらしてですね、宇都宮健児さんに「with/afterコロナ」の東京都のあるべき姿を見据えて、最も大事な政策は何だと思うかというところの補足の説明、あるいは強調したいところをお話していただいて、それから他の候補者の皆様にも聞いていただいてですね、そこに対して質問、あるいはご意見などを募れればなと思います。それでは宇都宮さん、1分で補足の説明をお願いいたします。
宇都宮健児:
はい、重要な政策はここでお答えした通り、コロナ対策の経済的補償と医療体制の強化が重要な政策だと思っております。それから「afterコロナの問題では、やはりこれまで通りの経済生活は復活するのは困難ですので、それを踏まえた、むしろ環境政策グリーンリカバリーと言いますけれど、温暖化対策・気候変動対策を強化していく。
それから石炭化石燃料からの撤退とか、カーボンプライシングというような炭素でですね、こういうのをかけて温暖化対策をしっかりやっていくことが重要かと思っております。他候補に対する質問やっていいんですか?
正生雄大:
宇都宮さんのいただいた先程のお話に対して、他の候補者から募る時間になりますね。なので宇都宮さんのお話に対してですね、他の候補者からご意見やご質問があれば承りたいと思いますので挙手にてお願いいたします。
はい、それでは立花さん、30秒で質問をお願いいたします。
立花孝志:
宇都宮さんのコロナに対してなんですけど、やっぱりその経済的な補償、医療の強化、どうしても外せないのが財源なわけですよね。ここについてできるだけ詳しく教えていただければと思います。
宇都宮健児:
先程、山本さんの方からも地方債を発行してですね、15兆円の起債をするということですけども、私どもが調べたら、地方債の発行っていうのは建設債、道路や橋を造る、そういう目的が制限されているというふうに、総務省は答えています。だからコロナ対策のために15兆円発行することは今のところできない状態です。
それで、さっきの地方財政法5条4号に災害応急事業費という名目があるんじゃないかと言われますけど、これは国会で立憲民主党や一部の弁護士が災害救助法の災害として扱うべきだと主張したんですけど、政府の答弁はそれは災害にはあたらないということですので、だからコロナ対策のための15兆円発行はできない状態だと思います。だから私はむしろ……まだ答えていいですか?(ベルが鳴る)
正生雄大:
すみません、1分になりましたので失礼いたします。他の方で宇都宮さんに質問がある方いらっしゃいますでしょうか。挙手にてお願いいたします。では山本さん、30秒で質問お願いいたします。
山本太郎:
ありがとうございます。恐らく立花さんが聞かれたことに対する答えにはなっていなかったと思うんです、宇都宮さん。宇都宮さんの自身の財源は何ですかというふうに聞かれたと思います。聞かせていただいていいですか。
正生雄大:
1分でお願いいたします。
宇都宮健児:
それは先程ちょっと触れましたけど、今の財政調整基金以外の基金の中から条例を変えれば1兆円くらいの基金が作れると。それから道路政策ですね、特定整備路線や外環道、こういうのを見直して1兆円くらい作る。
それから地方債についてはですね、公共施設や道路や、そういう施設を造るためは発行できるんですね。だからそれを1兆円くらい発行してもらって、その浮いた予算を、本来使うべきだった予算を、コロナ災害対策に充てると。それで3兆円くらいは特別な基金が作れると考えております。
正生雄大:
ありがとうございます。では続いて小野さんですね。「with/afterコロナ」の重要政策について1分で説明をお願いします。
小野泰輔:
はい、「withコロナ」についてはですね、今の東京都もですね、なかなか本当に必要なところに対策が打てずに、非常にこう広く、例えば東京アラートなんかを出してですね、それで経済を冷え込ましてしまったと。それがなかかなこのコロナをですね、感染を抑えることに成功していないということで、しっかりどこが問題なのかということで適切に対応していくというメリハリをつけながら、そして経済を回していくというようなアプローチをとるべきだと思います。
そしてafterのほうは先程も大体お話をしましたけれども、多極分散型の都市を目指して、そして産業政策もですね、思い切ったその都心の魅力というものを活かしながら人を呼び込む、そして投資をする、そして世界を相手に商売をしていくというようなことをですね、しっかりとやっていきたいというふうに思っております。大体先程お話したので、そういったような概約が「afterコロナ」です。
正生雄大:
ありがとうございます。それでは小野さんへの質問を他の候補者から伺えればと思います。質問がある方、挙手にてお示しください。齊藤さん30秒で質問お願いします。
齊藤健一郎:
先程、小野さん、海外のほうからということなんですけども、やはり今、海外から入れるリスクも多分まだ検証しきれてないと思うんですが、その辺どうお考えなのかをちょっとお聞かせいただきたいです。
小野泰輔:
すみません。海外からっていうのは、海外からは厳しいので、私が申し上げたのは、国内でアートとか文化の産業を生み出して、例えばミュージカルとかもそうなんですね。
ミュージカルって非常に投資効果が大きくて、要するに映画だと、もちろん映画も素晴らしいものだと大ヒットすると、それはそれでビジネスになりますが、ロングランで例えば10年20年ずっと収益を生むような、全人類的にもちゃんと評価をされるような、そういうエンターテインメントを、今、外から人を呼び込むのは難しいので。
それを、アメリカや韓国もそんな感じでやっていますが、それを日本のこの感性を活かしてですね、世界にうっていくような。そういうようなその文化やアートを東京のど真ん中で作りたいというイメージです。
正生雄大:
ありがとうございました。それでは、他の候補者の方から質問等ございますでしょうか。ございましたら挙手で。
では、服部さんから質問いただければと思います。30秒でお願いします。
服部修:
ありがとうございます。6月27日の発表ですが、コロナの感染者は1万8471人、死者がですね972名、退院者が1万7110人となっております。これはですね、そんなになんか「withコロナ」とか「afterコロナ」というほどすごい数字なんでしょうか。どう思われますか。
小野泰輔:
おっしゃる通りですね、日本では死者が少ないということは、もちろん言われておりますけども。やはりこれ、ヨーロッパから入ってきたものでまた感染拡大がですね、3月の後半から始まったということで、もちろんその軽視することはできないと思うんですね。
ですから、もちろん客観的にですね、危険性がある、もちろん命を失っている方もいらっしゃるわけです。それがもちろんインフルエンザと比べてどうかという議論はありますけども、決して予断はせずに、でも経済を回していくというところはですね、しっかりとそのリスクを、その場所によってどうなのかというところを客観的に評価しながら、適切に対応していくということは大事だろうというふうに思います。
そのままインフルエンザと同じようにしてしまえばいいかと言われれば、なかなかそこまではいかない状況ではないかなと考えております。ですけども、過度な自粛とういうものはすすめてはいけない。そのメッセージをするのが、都知事だというふうに思っています。
正生雄大:
ありがとうございました。では続いて服部さんに「withコロナ」、「afterコロナ」の重要政策を伺えればと思います。1分で説明をお願いします。
服部修:
はい。「withコロナ」ですね。コロナ、今申し上げましたが、正式な発表ですね。僕の知る限り、6月27日の発表で1万8471人感染しているそうです。死者が972人ということです。退院してる人、コロナで入院したけど退院した人が1万7110人です。これどういう数字かよくわかんないですけど、大した数字じゃないとホントないと思うんですね。
この国ではですね、自殺者が大体年間3万人を前後しております。分数で言うと15分に一人自殺しておりますので、コロナの心配してるよりですね、隣の人が大丈夫か、家族大丈夫か、友達大丈夫か、同級生大丈夫かということでですね、よっぽど気遣いしていったほうが、現実的な幸せな社会を築けるんじゃないでしょうか。
全くこの972人の死者の方を放置するわけではないですけど、無視はしないですけど、そこまでの数字ですか? それだけですね、はい。
正生雄大:
ありがとうございます。では服部さんに対するご意見ご質問を伺えればと思いますが他の候補者の方でですね、質問のある方、挙手お願いできますでしょうか。
そうですね、新型コロナウイルスへの認識とかは結構違うかと思うんですが、その点とかはどうでしょうか。山本さん30秒でお願いします。
山本太郎:
ありがとうございます。今、現在では特効薬と言われるものはまだ存在していないという状況ですよね。それでも気にせずにいこうやということになった時に、何でしょうね、混乱が広がったりという心配、懸念はないでしょうか。
服部修:
ありがとうございます。全く無いですね。もうコロナ騒ぎが起こって3ヶ月、2月3月4月5月6月です。もう科学的なエビデンス出てます、数字で出てるんです。たった4ヶ月かかってこれしか死者数が出ていないんですよ。これ現実です。
大阪ではですね、専門家会議ではっきりとおっしゃっていました、大阪大学の先生が。経済を止めてもコロナは止まりません。これは実際に過去3ヶ月間4ヶ月間この国で、今大阪の話ですけど、大阪府内で何が起こったのかってことを検証した結果です。
数字は嘘をつかないと思うんですよね。972名の死者の方が4ヶ月で出てくる病気、他にもたくさんあるんじゃないですか。全然こんなもの取り上げるほどのことじゃないんじゃないかと本当に甚だ疑問ですね。インフルエンザでも学級閉鎖になります。コロナの学級閉鎖は1件もありません。どうしてでしょうか。
正生雄大:
ありがとうございます。その他の候補者の方で服部さんへの質問ある方。では宇都宮さん、30秒でよろしくお願いします。
宇都宮健児:
コロナってのはこれから第二波第三波の予測がされてますよね。それで100年前のスペイン風邪の時は、第一波よりか第二波のほうが感染者とか死亡者が激増してるんですね。だからそういう対策はきっちりやるべきだと思っています。ちなみに日本の自殺者っていうのは、3万人台ではなくて2万人台になっていると思います。
正生雄大:
回答1分でお願いします。
服部修:
はい、すみません。自殺者の推移はですね、年に応じて2万8000台、3万超えたり、3万前後が大体まぁそれくらいが平均だと思うので、そう申し上げました。
ただですね、972名のことについて、そこまで本当に、例えばこの数字が100倍になっても9万7200人。自殺者今2万人とおっしゃられてましたけど、まぁ10倍になって9720人。100倍になったとしてもっていうことですから。ちょっとあまりにもね、今の見解はこの状況の中で、これが10倍になる20倍になる30倍になるっていったところで、たかが知れた数字だと思います。
交通事故で亡くなってる方たくさんいらっしゃいますので。この数字ですね、本当に皆さんが現実的を捉えて議論しているのか甚だ疑問ですね、はい。
正生雄大:
ありがとうございました。続いて立花孝志さん「withコロナ」、「afterコロナ」の政策を1分間で説明よろしくお願いします。
立花孝志:
はい、このコロナというのは病気なわけで、これによって亡くなる方の命と、経済を止める、いわゆる政治の力によって経済を止めたことによって亡くなる自殺される方の命は、全然その重さが違います。
病による死と、自殺による死。これは遺族の方の後悔、悲しみが全く違うということを私はここは強く言いたい。病気がある程度感染広がることについては、当然それを止めるべきではありますが、ゼロリスクはない。従って自殺者の数が増えないことを中心に私は都の運営をしていきたい。ここは強く思っています。
正生雄大:
ありがとうございます。では立花さんに質問がある候補者の方々、挙手をお願いします。小野さん、30秒でお願いします。
小野泰輔:
服部さんの時にもちょっと質問しようと思って、宇都宮さんにちょっと譲ったんですけども、コロナウイルスの死者がですね、今少ないということはもちろんそうなんですが、その裏には医療従事者のものすごい努力があるんですね。
医療体制のこの充実っていうのも非常に日本は大きかったと思っています。その辺に関してそのコロナがもちろん怖くないとか、いうことがあるのかもしれませんが、医療体制についてはそれに大きく寄与していると思いますが、どのようにお考えですか。
立花孝志:
はい、日本でコロナの蔓延が始まったのは今年の3月くらいから。いわゆるもう暖かくなってきたころからなんですよね。
やはり11月12月くらいからの第二波というのは、私は想像を絶する第二波がくると思っています。その時に医療崩壊をする可能性は十分にあると思います。この春先のコロナでしたから、医療従事者の方々の努力でこれだけの数に抑えられたという私は認識です。
ですから、これからやってくる第二波に関しては、しっかりとその都民の皆さん、国民の皆さんに、病気で亡くなる命はある程度仕方がないということを、これは責任を持って発信していくというのが、僕のコロナに対する信念です。
正生雄大:
ありがとうございます。では他の候補者の方でご質問、ご意見ご質問ありますでしょうか。挙手にてお示しいただければと思います。齊藤さん、30秒でお願いします。
齊藤健一郎:
すみません。ホリエモン新党仲間でちょっとこの質問するのもアレかもしれないんですけど、僕もあの自殺者率のこと、自殺のこと結構皆共通して、僕も太郎さんもやっぱり自殺のこと言われてるんですけど、当初にこんな質問ちょっと聞いたことないなと思って、その自殺どういうふうななんかすごい割くしなので、その方法を何かお聞きしたいです。
立花孝志:
自殺って僕も何度も考えました。心の病からくるんですね。ちょっと昔だと経済的なことが理由で自殺される方って大勢いらしたと思うんですが、今は生活保護とかネットとか色んな情報が出てて、経済苦で自殺される方って僕は非常に少なくなっていると思います。
で、お仕事っていうのはお金稼ぐよりも生きがいなんですよ。だからその生きがいを、仕事したいのに遊びたいのに、それを政治によって奪われる。そして、特に若者たちは元気なのに、コロナで亡くなる方ってどうしても高齢者、病気をお持ちの方で、それでもおじいちゃんおばあちゃんのために自分は我慢して心の病になって自殺していくっていう。
こういう悲劇は、僕は心を鬼にしてもね、コロナが大流行した場合には、そういう自殺を防ぐために、心の病にならない人を増やさないという政策をとりたいと思います。
正生雄大:
ありがとうございました。では続いて齊藤健一郎さんに「withコロナ」、「afterコロナ」の重要政策を伺えればと思います。1分でお願いします。
齊藤健一郎:
東京のあるべき姿ということなんですけれども、暗い話が続いたので、僕はちょっと前向きな話をちょっとお話させていただきたいなと思うんですけど。
今回のコロナでチャンスなことってめちゃくちゃあったと思うんです。リモートワークが進んだとか、実際できなかったところの企業がそれが実際にできるようになったとか、実際満員電車乗らなくてもいいんじゃないかとか、実際コロナによって生めるチャンスというのが、すごくあると思うので。
もちろんコロナ対策はしっかりと専門家の方々にやっぱり検証してもらう。政治家がやるよりも、まずは専門家と一緒にしっかり話すということが大事で、我々政治家がやるべきことっていうのは、やはりそれを活かしてどういうふうにチャンスを切り替えていくかっていうほうが、なんか我々が前を向いて先導して主導してやっていくという意味でいったら、すごくこの東京のためには重要なんじゃないかなと私は思っております。
正生雄大:
ありがとうございました。齊藤さんへの質問を募れればなと思います。質問がある方挙手でお願いしてもいいですか。大丈夫ですかね。そうですね、山本さん、30秒でお願いします。
山本太郎:
すみません。その明るさの源はなんですか?
齊藤健一郎:
太郎さん質問いただいてありがとうございます。非常に嬉しいです。源というか、体力はやっぱりあると思うんですけど、毎日、ホリエモンと堀江と一緒に楽しい人生を過ごしています。すごく毎日楽しいんです。ゴルフをしたりアクティビティをしたり。
要するにホリエモンが、やっぱり自分が実践してるんですね、楽しい人生を過ごすために。やっぱり僕はアクティビティ担当として、そういうふうな一日を過ごさせてもらっているので、ストレスフリーなそんな状態で、この人生を生かしていただいているので、だから多分こういうところでもビビらないし、すごいこう楽しくできるし、なんか重い空気じゃないんです。
僕の空気の中で、すごい楽しい人生を歩む中で、だからこそもっともっと皆が前向きになれるような。これを伝染していけるような優しさの連鎖、そういうものを起こせるような社会に、僕に近づいて欲しい。ホリエモンに近づいて欲しい。そんな気持ちで過ごしているから多分めちゃめちゃ元気なんだと思います。はい以上です。
正生雄大:
ありがとうございます。他に質問、ご意見等ありますでしょうか。服部さん、30秒でお願いします。
服部修:
はい、えっとですね、国内パスポートという言葉聞いたことないですかね? 要は東京都民は外へ出るなと、県境をまたがった移動をするな、県と県の間をまたぐ時はパスポートを使ったらいいんじゃないか、みたいな話が国会でもちょっと言われたことがあったんですけど、そういう人の移動についてはどういうふうに捉えられていますか。
齊藤健一郎:
ホリエモン新党同士で真面目なやり合いなんですね。やっぱりこれも含めて、吉村さんがわりと早い段階で、兵庫県からの移動を大阪に入るなというふうに決断を下されてましたが、それはやっぱり専門家も含めてきっちり検証しないといけない。
今からずっと検証し続けていかなければいけないと思うんですね。本当にそれが危険なことなのか。はたまたそして学校に行くことって危険なのか、会社に行くことって危険なのか。それこそ服部さんがやってらっしゃるミュージック、ライブ会場に行くこと危険なのか。
本当にこれらをその都度データを取っていって検証して、やっぱり本当、専門家のプロの方々と話し合って、そして政治家が考えて、そして民意がどうなのか。大衆の方々がそれに対して本当にそれに対してそのリスクを背負ってでもそれをやりたいのかどうか。そういのは声を集めてしっかり聞いていかないといけないと思っています。ありがとうございます。
正生雄大:
ありがとうございました。続いて山本太郎さん「withコロナ」、「afterコロナ」の重要政策を1分間でよろしくお願いします。
山本太郎:
ありがとうございます。まずこの2月から6月までに、皆さんが受けたコロナによる経済的損失、これをまず回復させる、これをまず補填していくということをしていかないと、恐らく第二波がきた後に持ちません。当然ですね。
もう一度同じようなことが繰り返されれば、当然これ多くの方が淘汰されます。人生ゲームオーバーになってしまう方も多くなるかもしれない。そのためには国がやらないなら、東京都としてやっていくしかない。そういう思いです。総額で15兆円と言っているのはそういう意味です。一度に調達するわけじゃない。回数わけたらいい。そういう思いです。
で、この第二波に向かう、第二波がくる前までにやらなければいけないことは何か。これは経済か命かと分けられないです。両輪でいかなければならない。両立させるために必要なことは何かというと、当然検査数を増やしていくっていうこと。1日あたり20万くらいを最大能力として増やしていく必要がある。今の1800、一日あたりくらいでは到底じゃないけど間に合いません。無症状の人をしっかりと補足していけるように。お互いにみんなで気をつけていけるように。
正生雄大:
ありがとうございました。では、山本太郎さんに質問、ご意見のある方いらっしゃいますでしょうか。宇都宮さん、30秒でお願いします。
宇都宮健児:
先程もちょっと説明したんですけど、15兆と言うのは地方債は目的が決まっていて、建設債しかダメだということではないかと思います。一般的なコロナ対策では地方債は無理なんじゃないかと思うんですけど、どのようにお考えでしょうか。
山本太郎:
ありがとうございます。さっきフライングしたやつですね、ありがとうございます。おっしゃる通り、おっしゃっているハード事業にしか使えないというのは、地財法の5条の1項5号の話だと思いますが、おっしゃる通りです。
でも一方で、その4号という部分で災害のソフトにも使えると。国がこれ災害指定しなければダメなんですけど、ここしないんだったら東京都としてやるしかないですよ。国に許可を求めないと、地方債が発行できないって状況じゃないです東京は。
だったら東京オリジナルとしてこれは資金を調達し、東京都としてこれは災害に指定するという形でやっていかないと。国が言ったことに対して、ああそうですかという話で終わってしまうなら、都知事ってポジションいりませんよね? 都民の生活のためにとことんやらなきゃ東京沈むことになるんですよこれ。東京が沈めば当然全国も沈む、当たり前の話です。喧嘩しますよ本気で、戦いますよ、これは。
先程言われた話にちょっと違う部分があったんですね、要は国会の議論の中で、要は国は災害指定できないと、コロナはって、というお話があったと思うんですけど、あとで法制局に確かめてます。
正生雄大:
ありがとうございます。その他の方でご意見、質問等ございます。それでは小野さん、30秒でお願いします。
小野泰輔:
山本さん10万円配ってですね、それで都民の生活をなんとか繕う。その心意気は私も理解するんですが、私がやっぱり理解できないというのは、要するにその東京の法人税でなりたっているんですけど、そこの結局財源はですね、でも働いてるのは東京都民、神奈川、埼玉、千葉県民いるわけですよ。
だからやっぱりこういう救済っていうのは都知事じゃなくて全体を見る必要がある。そこは机並べてて東京都民だけって言うのは、私はそれはやっぱり都知事としても、それをやっていいのかなと思いますけど、そこはどうでしょうか。
山本太郎:
当然基本は東京都民っていうことになると思いますよ。だって東京都の都知事なんだから。でもこれは東京だけができるからと言って全国は別にいいって話ではないです。
これ私日銀に対して地方債を買い取れということも突き上げていこうと思っています。これは東京にとってはあまり必要ないかもしれません。
これ逆にいったら地方債、それ以外の自治体がこれを発行する時に、結局は日銀っていうのは子会社なんですね、国の。日銀に対して利益が入ってきたら、これ諸経費さっぴいいたら全部国庫に戻るんですよ。このシステムを使いながら地方債、これ発行してもらって、それを日銀が買い取り、そしてそこに色々返済をしていきますが、これがまた国庫に戻るんだから、これを交付金としてその他の地方にも配っていけばいい話なんですよ、国が。循環させるってことが必要、その入口として東京都が先頭に立つ必要がある、私はそう思っております。
東京都のトップは東京のためだけじゃなくて、全国と連帯していながらそれをやらなければいけない。今どこも困ってますよ。国金出さないんだから。それに対して国と正面切って喧嘩して欲しかった。本当はね。
正生雄大:
ありがとうございました。それでは小池百合子さん「withコロナ」「afterコロナ」の重要政策について1分で説明をお願いします。
小池百合子:
はい。withコロナの新しいステージに入っているということを申し上げて参りました。
そしてAfterコロナのために、やはりワクチン、治療薬が開発されなければなりません。その間どうするかということですけれども、まずやはりコロナ対策で重視すべきは医療崩壊の阻止であります。
第一波の時も、例えば宿泊療養と自宅療養と両方ありまして、宿泊療養で2800室確保したこともバッファになって、なんとか医療崩壊を凌いだ。また医療従事者皆様方の大変な努力に感謝いたしたいと思います。
第二波に対しては検査体制の充実、医療機関の連携、病床そしてECMO【※】などの購入これらを徹底して参りたいと思います。かつての状況とはかなり違ってきているということです。
※ECMO
Extracorporeal membrane oxygenation.エクモ。体外式膜型人工肺。重症呼吸不全患者または重症心不全患者に対して行われる生命維持法。
正生雄大:
ありがとうございました。小池さんへの質問ございますか。そうですね、質問の数が少ないので立花さんから30秒でお願いします。
立花孝志:
はい。もちろん、医療崩壊させないというのが一番の目的なんですよ。ところが、世界の情勢、アメリカなどを見ていたら、医療崩壊をする可能性って極めて高いわけです。だから医療崩壊をさせないじゃなくて、医療崩壊した時に小池都知事、どうされますか?
小池百合子:
医療崩壊をさせないということについて、これまでの知見を活かしながら準備をしているということであります。レベルを分けまして、レベル1については病床1000床確保、そしてレベルに応じまして最大4000床まで確保ということで目処をつけております。
さらにはこれからの流れといたしまして、例えば日本財団のご協力を得まして既に病床の確保で新しい施設もお作りいただいております。
また、様々な専門的な施設の確保など検討を進めているところであります。ここは医療従事者の皆様方、そしてまた保健所などと連携しまして医療崩壊は絶対に起こさないとその対策を日々努めているわけでございます。ご心配のないように進めて参ります。
正生雄大:
ありがとうございました。その他の方、質問、皆さん質問したいところで恐縮なんですけども、齋藤さんが早かったということでお願いしてもよろしいでしょうか。
齊藤健一郎:
すみません、あつかましく勝ち取りました! ありがとうございます。
聞きたいんですけれども小池さん。様々な対策とられてると思うんですけど、今回選挙です。もし負けるようなことがあれば、小池さん道半ばになると思います。その時に、都知事に新しくなられた方の副知事として、継続して問題解決する意思はございますか?
小池百合子:
そのことは全く想定しておりません。
■他の候補者との違いは何か?
正生雄大:
ありがとうございました。お互いに意見、質問等していただくことで、候補者同士で他の候補者がどう見えているのか、政策がどう違うのか知ることができたと思います。
それでは最後の設問になるんですけども、今回の討論会を行うにあたって、事前に視聴者の皆様から質問を募集しております。
その中から3問厳選しましたので、どの質問を候補者に聞きたいっていうのを只今より視聴者アンケートをとりたいと思います。では質問はこちらでございます。
1、「政策を実現するための財源は何か?」
2、「首都直下型地震への対策は何か?」
3、「他の候補者との違いは何か?」
結構ジャンルが違う質問かなと思います。財源の話、直下型地震の話、候補者の違いは何かということで、結構今日議論になった話もありますね。
例えば、財源については債権の発行が可能なのかみたいなところに対するスタンスの違いであったりとか、あるいは新型コロナウイルスの影響で税収が減ってしまうのではないかという議論。そこの心配とかも関わってくるかなと思います。
首都直下型地震に関しては結構もうそのままかなと思います。いつかくるかくるかと言われている中で、どういうふうに災害のインフラを整えていくのか、どういうふうに都市の計画を作っていくのかというところ。大事な話になってくるかなと思います。
3つ目、他の候補者との違いは何か。この中では一番抽象的な質問になるのかなと思うんですけども結構政策が似てきている中で、自分だったらこれができるよとか、あるいは他の候補者にはない自分の一番のポイントはなんだろうと。そういったことをこの質問が選ばれた場合にはぜひぜひお話いただければと思うんですけども。
結果が出ました。「他の候補者との違いは何か?」というところですね。これが最も票数が多いところで41.7%の回答をいただいております。こちらを聞ければと思います。
それではまた一つずらしまして、小野泰輔さんから他の候補者との違いで特に何が違うかっていうところを1分でお願いします。
小野泰輔:
私が他の皆様と違うところはもう実務経験です。熊本の副知事として8年間、そして熊本県政も12年間やってきました。その中で熊本地震の2度の震度7が起こった。この地震にも対応して、今、復旧復興も道筋がだいぶついて来ています。
そしてくまモン。皆さんもご存知だと思いますが、このキャラクターの著作権をフリーにして、県内企業に今まで累計で8100億円の売上をあげるような大きなキャラクターに育てあげた。そして海外戦略も展開したということで、元々民間にもいましたので、民間の発想、知恵も働かせてそして東京をですね大きく成長させていく。
そして今の苦難も色んな工夫をして乗り越えていける。そういうような知恵と経験があります。そして若さがあるというふうに思っています。
正生雄大:
ありがとうございました。服部さん、1分でお願いします。
服部修:
はい、今回、コロナ騒ぎに乗じてこの国を世界をあらぬ方向へ引っ張ろうとしている他の候補者との違いは、まず僕はイルミナティをぶっ壊す! はい、イルミナティぶっ壊しまーす。
それと内閣府が発表していますね、ムーンショット計画【※】をぶっ壊しまーす! ムーンショット計画ぶっ壊しますよー! はい次、SDGsですね、SDGsをぶっ壊す! SDGsぶっ壊しますよー!
今回、このコロナ騒ぎに乗じて一体この世界を、国民を、どこに導こうとしているのか。インターネットの諸君! 君たちならわかるな! これが答えだ! あと、何壊そうかな、全人類マイクロチップ計画をぶっ壊す! コロナワクチンをぶっ壊す! コロナ自粛をぶっ壊す!
※ムーンショット計画
日本発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発を、総合科学技術・イノベーション会議の下、関係省庁が一体となって推進するべく平成30年度に創設された制度。
正生雄大:
ありがとうございました。立花孝志さん、お願いします。
立花孝志:
他の候補者との違い。私はNHK職員を20年近く、そしてその後、心の病を患い、パチプロとして7年間、そして国会議員になりました。
能力が違います。全くもって他の候補者とのポテンシャルが違います。私は織田信長のような能力があると思っています。正義感、責任感、使命感があります。リーダーシップをとる能力があります。そして人から嫌われることについて恐れません。有事の時の政治家というのは、こういうものです。
私以外の候補者がまだ政治をできる時代ですが、まもなく世の中が私を必要とする時がくる可能性が非常に高いです。その時は私は人に嫌われてでもリーダーシップを発揮します。以上です。
正生雄大:
ありがとうございました。齋藤健一郎さん、1分でよろしくお願いします。
齊藤健一郎:
これ、僕が一番説明いらなかったところだと思うんですけれども、とりあえず元気ですね。
そして僕、なによりもここに並ばれている方々よりも、やはり一番一般市民目線に近くて、今の現状の政治というものに一切の忖度をしなくてもいいと思います。現職の方であるとかっていうのはやはり色んなものを抱えたりとかすごく大変だと思うんですけども、素人だからこそできる。真っ白だからこそできるということもやはりすごくあるんじゃないかな。
僕はもう普段からホリエモン自体にも堀江さん自体にも忖度せずに、マネージャーという立場でもうずっと車の中も一緒だし、ゴルフも一緒だし、だけれどもそこでも忖度せずに言いたいことを言いますし、やりたいことをやる。
しっかりできるんですけれども、やっぱりなんせ元気に明るくやっていくってところが、やっぱり誰よりも違う。やっぱりこの場を少しでも明るく元気にできるっていうのが僕と他の方との違いかなと思っております。
正生雄大:
ありがとうございました。山本太郎さん、1分でよろしくお願いします。
山本太郎:
ありがとうございます。
他の候補者の方との違いは何かってことなんですけど、やはり財源が一番違うと思います。国からもらえるお金とかそういうことに頼ってちゃもうやっていけないですね。今この大胆に2月から6月までの損失を補填するということをしなきゃ第二波に備えられない。その後悲惨なことになっちゃいます。
それだけじゃなく他の方々と何が違うか。やはり100年に1度の危機というふうに安倍総理もおっしゃってましたけど、そのように捉えられているかということですね。本来ならばやらなければならなかったのが災害指定。自然災害と同じようにこのコロナを指定させること。国がやらないんだったら、東京都としてそれをオリジナルとしてやらせていただく。これは東京都として災害指定をする。コロナに。
これホントは小池さんが国に対して強烈に毎日テレビ出る間に、言ってくだされば世の中動いたかもしれないんですけどもそうはならなかった。第二波に向けてこれを確かなものにしていかないと多くの方々が傷つきます。だから私が先頭に立ってやりたいと思っています。
正生雄大:
ありがとうございました。小池百合子さん、1分でお願いたします。
小池百合子:
はい。ありがとうございます。まず他の候補者との違いは何かというご質問でございますが、長年の行政の経験がございます。
現在、都庁の知事として都政の知事として17万人の職員のリーダーでございます。かつて防衛大臣として26万人の職員がおりましたけれども、そのトップに立って。またさらには環境省でこれまで世界を動かすそのような先頭に立って参りました。
そして都政の継続。このことが最大のポイントになるかと思います。先程ご質問があって、副知事になる想定はあるかということですが、私はこの戦いに勝つつもりで立候補いたしておりますので、想定にはないということでございます。
あとプラスすれば国際性でございます。世界の中の東京、首都東京。しっかりとしていきたいと思います。
正生雄大:
ありがとうございました。では、宇都宮健児さん、1分でお願いします。
宇都宮健児:
まずあのコロナ対策では、あの検査体制を抜本的に強化すということと同時に、小池都政とちょっと違うのは、この間保健所が相当数が少なくなって人員が削減されてきているんですね。感染症対策の拠点として保健所を充実強化する必要があると思っております。
都立病院と公社病院についても独立行政法人化するってことは実質的に民営化の方向だと思っております。
今7割くらいの感染者を受け入れているのが都立公社病院ですので、ここを抜本的に強化する。それをやらないと第二波に備えられないと思っております。
それから私自身は弁護士として、社会的経済的、困難を抱える人への支援を行って参りましたので、今まさにコロナ災害の中でそういう方が増えている。そのコロナ災害で傷ついている人の支援に取り組みたいと思っております。
■最後に各候補者からのアピール
正生雄大:
ありがとうございました。私たちから用意させていただいた質問はこちらで以上になります。
最後に皆様が付け足したかったこと、設問にならなかったことで、お話したかったことを伺う時間、これを最後の設問としてお話いただきます。時間はお一人2分で最後の説明、最後のアピールをお願いしたいと思います。
ではまた一個ずらしまして、服部修さんから2分でアピールを最後の時間をよろしくお願いいたします。
服部修:
はい、先程申しましたけれども、イルミナティをぶっ壊す、SDGsをぶっ壊すとかですね、色々ぶっ壊さなきゃいけないものは山ほどあるんですけども、もちろんNHKもぶっ壊さなければなりません。
それで、そういう毎日毎日コロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナ言われて、感染感染感染感染感染感染感染感染言われてもう頭いっぱいなんです。マスクマスクマスクで、マスクをしなければテナントに入れないとか、そう言ったもう差別が始まっております。
そして、COCOA【※】というアプリが開発されてそれぞれの携帯にインストールされます。そしてあとから家に帰って今日接触した方がコロナ感染者だよと差別アプリがもう起動しようとしてますね。
もうここにいる人達皆分かっているはずなんですけど、皆黙っているから、インターネットの良い子の皆さん騙されちゃ駄目ですよ。
そういうわけで、本当にあらぬ方向に引っ張られております。あらぬ方向に引っ張られております。嘘の、先程立花党首もおっしゃっておりましたけれど、嘘ばっかり。
環境問題も嘘ばっかりです。石油がなくなるなんて話僕ガキの頃聞きましたが、石油は今でもじゃぶじゃぶじゃぶじゃぶありますね。はい、学校でもう嘘ばっかり教えてこられました。僕らの頃酸性雨なんていうデタラメ話もありましたし、デタラメです。本当に地球が温暖化している、嘘です。そういう非科学的なことを、本気で信じて行政が突き進んでは、SDGsのようなゴールは死を選ぶ権利と訳のわからない方向にひきずられております。
こんなものがまことしやかに水面下でどんどんどんどん進んでいると。それを行政がやっている、それを止めるには国の力ではまず無理です。東京都が変われば日本が変わる。そういうわけで、インターネットをご覧の皆さん、こういう人いますからね。
※COCOA
COVID-19 Contact-Confirming Application.新型コロナウイルス接触確認アプリ。
正生雄大:
ありがとうございました。では立花孝志さん、2分でお願いいたします。
立花孝志:
はい。今日はありがとうございました。
先程、私は小池都知事に医療崩壊をしたらどうされますか、という質問をさせていただきましたが、都知事からは残念ながら医療崩壊をさせないようにするという具体的なお話しかいただけませんでした。これがこの国の今の政治家の姿勢です。
質問に対して明確な回答をせずはぐらかす。国会でも都議会でもそうです。コロナというのはアメリカを見てればわかる通り、そんな医療崩壊をしないという前提で考えてはいけないものです。
これから冬がやってきて、そういう医療崩壊をする可能性が十分あるんだから、選挙の前に医療崩壊をした場合にはどういう政策を採るのかについて明確にする必要性があると私は考えます。
そこで私は冒頭申し上げた通り、やはりコロナの感染によって医療崩壊をされて人工呼吸器を付けれない人が出てきたとしても、私は経済を止めません。コロナで亡くなる方については、これはもう寿命であるということを、これはもう嫌われてでもやります。しっかりと国民の、都民の仕事をする権利、自殺をしない東京都。これを私は今の段階でお誓いをさせていただきます。
今回直ちに私が都知事に選ばれることはまずないでしょうが、次の東京都知事選挙は半年後かもわかりません、来年の春かもしれません。私はその時にその準備、コロナの対策ができる準備をこれから始めて参りたいと考えております。以上です。
正生雄大:
続いて、齊藤健一郎さん、2分でお願いします。
齊藤健一郎:
はい、この場にきて、あの本気で都知事やってみたいなと、この場で思いました。こんな方々、素晴らしい方々と僕、選挙戦10日間戦ってきましたけど、一番都知事になりたいと今思いました。そしてあの皆と一緒にやりたいです。
あの小池さん先程答えていただきました。負ける気ありません、そして私は経験が違いますと。僕にその経験ちょっと力貸して欲しいです。太郎さんの言われていることも素晴らしい、宇都宮さん言われていることも小野さん言われていること皆さん言われていることすごいんです。だからこんな元気で明るくて若い僕が先導に立って僕に力を貸して欲しい。なんかそんな夢のある都政でもできたら、なんかちょっと変わるんじゃないかなっていうふうな最後の思いがあります。
そして、何より私、こんな元気なので堀江貴文と一緒にいてすごく遊びの時間が必要だ、これから余暇の時間が必要だ、僕、今回都知事になることはできません。でも国政にいきたいんです。で、国政にいって、もっと遊びを広めるような大臣、そんな大臣を目指してなんかちょっとやっていきたいなと思うので、その時はすごいいいきっかけをいただいたので、ここの皆さんの力を借りて一緒にやっていく。
そして東京にはまだまだ面白い場所もたくさんあります。奥多摩の地域であったりとか、東京の資産ってすごいあると思うんです。その資産を活かして皆様と一緒にやっていく、一人では多分できないんです、東京都知事と言えども、もちろん総理大臣もそうです。
だから皆様の知恵を借りて、チームワークとしていがみ合い喧嘩するんじゃなくて、政治って結構仲良くやってるよね、そんな姿をちょっと見せれてチームワークいいよね、っていう日本で東京を少しでも先導してやっていけるようなそんなリーダーにちょっとなりたいなと思いましたので、ちょっと4年後のチャンスがあるならば、もう1回出てもいいかなと思っています。ということでいってらっしゃい。以上です。
正生雄大:
山本太郎さん、2分でお願いします。
山本太郎:
はい、ありがとうございます。
第二波がくると言われてます。まずこの時にやらなきゃいけないことは何か。第一波で傷つくというそういう方々の手当が必要、私はそう言いました。
それだけじゃなく先程も言いました。国に災害指定をさせる、これ非常に重要なんです。どうしてか。家失ったっていうかたでも、収入が減って家賃が払えませんという人でも、国がこれ災害救助法の4条を転用すればみなし仮説住宅という形で国が家賃を持つことにもなるんですよ、家を確保することになるんですよ。
で、会社が傾きそうだ従業員首切る、そういう時にもこれ雇用保険法の特例というようなものが使われて、みなしで失業しているという形、要は会社とは契約関係、雇用関係にあるけども、そのような給付を受けられることができる。言えばどの会社も潰さない誰も失業させない、そして誰も飢えさせないということをやらなきゃいけないということが国の仕事。
でも国がそれをやらない。だからどうしたらいいか、都がやるしかないんですよ。どうして都がやらなかったんですか、小池さん。おかしいでしょだって。
国に対して激しく求めました? この災害対策基本法の2条の中にこれ含まれる余地あるって十分ありますよ。異常な自然現象にあたるじゃないですかコロナウイルス。どうして都民の生活守ろうとしなかったんですか。国と本気で対峙したくなかったからじゃないですか。
考えてみてくださいよ、だって。それで都民の未来守れるんですかってことですよ。第二波もくるんですよ。人々がどんなことがあっても、住まいを失わず仕事を失わず収入を失わないという国からの約束を取り付ける。
これ東京都のトップの当たり前の仕事ですよ。なぜそれをやらなかったかということにすごく憤りを感じています。
色んな街で出会った、今日行き場をなくしたという大勢の人たち、そういう人たちの声を聞いてきた。だから私、立候補しているんですよ。小池さんテレビの討論とかぜひ皆でやりましょうよ。やっぱり議論深めるべきですよ。
やっぱりこれから何をしていくかということに対して皆さんにちゃんとお示しする必要があると思います。ありがとうございました。
正生雄大:
では小池百合子さん、2分でお願いいたします。
小池百合子:
私は喫緊の課題としてコロナ対策に真剣に取り組んで参りたいと思います。今日も5月4日以降最大の数値が出ました。陽性者60名という数字でございます。これは6月の21日から、大体1週間、増加している傾向が続いております。
で、特にいわゆる夜の街関連がおよそ4割、そして20代30代が7割を占めているということであります。逆に言えば、若い方から、その高齢者、基礎疾患を持った方に伝染る場合の危険ということでございますけれども、積極的な疫学的調査として検査を受けられている方が多いということは一つ軽症で済む可能性はあるということでございます。
そしてこの病床ですけども、先程も申し上げましたように現在のレベルでも1000床を確保しております。現在入院している方が200名ということで、重症者数は100床用意しておりますが20名を切っているということであります。
調査中の中にもあり、まさに調査しているんだけれども、わかっている方々も含まれている、確認がとれないということだけでございますけれども。いずれにしましてもやはり、コロナ対策をしっかりやる。そして都民の命を守り稼ぐ東京実現をしていく。そして人が輝く東京を確保していく、確立していく。
更には、都民ファーストとしての視点での行財政改革、構造改革を行って、そして都民の皆様方の幸福感を更に高めていくように努めて参りたいと思います。
都政の継続、小池百合子、これからも頑張って参りたいと存じます。よろしくお願いいたします。
正生雄大:
宇都宮健児さん、2分でお願いします。
宇都宮健児:
はい、今日感染者は60人ということです。東京アラート解除の後の方が感染者がどんどん増えてます。だから東京アラートの解除の基準が何だったのか、もう1回検証すべきだと思っております。そして都の感染者対策、果たして良かったのかどうか問われるべきじゃないかと思っております。
それからその間のコロナ災害による休業要請に関して、都の方は休業要請に応えた事業者に対する協力金を支給してますけど、これは東京都内の全事業者の3分の1にすぎないわけですね。ライブハウスの経営者とかそういうところには協力金は支給されておりません。さらに個人の非正規労働者や、フリーランス。こういう職を失った人にも支給はされておりません。
もちろんこれは国がやるべきことですけど、東京都も積極的に仕事を失ったり住まいを失ったり営業継続が困難になった人に対してしっかり補償をやるべきだと思っております。その補償の基金としては、先程お話しましたけど、他の特定目的基金を条例を変えてコロナ対策基金にする1兆円。それから大規模な道路建設等を見直して財源に充てる1兆円。それから公共施設の立て替えのための地方債を利用して1兆円。それの支出に充てた分をコロナ対策に充てて3兆円位の基金を作って対策を取りたいと思っております。
もちろんコロナ対策のためにはPCR検査体制のための抜本的な強化、保健所の充実強化、都立公社病院の独立行政法人化が重要だと思っております。
正生雄大:
ありがとうございました。小野泰輔さん、2分でお願いいたします。
小野泰輔:
はい、私がたった一人でこの都知事選挙に臨んだのは、それは小池さんの都政がこのままでいいのかという問題意識です。
例えば公約が7つのゼロも一つしか達成していない。そして、 都の計画、25%くらいの達成率。いうことで私も行政の現場としてやっていた、その中からすれば非常に都民の期待にまだ応えられていないというふうに思うんですね。
そしてそれをやっている都庁の職員さんとの信頼関係が本当に大事だというふうに思っております。都政新報の今年1月のアンケートで小池さんの実績評価、一期目の評価をしている人が46%。半分を切っている。そして再選出馬することに賛成する人が21%、反対の人が42%。こういうような状態で本当に二期目が、ちゃんと職員さんが信頼をしていい仕事ができるのか。
私は自分自身も職員さんとの信頼関係を一番大事にして、もちろん県民とも向き合って、知事と一緒に熊本県副知事をやってきました。ですけども、都民のためにいい仕事をするためには職員さんの絶対的な信頼がトップに対して必要なんです。そのことをどういうふうに小池さんが考えているのか本当は質問したかったですが、今日は齊藤さんに遮られてしまって質問できなかったんですが、ただこのことは本当に重要なんです。
ですから、小池さんももちろんキャリアのある政治家でいらっしゃいますが、職員さんとどのように信頼関係を結んで、そしてやっていくのか。そして私はそれを都民の皆さん、そして職員の皆さんとしっかりと一対一で向き合いながら仕事をしていきたい。それを今まで通りしっかりやっていきたいというふうに思ってます。その信念を元にこれからも戦っていきたいと思います。
正生雄大:
皆様ありがとうございました。以上を持ちまして全ての質問を終了させていただきます。
視聴者の皆様、今回の討論会が投票先を選ぶ一助、もしくは何かその投票先を選ぶ上でも根拠を持つ一助になりましたでしょうか。
もちろん目先の投票もそうなんですけども、他の候補者の方、あるいは他の選挙活動とかを含めて都知事になる方が何を語ったのか。これをしっかりとこの4年間留めておくということも東京都のより良い民主主義について一歩進めることになるんじゃないかなと思っております。
この立候補者の方が東京都をどう思うかはもちろんなんですけども、私たちも一人の当事者として、東京をどう作っていくのかどういうふうに意思をするのかということを考える会をやりますので、良かったらスクリーンショットを撮っていただいてQRコードから詳細等をご覧いただければ嬉しいなと思います。
以上で進行を司会の方にお戻しいたします。
珍田汐花:
ありがとうございます。本日は2020年度東京都知事選挙ネット討論会をご視聴いただきましてありがとうございました。候補者の皆様も選挙戦のお忙しい中ありがとうございました。
今回の討論会にあたり候補者の皆様には事前に質問票をお送りし、視聴者の皆様が政策を比較できるように一覧にしております。番組説明文にリンクがありますのでぜひご覧ください。
■候補者の政策一覧
https://tokyo-jc.or.jp/wp-content/uploads/seisaku_hikaku.pdf
また、閉会後に今回のネット討論会のアンケート【※】のQRコードを画面内に表示いたします。今後討論会をどのように行っていくかなど私たちの活動の参考にさせてください。番組説明文にもリンクがありますのでぜひお答えいただきますようお願いいたします。
※ネット討論会のアンケートは既に終了
東京都知事選挙は7月5日日曜日投開票です。このネット討論会を皆様が投票する際の参考にしていただければ幸いです。それではこれを持ちまして2020年東京都知事選挙ネット討論会を終了いたします。
珍田汐花・正生雄大:
ありがとうございました。
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