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[能登半島地震関連]新潟市、全壊・半壊の住宅を全額公費で解体・撤去 被災者の自己負担ゼロ、2月中にも申請受付開始へ

新潟日報 / 2024年2月2日 10時40分

新潟市役所

 新潟市は能登半島地震で被災した住宅などの建物について、全額公費で解体、または撤去する制度を実施する。国の施策の一環で、国の補助金を活用する。申請方法や申請期間といった制度設計を急ぎ、2月中にも受け付けを始めたい考えだ。

 対象は罹災(りさい)証明書で半壊以上と認定された建物。個人の住宅だけでなく、マンションやアパート、中小企業が所有する事務所や店舗、農作業小屋も含まれる。

 被災した建物が原則だが、解体作業の支障になる場合は車庫や門、塀、立木なども含むことができる。一方、建物の一部の解体や、車庫などだけでは対象にならない。

 建物の所有者からの申請を受け、新潟市が現地を調査し、施工業者と契約して工事完了後に費用を支払う。被災者の自己負担はゼロとなる。所有者は現地調査と工事完了後の確認に立ち会う。家財の運び出しや、転居先の用意は各自が行う。

 既に自費解体した場合の償還制度も設ける方針。支援額の決め方などは検討中。罹災証明書のほか、契約書や解体前後の写真などが必要となる見通しだ。

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