還付金詐欺事件で利用か 自分のキャッシュカード渡し暗証番号を伝えた疑い、新潟市西区の20代男を逮捕

　金融機関のキャッシュカードを不正に譲り渡し預貯金口座の情報を提供したとして、新潟西署は5月27日、犯罪収益移転防止法違反の疑いで、新潟市西区新通の自営業の男（28）を逮捕した。

　逮捕容疑は2023年7月、何者かに自分名義のキャッシュカード1枚を譲り渡し暗証番号を伝え、預貯金の払い出しなどに必要な情報を提供した疑い。

　新潟西署によると、口座は23年7月、栃木県であった還付金詐欺事件の振込先に使われたとみられる。男は「間違いありません」と容疑を認めている。