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新潟県長岡市の工場敷地内、土壌から基準値超える鉛など検出 製造工程でいずれも不使用、原因不明

新潟日報 / 2024年7月31日 7時40分

 新潟県長岡市は7月30日、長岡市城岡1の機械製造「DMG MORI Precision Boring」の工場敷地内の土壌から、基準値を上回る鉛、ヒ素、フッ素が検出されたと発表した。DMG社は、製造工程で汚染物質をいずれも使用しておらず、原因は不明。健康被害は報告されていない。

 長岡市環境政策課によると、DMG社の自主調査で判明した。鉛は土壌溶出量で1リットル当たり0.098ミリグラム(基準値は0.01ミリグラム)、土壌含有量で1キログラム当たり330ミリグラム(基準値は150ミリグラム)が検出された。ヒ素やフッ素も基準値を超える汚染が確認された。

 長岡市は現場周辺の地下水の調査を実施。住民に対し、井戸水を飲まないよう注意を呼びかけている。

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