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実在する通信事業者名でショートメール、電話すると「サイトの未払い料金がある」 新潟県長岡市の60代男性が10万円の特殊詐欺被害

新潟日報 / 2024年8月10日 7時10分

 架空のインターネットサイト利用料の名目で現金10万円をだまし取られたとして、新潟県長岡市の60代男性が8月9日までに小千谷署に被害を届け出た。署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 小千谷署によると、男性の携帯電話に8月7日、実在する通信事業者名で、ショートメールが届いた。男性がメールに記載された番号に電話すると、通信事業者の職員を名乗る男から「サイトの未払い料金がある。10万円を振り込んでください」などと言われた。その後、別の男から電話があり、指示に従って小千谷市内の金融機関のATMで現金10万円を振り込んだ。

 8日にも総務省職員を名乗る男から、別の振り込みを指示する電話があった。不審に思った男性が警察に相談し、被害に気付いた。

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