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[衆議院選挙2024]“裏金議員”に世論厳しく 46人中、丸川珠代氏や下村博文氏ら28人落選

新潟日報 / 2024年10月28日 13時10分

 10月27日投開票の衆院選で、自民党派閥裏金事件に関係した前議員ら46人は世論の逆風を受けて厳しい戦いを強いられ、28人が落選した。非公認で無所属出馬となった下村博文氏(東京11区)や高木毅氏(福井2区)らが相次いで落選。公認を得られても比例代表との重複立候補は認められず、小選挙区で 敗北した丸川珠代氏(東京7区)、高鳥修一氏(新潟5区)らの落選も決まった。

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 非公認となった10人のうち、高木氏と共に旧安倍派の有力者「5人組」と呼ばれた萩生田光一氏(東京24区)と西村康稔氏(兵庫9区)、旧二階派の平沢勝栄氏(東京17区)は当選した。この他、非公認となった上杉謙太郎氏(福島3区)、中根一幸氏(埼玉6区)、三ツ林裕巳氏(埼玉13区)、小田原潔氏(東京21区)、細田健一氏(新潟2区)の5人は落選した。

 5人組の一人、世耕弘成氏(和歌山2区)は離党勧告処分を科されて離党後、参院からくら替えして無所属で立候補。裏金事件を受け不出馬を決めた二階俊博元幹事長の三男で自民公認の伸康氏を破った。

 公認されたのは34人。閣僚経験者の西村明宏氏(宮城3区)、鈴木淳司氏(愛知7区)、旧二階派の武田良太氏(福岡11区)らは落選した。5人組の一人である松野博一氏(千葉3区)や、福田達夫氏(群馬4区)、柴山昌彦氏(埼玉8区)、稲田朋美氏(福井1区)、宮下一郎氏(長野5区)らは当選した。

 女性問題を報じられて離党、議員辞職後に無所属出馬した宮沢博行氏(静岡3区)も落選した。

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