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【名人戦】第2局再開 藤井聡太名人と豊島将之九段、形勢はほぼ互角 決着は夜になる見込み

日刊スポーツ / 2024年4月24日 9時32分

初防衛に向けて連勝を狙う藤井聡太名人(日本将棋連盟提供)

藤井聡太名人(竜王・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋王=21)が挑戦者の豊島将之九段(33)に先勝した、将棋の第82期名人戦7番勝負第2局(千葉県成田市「成田山新勝寺」)は24日午前9時から再開された。23日午前9時からの2日制で始まった対局は、午後6時30分に先手の豊島が39手目を封じて初日を終えた。

相掛かりの出だしから前例のない形に誘導して「ひねり飛車」をにおわせた豊島に、藤井がついていく形となった。序盤からお互いに腰を据え、じっくりと時間を使うスローペース。形勢はほぼ互角の駒組みの段階で、2日目を迎えた。これから中盤にさしかかり、どこかのタイミングで戦いが始まると、激しい攻防が展開されそうだ。

持ち時間各9時間のうち、初日の消費は豊島が4時間29分、藤井3時間39分。24日午前9時に再開される2日目は、豊島が4時間31分、藤井が5時間21分の持ち時間で戦う。

初日同様に正午から午後1時までは昼食休憩。午前10時と午後3時におやつが出される。午後5時からは30分の夕食休憩が設けられている。決着は24日夜の見込み。

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